ペットボトルを使って、カミキリムシ対策をしました
九州地方の豪雨、被災されている方々に、お見舞い申し上げます。
関東でも、今日、7月15日は、箱根や大山の方面は黒い雲に覆われていました。
他方、相模湾の湾岸は、太陽の薄日もさしていましたから、
同じ関東でも、大雨の地域もあり、明暗が隣り合わせの状態でした。
さて、本日は、みかんの木の小木へカミキリムシ対策を実施しました。
これまでのカミキリムシ対策は、成木を対象にしてきました。
顕著な禍害が、みかんの成木に集中していたからです。
ところが、「カミキリムシの禍害は小木でもおこる、
特に晩柑類は、好んで禍害するから注意が必要だ」
と、先日、旧友から聞きました。
これまで、小木については、禍害された経験が無かったので、
とくに手立ては取ってきませんでした。
しかし、成木が枯らされた後に植えた小木ですから、
もしこれが禍害されたら、そのショックは大きいものがあります。
また、小木の枝先でカミキリムシを見つけた経験もありますから、
先の助言―「カミキリムシは小木でも狙ってくる」というのは、納得でした。
それで、今回は、基幹に殺虫剤を塗布して、ペットボトルを巻きました。
基幹に入り込まれたら、その木は大きなダメージとなります。
基幹以外の禍害なら、まだ少しは痛手は少なくなります。
これまで、「ゴミ」類でしかなかったペットボトルが、
俄然、禍害を防ぐためのつい立てとなる、これが旧友のアドバイスでした。
ペットボトルの口と底を切って、2個を巻きつけました。
我ながら、これは、なかなかの出来栄えです。
この部分さえ守れれば、後は枝葉末節の被害でしかなくなります。
9本の小木に、ペットボトル・ガードを巻きつけました。
これは、はじめての実験的な試みでしたが、
半分の木に実施したところで、ペットボトルが無くなりました。
ペットボトルを19個しか用意していなかったためです。
従って、残りの小木8本へのこのガードの実施は、
次回への宿題となりました。
それまでに、ペットボトル容器を集めなければなりません。
それは現代文明のこと、自他共に必要な数はすぐに入手できると思います。
旧友のアドバイスが、こうして生かされました。