ヒヨドリやメジロと競争です
小田原・早川の石垣山に、1月29日(月)に行ってきました。
私は市民みかん園をかりているんですが、それに隣接している隣のみかん園です。
園主さんにとって手が回らないというので、私は収穫させてもらうことにしました。
これがそのみかん園ですが、午前7時15分に着きました。。
どこから手をつけたらよいのか。
ここも採りたい、いやあっちの方がよいのでは・・、目移りがしてしまいます。
これは駐車場の突きあたりの木です。
みかんが赤くて、りっぱでしょう。
しかし、目を横の方に移して見れば、
これまたすばらしい。
結局、園主さんのアドバイスもあって、
鳥たちがにぎやかに饗宴している部分から始め出しました。
美味しく熟したみかんがどこにあるか、鳥たちが一番知っているんですね。
これは、そうした木の一つです。
地上付近の木の裾の方はイノシシがきれいに食いちぎっています。
木の頂上の日当りの良いところは、ヒヨドリがみかんの果肉をえぐり取っています。
動物たちの天国になっちゃっているんですね。
それに対して、みかんを育ててきた人の方は、あちこちの収穫があるので、
農協などの集荷のタイミングもずれてしまい、なかなか手が回らないんですね。
本日の当方の収穫作業ですが、
午前7時15分にはじめて午後1時30分までの、6時間作業でした。
全部で、14コンテナの収穫でした。
要するに、手もちのコンテナ容器をふる出動させたんです。
このみかんは、りっぱです。
ほとんど規格落ちしてジュースにするようなみかんが、ほとんど無いんです。
園主の手入れの技術と、自然の豊かさが、素晴らしいみかんをつくっているんです。
惜しむらくは、収穫は猫の手も借りたいくらいだったはずですが、
対象の多さに比べて、あちこちの畑があって、手が回らない。
おそらく、ヘトヘトにさせられちゃったんでしょうね。
それは、私などの勝手な推測ですが。
今日の収穫を終えた後のみかん園です。
要するに、大仕事をしたはずですが、
たわわになったみかんの様子ですが、以前とまったく同じです。
まったく採ったあとがなく、変化がないということです。
それはそうです、視界にあるところまで行けてないんですから。
ということで、販売をすすめながら、明日もコンテナ箱を用意して、
「鳥に取られたくないなら、収穫に来るように」というのが、
早川の自然が、私などに指示しているところです。