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みかんの木を育てる-四季の変化

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2019年03月15日
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カテゴリ:みかん栽培

新オーナーの名札付け

3月14日、小田原・早川の石垣山みかん園ですが。
春分の日を過ぎて、新年度のみかんの手入れが始まりだしています。
最初の作業ですが、当方の場合は、みかんの木への施肥から作業が始まりました。

何しろ、次の写真をみると、当方が管理している畑がすぐに分かります。
まわりの畑の木が緑色なのに、黄色っぽいみかんの木がかたまっている箇所があります。
そこの部分なんですね。木が果実に養分を吸い取られて、悲鳴を上げているんです。



みかんの木の下を除草してから肥料をまいていますから、
半日で10本くらいできれば頑張って方で、もうクタクタです。

今回は、もう一つ作業がありました。
今年度のオーナーの名札を、該当のみかんの木につるすことです。



この木はみかん園の入り口にある木ですが。
やはり葉が黄色っぽくなっていて、木が疲弊しています。
根回りの雑草を除草してから、元肥として配合肥料をまいて、土になじませています。
樹冠の下が除草されているのが分かるでしょうか。

この間、みかんの木の新年度のオーナーを募ってきました。
「オーナー」と言っても、実際にみかんの木の手入れに来れる人は少なく、限られているんですが。
今回は、その木の新年度のオーナー名札が木に付けられました。



今回はオーナーの情況を考慮して、1本の木に知り合い同士の複数の人をつけるようにしました。
成り年には1本で100キロくらいのみかんが成りますから、
複数の人たちが収穫しても十分なんです。

去年は、ご家族そろって、みかん狩りを何回も楽しんでくれた方たちもいます。
そういう方には、一人のオーナーに1本の木を提供するようにしています。
手の及ばないところは、当方が管理するようにしているんですが。

ところで、次の写真に注目してください。
みかん畑の背後に雑木林が広がっているでしょう。
これも以前はみかん畑だったんですが、手入れがされないとこうした雑木林に変わります。
いわゆる「放任園」のなれの果ての姿です。
こんなところにイノシシが住み着いちゃって、畑を荒らすようになっているんですね。
どうして、こうした事態が広がっているのか。
今の農家の状態は、どの様になっているのか、
全国的にも、大きな問題になっているところです。

それはともかくとして、この手前の木ですが、
この木も、葉が黄色くなっていて、やはり木が弱っています。



この木にも、オーナーの名前がつるされました。



一般に、みかんの木は隔年結果しますから、
オーナーを募ったのは、みかん園の半分です。
裏年や、みかんの必要量を越えた場合にそなえて、半分は予備の共有園にしてあります。
だから、必ず楽しめるようになっているんですね。

都会に暮らす人や、北国のみかんづくりが出来ない地に住む人たちの為に、このオーナー制をとりました。
多くの人が、みかん畑とみかん栽培、収穫を、気軽に自分のこととして体験することができるようにと。
それが、今のみかん農家の実情を知っていたたく機会になるとおもいます。
農家の人たちが、どの様な状況にあるのか。どのような苦労をしているのか。
一年間をどの様な仕事サイクルで作業をしているのか。
そうした姿が見えてくると思いますよ。

だいたい当地は、自然がたいへん豊かでして、みかん園の周辺では、一年中なんらかの産物が採れます。
様々な柑橘の種類以外にも、梅、フキ、ミョウガ、ウド、タケノコ、アケビ、ノビルなどなど。
さらに農産物だけじゃなく、近くの小田原港では、相模湾の新鮮な地魚の海鮮丼なども楽しめます。
なにしろ場所が、秀吉の一夜城の史跡のある山のことですから、歴史散策も楽しめるし、
小田原城を眼下にして、相模湾の景色も楽しめるわけです。
さらにみかん山を下れば、お隣は箱根湯本ですから、くつろぎの温泉も楽しめるわけです。

今は世知辛い世の中ですから、暮らしを楽しむというのは、そうそう簡単ではないんですが。
東京にほど近いところに、こうしたみかん山が広がっているわけですから、
みかんを中心にして、豊かに自然と親しみ、ご家族で一日を手軽に楽しめるように、
それが、しいては農家のひとたちの、農業そのものの活性化にもつながっていくと思います。
そうした交流の機会となるよう、みかん園を生かしていただけたらとおもっています。






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Last updated  2019年03月15日 21時27分03秒
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