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みかんの木を育てる-四季の変化

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2020年01月08日
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カテゴリ:みかん栽培

​みかんの山場です​

1月7日は小田原・早川の農協の宅配便の発送の再開の仕事始めでした。
当方のみかん小屋も収穫したみかんでいっぱいになっていますから、
出荷しないことには、恐慌をきたす事態にあったわけです。
満を持して15キロ箱、10キロ箱、5キロ箱の26箱を持ち込みました。



これが、昨日収穫したあとのみかん園の様子です。

まわりのみかん園は、昨年末のうちにすべてのみかんを木からおろしています。
木を弱めないために、農家の人たち集中力はすごいものです。
みかんが残っているのは、新米農夫のわがみかん園だけじゃないですか。
これが今の小田原・石垣山みかん園の様子です。



みかん箱26個の出荷というのは、みかんの量にして12コンテナ=240キロ分でした。
その後に、みかん小屋にはまだ38コンテナ=760キロの収穫されたみかんが積まれています。
これをどの様に消費者の手に新鮮なうちに届けることが出来るのか、それが大問題なんですが。

問題はそれと同時に、まだみかんの木についている果実を、ヒヨドリと競争してどちらが手にするかが問われていることです。収穫(生産)が引き続き大きなテーマになっているわけです。

西側で収穫していると東側のみかん園ではヒヨドリたちが群がって食い荒らしているし、
東側で収穫していると、今度は西側のみかん園に大挙してやってきて食い荒らしていきます。

次の写真は、出荷作業をした後の2時間、ヒヨドリたちと採りあいをした木です。
普通人間が近くにいるとヒヨドリは逃げるものなんですが、
10メートル余離れた個所で、逃げもせず饗宴をくり広げているんです。



ヒヨドリはすばしこいから、それと木の中にいますから、なかなかその姿をとらえられないんですが。
次の写真は、私などが近づいた時に、逃げ去ろうとしたものです。
本当は、こんな数羽じゃなくて、数十羽が群れをにしているんです。



たわわになったみかんを、遠路出かけてきた人たちに収穫してもらおうと思っていたんですが、
ヒヨドリたちにこの一週間くらいで、8-9割がた食べられちゃいました。

「お前たちのためにとっておいたんじゃない」と、
おそまきながら、満を持してがっぶりよつの喧嘩収穫となった次第です。
この場所から昨日の夕方に1コンテナを収穫し、
今日は当方が出荷作業をしている時間帯はヒヨドリたちが食い荒らし、
出荷が終わった後には、「もう一勝負」とヒヨドリたちの間に割り込みました。

しかし、もはやヒヨドリたちがほとんどを食べつくしていたんですが、
わずかにみかんが残った枝をシャカリキになって収穫しました。
そのケンカ収穫の結果です。



2コンテナ、昨日の分と合わせて、計3コンテナをヒヨドリたちからとりもどしました。

ヒヨドリたちは色と試食で判断していますが、美味しいみかんをよく知っています。
今、みかん山じゅうのヒヨドリたちが、当方の管理しているみかん園に集中して来ていますが、
この箇所の木の5本くらいの勝負では、3対7でヒヨドリの勝でした。
他の個所では、逆に7対3で当方が勝った場所もあるんですが。

みかん園全体では、西側に40本、東側に40本のみかんの木がありますから、
場所を変えて、美味しいみかんの残っている個所での、木でのケンカがつづきます。
いったい大量のみかんの販売をどうするか、この問題もありますが、
しかし、この時は美味しいみかんを人が収穫するかヒヨドリが食い荒らすのか、この勝負です。
この豊かに小田原の自然の恵みを都会人に届けるためにも、一年の勤労の成果を確保するためにも、
あれこれの逃げの理屈はわきにおいて、とにかく、もうひと踏ん張りがんばるということです。






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Last updated  2020年01月08日 07時23分19秒
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