テーマ:今日のコーヒー(5149)
カテゴリ:コーヒービジネスを考える
「コーヒービジネスを考える(16)」です。
前回は、 販売に人間力が大きく影響することは否定できませんが、 それでも、 基本を学べば、誰でもある程度は売れるようになる、 仕組みを次回から書いてみようと思います。 この辺が、飲食喫茶業界にいると分かりづらいところでしょう。 と、終わりました。 僕は、昭和57年6月に千葉市中央で 紅茶の店テ・カーマリーとして、 最初の独立をして、約10年営業し、 その後、豆の店さかもとこーひーに変わって、 この8月で18年になります。 喫茶から小売りに変わったのです。 僕の中では、 紅茶やこーひーの専門家という意識で 何も変わっていませんし、 紅茶の店の時から、 紅茶は本来家庭で淹れて楽しむものだと 思っていましたが、 まだまだ、紅茶と言えばレモンティーという時代でしたので、 喫茶店として独立しました。 紅茶の店テ・カーマリーをオープンして数年、 ランチタイムはいつも満卓、 手作りのケーキも、 毎日午後に5台6台と作る人気でしたが、 継続するのがやっとで、 この先、30代40代50代と家族を養っていく 見通しがたちませんでした。 まぁ、今思えば反省点だらけなんですが、 色々と商売を学んでいく内に、 「小商圏商法と大商圏商法」を知りました。 その辺は、 さかもとこーひーのHPのバックナンバーから、 「独立を目指す君へ」 で、1999年の8月に色々と書いています。 要は、 ハウスリスト、顧客管理ができるかどうか?ってことです。 飲食業、特に単価の低い飲食店としていると、 その辺の意識が希薄だと思います。 たしかに、 マーケットが成長期であって、 立地と店舗の規模、デザイン、メニュー、スタッフ教育等の レベルが高ければ、 店を出せば、どんどんお客さんが来て、 支店展開、チェーン化が出来ますので、 成長スピードが早いと思います。 これの分かりやすい例が、 ドトールやスタバだと思います。 これが、ビーンズショップでしたら、 マーケットは限定されていますし、 お客作りにも時間がかかりますから、 急成長は難しいと思います。 スタバは元々ビーンズショップだったのを、 カフェに変えて急成長しましたが、 その辺を見抜いていたのでしょう。 しかし、 日本でのスタバのビーンズショップは 上手くいかなかったと思います。 ビーンズショップは、 手間がかかって、 そうは急に成長できない商いなんですね。 しかし、 ビーンズショップには、 ハウスリストという強い味方の可能性があります。 今日はこの辺で…。 一年程前に書いたブログをご紹介します。 スペシャルティコーヒー・スモールビジネスマーケティング さかもとこーひーのHPのバックナンバーから、 「独立を目指す君へ」 でも、色々と書いています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.02 22:27:10
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