2011年 夏のバカンス (山の最終日~海へ)
1週間前に、突然首が回らなくなりました。首から肩にかけてまったく機能しなくなって、そのうちに横になっても頭のこめかみからジリジリと痛みが襲うようになりました。原因を追究すると、どうやら車の窓を開けていたときに当った「冷たい風」が犯人で、他にも同じような症状を持っている人が「気流に気をつけないと」と言っていました。あれから1週間経ってもまだ首が完全に機能せず、運転するときにも首が回らないので不便をしています。昨日の夜、うれしい気持ちで銭湯に行く夢を見たのですが、お風呂にゆっくり浸かってこの痛みをやわらげたいなあと言う願望の現われかも知れません。(何故か温泉ではなく銭湯でしたが)今は、母が送ってくれた温シップ(パスタイムFX温感ーこれがよく効きます!)をしながら、書いています。さて、Terento/Terenten 滞在の前日は、地元のお祭りにでかけた。民族衣装レーダーホーゼンを着た若者たちが、とてもかっこうよく、様になっていた。ミュンヘンに住んでいた頃も、お祭りの時にこのレーダーホーゼンを着ている若者を見ては、ほ~と目を細めていたっけ。やはり民族衣装は、その国の人が着ると絵になるものだなあ。我が家の長男も目を輝かせて、彼らが踊る姿を見ていた。ちなみに女性の民族衣装はディアンドルと言う。この日はウェイトレスしか着ている姿が見られず、動き回っているウェイトレスの写真を撮ることができなかったので、写真はありません。そして、最終日は隣の町Pfalzen(イタリア語)/Falzes(ドイツ語)まで美味しい肉を買いに行った。その町の森林の中に大きな公園があり、子供達はおおはしゃぎ!実はこの付近には、アスレチックも数多くあって、小さい子供から大人まで楽しめるようなコースでできている。今回、時間が足りずにアスレチックは行けなかったけれど、来年は長男も大きくなっているので、親子で挑戦してみたいなあと思う。最終日のお昼に、夫の妹家族がヴィチェンツアから到着し、みんなでBBQをしながら姪の誕生日会をした。12歳になった姪、おめでとう。お腹がいっぱいになったら、みんなに挨拶をして、私達は一直線に帰路へ着いた。家に帰ると、休むヒマもなく、翌日からでかける海への準備に大忙し。なにしろダウンジャケットが必要な山から、薄手の洋服で十分な海に行くのだから、持って行く荷物も山から持って帰ってきたままと言うわけにはいかない。翌朝はキャンピングカーで、ヴェネチア県キオッジャ市の海岸ソットマリーナへ向かった。この海岸へは日帰りで来ることはあっても、宿泊は初めて。キャンプ場に宿泊した私達は、キャンプ施設のプールを使用したり、目の前が海岸だったので、貝殻や小蟹を探したり、楽しい数日を過ごした。ちょうど、夫の妹家族の友達ファミリーが2組、同じキャンプ場でアパートを借りていたので、彼らとも一緒にご飯を食べたりと楽しい旅の思い出作りができた!ところで、海に滞在していた3日のうち、1回「おいしいよ!」と妹の友達が教えてくれたところに食べに行った。仮設テントのようなレストランで、飾り気もなにもない所だったが、味は抜群。普段はボンゴレなど食べない長男も、ボンゴレスパゲテイや魚介の入ったスパゲテイをむしゃむしゃ食べていた。魚介のフリットもふんわり柔らかく最高で、地元ワインが進むこと。(2人で1リットル飲んだ)こうして、2011年夏のバカンスは幕を閉じた。楽しく、美味しく、心身ともにリフレッシュしたバカンスだったな~。