テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:旅行
(乗り換え時のフランクフルト空港で) 数日前に日本からイタリアに戻って来た。 20歳のときに日本からドイツに移住をして以来、一度日本に本帰国をした時期をのぞけば今回の2ヶ月間の滞在は「一時帰国」の中で最も長い期間になった。 その間、思いがけない第二子妊娠がわかり長女のまーやともども風邪をこじらせ、体調不良のため昨年の12月はほとんど丸一ヶ月自宅から出られない日々が続いた。 体調不良のため気も弱くなり、イタリアの自宅を恋しく思う日々もあったが体調が戻った今となっては逆に日本の生活が恋しくてしかたがない。 まーやを連れて通ったあの道、美味しかったパン屋さん、人がわんさかいるデパート、親切な店員さん、美味しい和食など思い出せばきりがない程なつかしいことがいっぱい。 思えば両親の顔をこんなに長く毎日見ることができたのも何十年ぶりかも知れない。 イタリアに居るときにはEメールで文章の交換をすることはあっても、顔を見て直に話すことができないので私の中では彼らの姿はいつも最後に会ったときのままで止まっている。 彼らの元気そうな姿を見て安心したが、今度はいつ日本に帰れるかと思うとまーやを簡単に会わす事ができないもどかしさから、本当にドラえもんの「どこでもドア」を誰か発明してくれないかしら?と思う。 日本在住の人に 「海外暮らし、いいわねえ。」 と言われるが、海外暮らしは家族に会えない寂しさとそれなりに気を張って生きていくのに大変なことも多いのだ。 日本恋しさに沈む私とは反対に、イタリア人のダーリンはイタリアに戻り足が宙に浮いている。 故郷を懐かしく思う気持ちは世界共通なんだなあ、と実感。 まだイタリアに戻ってから数日経ったばかりで時差ぼけも取れないまま、2ヶ月前の生活を再び繰り返している。 半月もすればまた元の生活にどっぷり浸かるようになるんだろうなあ。 でも今は故郷の日本が懐かしい。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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