テーマ:海外生活(7789)
カテゴリ:学校の話し
![]() (学校帰りにパチリ。ヴィチェンツァチェントロ。) 主婦兼「がくせい」になって早2ヶ月。 週に1回、しかも1時間の授業なので、毎回「あっ」と言う間に終わってしまうが、その分中身が濃く、毎回「楽しかった~」と言う思いをもって帰宅する。 常連の生徒は私を入れて4人。 最初の頃はアメリカ人、オーストリア人、フランス人など多国籍豊かだったのだが、いつの間にやらみんな来なくなってしまい、今ではスペイン人とモロッコ人、そして私の3カ国の外国人だけである。 授業は大抵、誰かが話し始めた「話題」からはじまり、それが会話の授業へと発展し、そこでみんなが意見を言いあいながら新しい単語や表現、熟語などを覚えていく。 話題はテレビ番組、政治、最近ではイタリアの中部で起きた地震、今日の授業では天文の話しなど毎回バラエテイに飛んでいて面白い。 時には先週のように、住んでいるヴィチェンツァやヴィチェンティーニ(ヴィチェンツァの人)の悪口に発展することもあるが、それも外国人が集まってこその話題! 「彼ら、保守的過ぎるよ。」「仕事、仕事でまじめすぎ。」「もっとポジティブに考えようよ。」「街はきれいだけど、でもねえ。」 まあ、よくも次から次へとでてくるわ、と飽きれるぐらいに出てくる悪口。 それにしても、みんな悪口言う割りには旦那さんが「ヴィチェンティーノ」って不思議だなあ。 きっと普段のみんなはヴィチェンツァの家族に囲まれて、言いたい悪口も我慢しているのかも知れない。 かくいう私も最近は「子ども達の為に」ヴィチェンツァのことを悪く言わないようにしているので、おおっぴらに批判できるこうした空間があると気が楽だ。 さて、今日の授業では面白いことを経験した。 「aura」(日本語でオーラ)の話題から。 人は誰しもオーラに包まれていて、オーラはポジテイブなものとネガテイブなものに分かれていると言う。 するとアンナ先生は、「じゃあ、オーラを感じてみるわね。」と言って端から順番に生徒の頭の上に手をかざしはじめた。 「すごい!あなた、すごいオーラよ!」 とある生徒の後ろで興奮気味のアンナ先生、実は「手」になんらかのパワーがあるらしい。 車に手をかざせばメーターが勝手に作動するそうで、「私は何かを感じることができるらしい」のだそうだ。(他の人が証明済み) ただそのアンナ先生の旦那さんは生憎ネガティブなオーラを持っているそうで、 「マリート(旦那)が近づいてくると、たちまち気分が悪くなるの。は~(ため息)仕方ないわよね、人生間違えることだってあるんだから。ははは!」 それを聞いて、ダーリンのオーラも見て欲しい!と思ったが「あなたたち、思いっきり正反対のオーラよ!」などと言われた日には、「やっぱり!」と目も当てられない思いをすることになりそうなので、頼むのはやめた。 でもこのオーラ、人と人との相性にも関係がありそうだなあ、と思ったのだがどうなんだろう? クラスメートの一人も、やっぱりこのオーラを感じることができるのだそうで、前から「マイナスオーラを発している人が来ると避けてしまう」と言っていた。 プラス、マイナスオーラを感じることができなくても、自分に取って居心地がいい場所、悪い場所なども周りが発しているオーラに関係しているのだろうか? ところで、肝心の私のオーラはさほど強くないのかアンナ先生は特別びっくりしてくれなかった。 がんばってオーラ磨きもはじめるか。 追記)3日前に突然ボイラーが故障してしまいました。 不便な生活も大抵のことなら文句を言わない私も、「シャワーを浴びることができない」ことには焦りました。 幸いにも我が家のお隣の義妹が「いつでもシャワーを浴びにきていいのよ!」と言ってくれたので、昼夜交代で4人が「もらい風呂」に行きました。 しかし、暑いお湯がない生活って本当に不便だなあ。 このままでなかったらどうしよう、と思っていましたが、今日修理の人が来てくれようやく治りました。 実は10日前まではバスルームの水道が故障していました。 古い家だから何が起こっても、と言う感じですが「修理、修理で修理代にお金が消えていくのはなんなんだ!」と嘆くダーリンに同調した私です。 もう何も故障しないでほしい。。。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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