the pillowsの武道館ライブに行ってきました
開場時間(18時)ちょっと前に着いて、まず目に入ったのは、北の丸公園の外まで続く、グッズ売り場へのとんでもなく長い列でした。みなさん、うまく買えたのでしょうか?うっすら暗くなった武道館を携帯で撮って、友人に送ろうと思ったのですが、やはり、タイトルが書かれた看板の写真にしました。看板の下には、お祝いのお花がたくさん。GLAYからの花は立札が金色でした。金メダルの色?(笑)アリーナは番号順に入場なので、30分前までは歩道脇の手すりに座って、通り過ぎる人を眺めていました。この日を心待ちにしていたであろう老若男女が、いろんな種類のツアーTシャツを着て、とってもいい顔をしてやってきます。30分前なので、そろそろ入場できるかと思いきや、まだB1の入場が始まったばかり。アリーナはB3までしかないことがここでわかりました。順番が来たのは、開演15分前。残り100人くらい、何とかギリギリ全員セーフだったようです。武道館は、角度が急な代わりにステージとの距離が近く感じられて好きなのですが、アリーナ最後尾から見ても、やはり遠いとは感じませんでした。仕切りもきちんとではなくて、ゆるい感じです。時間がきました。ステージには天井から白い幕がかかっています。時間が来ると、そこには剣の映像が映り、さらに三方から剣が集まってきて、ロゴ(?)になります。(ここで拍手)特効とともに幕が落ちて、ピロウズが姿を現します。これが、さわおさんが雑誌で語っていた、つま先GLAYのオープニングですね(笑)1曲目、 「Thank you, my twilight」 。私も娘も好きな曲から始まりました。前にいる安田美沙子の髪形をした女の子をまねて、私もこぶしを振り上げます。初めは知っている曲だけでしたが、最後の方は知らない曲でもノリノリでした。「Funny Bunny」の「キミの夢が叶うのは 誰かのおかげじゃないぜ 風の強い日を選んで 走ってきた」という歌詞がいいなぁ、と思っていたのですが、まさにその部分が大合唱となり、感激しました。数少ない私が歌える個所でしたが、誰もが好きだったのですね。ステージの後ろには大きなスクリーンがありました。「ONE LIFE」では、青い花の映像が流れ、 「スケアクロウ」では影絵が、「LITTLE BUSTERS」 ではバスター君がいっぱい。「1989」では、アニメの映像が流れ、その上で1989.09.16のカウントがどんどん増えていって、曲が終わる頃に、ゆっくりと2009.09.16で止まります。人生の軌跡が刻まれていくようで、ジーンとしました。さわおさんのMCをできるだけ思い出してみます。細かいところは正確ではありません。第一声は「けさ起きたら…20年たっていました。目覚めたはずなのに…夢の中です。」「僕たちは音楽的才能に溢れているので、CDが売れるのも当然で、武道館をいっぱいにすることなんて当たり前のこと……だと思ってるわけねーじゃねーか、感謝してるよ!」「危ねー。泣きそうになった。セーフ!」(アウトだったのでは……。)「今度はもっと小さなところで遊ぼう。」3回目のアンコールで登場して、「調子にのりやがって!」「体は老いても心は老いないから、今でも僕の小さな宇宙は広がり続けていて、そこに時折光がさす。それが君たちだった。」ステージと会場の気持ちが一体になるのがわかる、いいライブでした。一昨年、10年以上ぶりに再会した高校時代の親友はピロウズが、私はGLAYが好きになっていました。そして、友人はピロウズを通じてGLAYを知っていて、私はGLAYを通じてピロウズを知っていて……。ピロウズとGLAYが、私達に新たな繋がりをくれたのです。そんな友人の代わりにここにいる、と考えると、奇跡のようで、感慨深いものがありました。<セットリスト>01.Thank you, my twilight02.MY FOOT03.No Surrender04.アナザーモーニング05.Wake up! do do06.プロポーズ07.スケアクロウ08.New Animal09.90'S MY LIFE10.僕はかけら11.ONE LIFE12.198913.サリバンになりたい14.Ladybird girl15.Funny Bunny16.I know you17.ストレンジカメレオン18.サード アイ19.この世の果てまで20.その未来は今21.雨上がりに見た幻22.ハイブリッドレインボウEN.101.Please Mr.Lostman02.Swanky StreetEN.201.Calvero02.Ride on shooting star03.LITTLE BUSTERSEN.301.POISON ROCK'N'ROLL