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この2ヶ月で萩原遼さんの著書を4冊読みました。
前に日記に書いた「北朝鮮に消えた友と私の物語」を最初に読み、その後「平壌とソウル」「朝鮮戦争~金日成とマッカーサーの陰謀」などです。 非常に興味深く、また知識欲を掻き立てられる本ばかりでした。 萩原遼さんは、高知県に産まれ、親の事情で大阪に来て定時制の高校で学びます、そこで親友となる在日の友人と出逢います。 時は1960年代前半、日本から北朝鮮への帰国事業が真っ盛りの時でした。 萩原遼さんの親友は北朝鮮帰国事業で北朝鮮に行き、その後萩原さん自身も、赤旗の平壌特派員として北朝鮮に渡り親友の消息を探します。 しかし地上の楽園と言われていた北朝鮮は、嘘で塗り固められた国で、萩原さんは友人を探した事をスパイ行為と疑われ1年後北朝鮮を追放されてしまいます。 萩原さんはその後、赤旗を退職しアメリカに渡り、公文書図書館に通い2年間、朝鮮戦争の研究に没頭しました。 「朝鮮戦争~金日成とマッカーサーの陰謀」にその研究が書かれていました。 本の巻末に韓国人の大学教授が解説を載せて、こう言っています。 「本来なら韓国人の誰かがこの本を書かなければならなかった、この本を日本人に書かれたことを恥と思う。 まさに朝鮮戦争を研究している韓国人が書きたかった事が、この本には全て書かれている」 と絶賛されています。 mixi2009年4月の日記より転載・加筆 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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