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suzuhara@ 荻原遼さんの本 今 「北朝鮮に消えた友と私の物語」 を…
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2011年01月19日
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カテゴリ:カテゴリ未分類
この2ヶ月で萩原遼さんの著書を4冊読みました。

前に日記に書いた「北朝鮮に消えた友と私の物語」を最初に読み、その後「平壌とソウル」「朝鮮戦争~金日成とマッカーサーの陰謀」などです。

非常に興味深く、また知識欲を掻き立てられる本ばかりでした。

萩原遼さんは、高知県に産まれ、親の事情で大阪に来て定時制の高校で学びます、そこで親友となる在日の友人と出逢います。

時は1960年代前半、日本から北朝鮮への帰国事業が真っ盛りの時でした。

萩原遼さんの親友は北朝鮮帰国事業で北朝鮮に行き、その後萩原さん自身も、赤旗の平壌特派員として北朝鮮に渡り親友の消息を探します。
しかし地上の楽園と言われていた北朝鮮は、嘘で塗り固められた国で、萩原さんは友人を探した事をスパイ行為と疑われ1年後北朝鮮を追放されてしまいます。

萩原さんはその後、赤旗を退職しアメリカに渡り、公文書図書館に通い2年間、朝鮮戦争の研究に没頭しました。


「朝鮮戦争~金日成とマッカーサーの陰謀」にその研究が書かれていました。
本の巻末に韓国人の大学教授が解説を載せて、こう言っています。

「本来なら韓国人の誰かがこの本を書かなければならなかった、この本を日本人に書かれたことを恥と思う。
まさに朝鮮戦争を研究している韓国人が書きたかった事が、この本には全て書かれている」

と絶賛されています。


mixi2009年4月の日記より転載・加筆






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Last updated  2011年01月19日 22時43分21秒
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