カテゴリ:Oの人生論
人には外面(そとづら)と内面(うちづら)がある。
外も内も同じだという人はまずいないだろうな。 外と内が違うことは問題ではない。 その落差が大きすぎる人は、 ちょっと考えた方がいい。 たとえば、 よくあるのは、 会社ではいつもニコニコ、温厚でやさしい人で通っているのに、 家へ帰るとむすっとしていて、 家族からは怖がられていたり。 会社の付き合いで、 家族と過ごす時間をないがしろにしたり。 家族を犠牲にして、 会社の人や取引先にいい顔をしようとする。 仕事だから仕方がない部分はあっても、 どんどん自分が消されていく。 そういう人は、 日々、エネルギーを消耗していく。 心身の疲れを、 酒でごまかしたりする人も多い。 飲むと、 ストレスが表に出て、 人に当たったりして、 トラブルのもとになることもある。 どんどん悪循環にはまってしまう。 ぼくは、 外面はいい。 内面もいい。 だから、まともに生きていたら疲れ切ってしまう。 自己防衛をしないといけない。 あまり人と会わない。 自分勝手にできる仕事を選ぶ。 編集者の密にコミュニケ—ションをして作った方がいい本ができるのはわかるけれども、 けっこう疲れるから、 最低限の打ち合わせしかしない。 自分のペースで原稿を書いて、 それが本になれば良しとする。 本を書くのが本業だから、 こんな調子ではお金にならない。 それならお金を使わない生活を心がければいい。 家にいるのが一番心地いい。 外食もしなくていい。 大した趣味もない。 もともとお金のかからないタイプだ。 妻にも徐々に理解してもらって、 自分の殻の中で快適に過ごす。 我が家は、 ぼくが殻から出て行動する時期になると、 妻が引っ張り出してくれる。 見事なタイミングで、 ぼくの心のドアをどんどんと叩いてくれる。 山梨へ来るときがそうだった。 妻は、 外面と内面のギャップが大きいが、 上手にコントロールしている気がする。 一番危険なのは、 外面と内面を使い分けているのに気づいてない人だ。 たまには客観的に自分を観察してみるといいかも。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022年03月30日 15時36分50秒
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