カテゴリ:Oの人生論
物事は長い目で見ないといけない。 アクションを起こして、 すぐに結果を求めるのは、 自分にもまわりにもストレスにもなるし、 方向を間違ってしまったりもする。 あせって答えを出さないといけないことは、 そんなにあるものではない。 いいことがあろうが、 悪いことがあろうが、 明日は明日の風が吹くわけで、 一喜一憂しないことだ。 人もうらやむような生活をしていた人が、 いつの間にか、 どん底に落ちてしまっていることだってある。 もちろん、逆もある。 人間万事塞翁が馬。 北海道のある町で、 大学が移転することになって、 賃貸物件のオーナーがあわてふためているというニュースが流れてきた。 大学があることで、 黙っていても家賃収入が入ってくるわけだ。 アパートを建てた人は勝ち組だった。 ところが、 いきなり大学が移転することになって、 学生の入居が見込めない。 お先真っ暗。 このピンチをどうするか。 ぼくは必ず、 知恵を働かせる人が出てくると思う。 有頂天にならず、 絶望もせず、 置かれた状況の中で何ができるかを考え、 行動できる人。 えっと思うような空き家の利用法が、 この町から生まれたら面白い。 順風満帆のときは、 だれでも幸せでいれる。 そうじゃないとき、 ピンチに立たされたときに、 人は器量が試される。 ピンチをも楽しめる人間。 ぼくはすごいと思う。 ぼくは、 何か困ったことがあったときには、 こんなふうに対処しようと心がけている。 「もし、神様とか天意というものがあるなら、 このピンチをどう乗り越えさせてくれるだろう」 自分から少し距離を置いて、 映画を見るように、 小説を読むように、 ながめてみる。 すると、 暗闇に一条の光が差し込んでくるような気がする。 天は、 どんな人にも慈悲を注いでくれる。 そのことをどこまで信じられるか。 ピンチのときは、 そのことが試されているのではないか。 ピンチを超えたとき、 新しい世界が自分の前に広がってくる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023年11月30日 17時44分43秒
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