カテゴリ:Oの人生論
運のいいか悪いかというのは、 何か自分に都合の悪いことが起こったときの対処法にかかっている。 たとえばがんになったとする。 がんと診断されて落ち込まない人はいないと思う。 しかし、 一度は落ち込んでも、 たとえば、ぼくの友だちのおーちゃんという人は、 残りの人生、 自分の興味あることで思いっきり生きようと、 自然栽培を始めた。 おいしい米や野菜を作った。 末期のがんと診断されて10年間、彼は生き生きと過ごした。 「今の人生を100点とすると、 がんになる前の自分は5点くらいだった」 そう言って笑っていたのを思い出す。 悪いと思われることがあったら、 それを上昇、変化のきっかけにできる人は、 運を引き寄せる。 逆に、 ふてくされたり、 やけにやったりすると、 運は離れていく。 だいたい、 だれの身にも、 いいことばかりが起こるわけではない。 あの大谷選手だって、 大リーグで大活躍して、 すてきな人と結婚して、 人生、バラ色だと思ったら、 通訳の人の問題が起こってくる。 ケガもあったし、 不調なときもあるわけで、 そのときに、 やけになっていたとしたら、 今の大谷選手はないだろう。 親しくしていた通訳に裏切られたのかもしれない。 心の中に思いものがのしかかっているはずだ。 彼なら、 このマイナス現象も、 上手にプラスに変えていける気がする。 さらなる幸運の始まりにできるのではないか。 順調に物事が進んでいるときには、 人は成長しない。 竹と一緒で、 節があってこそ、 竹は丈夫に育つ。 節を作るときには、 いろんなことが停滞する。 だからこそ、 人は強くなれるわけだ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2024年03月22日 10時38分54秒
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