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倖和(サチナゴム)の妄想小説・・・

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2008年05月22日
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カテゴリ:ブログ小説
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↑小説を書くのは面白いです。感謝しつつがんばります!

今日のノート

後期高齢者医療制度の評判はさんざんです。小泉政権の時にどさくさに紛れて法案が通過してしまいました。年金からの天引きという強烈なパンチがお年寄りたちに襲いかかりました。

反対する気持ちはよくわかりますが・・・

実は負担の減った人もいます。それまで加入していた国民健康保険料より払う額が安くなった人です。金持ちに多いのだそうです。が、多くの人は直接の負担が増えました。特に扶養家族に入っていた人はそれまでの保険からは切り離され、新たな負担がかかります。今のところ天引きは10月まで免除されています。

“女性は子どもを産む機械だ”発言で窮地に立たされた柳沢大臣の時もそうでしたが厚生労働省という役所がどのような考え方をしているかわかります。そして決して私たちはそのことについて責めることはできないのです。

この後期高齢者医療制度をつくるときに医者も協力したはずです。その医者は冷徹に現代医療のコストパフォーマンスを計算したでしょう。その結論は自分の健康を守らない人に医療を施しても効果がないということだったにちがいありません。薬を与えても一時症状が和らぐだけで、根本的な治療にはならない。つまり治らない。その上、薬の副作用がでてくる、お金はかさむなど、いいところがない。

つまり、老人でごった返している病院は全く国民の健康増進に役立っていないということです。

病院は健康ランドではない。本来は突然の怪我や病気に対応する救急医療、次世代を守り育てるサポートをするための産婦人科・小児科、そしてガンや伝染病などの難病に対応する危機管理センターなのです。

天は自ら助けるものを助ける、という言葉通り、体の弱った高齢者こそ「養生」の大切さを知るべき時期です。特に75歳以上では個人差が大きい。その年齢で健康な人は場合によっては残業に薄給でへとへとになっている働き盛りの4,50代の人より元気です。

しかし、一方で老化は確実に進行しています。無理はできません。自分の体をいたわりながらできるだけ人間らしい生活を営むことのできるよう心と体を調節していく必要があります。無茶をして体をいじめておきながら病院に行って薬に頼ればいいや、という甘えた考え方は通用しなくなってきたのです。

後期高齢者医療制度の本当のねらいは自立した健康人の養成なのです。悲観論に甘えている人を排除する部分もあるでしょう。「そんなに死ぬ死ぬいうならさっさと死んだら」というわけです。それは怖いです。


これは形を変えて様々な先進国で進められています。日本のやり方があまりスマートではないということです。


私の小説「東アジア大戦」では汚染され疲弊した国土の回復のために「サトヤマ」システムが導入されたことになっています。これはジャニーズの人気グループTOKIOの冠番組「鉄腕DASH」を参考にしています。つまり体を動かしおいしいものを食って元気に生きようよ、ということです。あの番組には自然に恵みを期待すれば自然は必ずそれに応えてくれるという希望があります。

豊かな長生き人生の基本はおいしいものを食べることのできる生活なのです。決して高度な医療ではないということです。長寿社会で少子化の今、一度本気で自分の病の状態と向き合うべき時なのです。












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最終更新日  2008年05月22日 10時50分19秒
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