カテゴリ:子育て・家族
さとの通う塾で、「中学入試総合報告会」が開かれました。
とは言え、ここはまだ新設されたばかりなので、地元中学に関する塾生のデータはありません。 なので総括的な話と、地元中学に関しては過去問題による出題傾向と対策について。 地元の中学校に魅力を感じないと言うか、期待できないために、私立を受験することに決めました。 この地に引っ越してこなければ、中学受験なんて考えもしなかったのにね…。 そして塾に通い始めて約1ヶ月。 毎晩遅くまで(時には泣きながら)机に向かうさとを見て、「ここまでしなければならないんだろうか」と思うこともあります。 高校受験と違って、中学受験はごく一部の子だけ。 友達は遊んでいるのに、自分は勉強しなければならない…さとにとって、最初のハードル。 かわいそうにも思うけれど、見ているとイライラしてくるのも事実。 でも、目標は合格することではないんですよね。 もっと先のことを考えて…と言っても、さとにはまだぴんとこないでしょうが、大学受験となると全国を視野に入れなければならないんですものね。 根が単純な私…すっかり洗脳されちゃったかな。(笑) この1ヶ月、学校ではまだ習っていないことや、さとにとっては聞いたことも無いような言葉のオンパレードで、親子共々何をどう勉強すればいいのかわからないような状態でした。 単元ごとに示される“学習シラバス”を見て復習するのですが、「これもできていないあれもできていない」とおろおろすることもしばしば。 1ヶ月たてば慣れるかななんて思っていたけれど、とんでもない。 こんなのでいいのだろうかと、焦燥感ばかりが増していきます。 でも、今日の話でちょっとだけ道が見えてきたような気がしました。 そんなに焦らなくてもいいじゃない。 一朝一夕で変わるわけないじゃない。結果が出るわけないじゃない。 すべきことをきちんとしていたら、自ずと道は開けるんだろうな…と。 いや、ま…この「すべきことをきちんとする」が曲者なんですけどね。 まずは目標を、そして目標値をしっかりと決めなきゃね。 そのためには、親子で頑張らなきゃ。 子どもだけの力では絶対に伸びない…っていうか、限界があると言われました。 だからといって、やみくもに「勉強しなさい」と言ってもだめ。 親が的確に示してあげなければなりません。 特にさとは、まだ何をどう勉強していいのかわかっていないんだもの。 日常生活でも、学びの場はたくさんあります。 本を読むこと。 新聞を読むこと。 これだって、入試という狭い視野ではなくて、人間として豊かになれるってことを考えるともっと積極的に日常生活に取り入れるべきこと。 でも、子どもの自主性に任せていたらきっと進みません。 親がきっかけなり時間なりを作ってあげなければならないのでしょうね。 あ、そうだ。 仲良しの子がさとが希望している中学に合格したので、その子から学校生活のいろいろなことを聞くといいね。 文化祭なんかに行ってみるのもいいね。 きっといい刺激になるんじゃないかなぁ。 良い意味でのライバルも必要だよね。 「(塾で)友達ができたんだよ」とさとは言いました。 楽しいだけの友達ではなくて、お互い刺激しあえ励ましあえる友達であって欲しいな…。 でも… でもね… 正直なところ、大変な世界に足を突っ込んでしまったなという気持ちは否定できません(^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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