亀山3町
先日町内のソフトボール大会に行ってきた。試合と試合の合間に時間があったんで、久しぶりに小学校と中学校(隣り合わせなんで)を歩いてみた。随分と回りも変わっとる。昔あった駄菓子屋は全部無いし、クソ怖い先輩に買いにいかされよったお好み焼き屋さんも無くなっとった。まぁあれから20年近い月日が経てば当たり前の用に環境は変わっていく。一つとして同じ所には留まらない(@BOSS)そりゃ俺も32になったしね。ちょっとセンチになりながら歩いてみた。これまで考えたことが無かったけど地域社会ってもんが希薄になった。若い連中が生まれたコミュニティを出て都会で就職したってことやろうし、元々若い世代の人口が減ったってことかもしれん。町内のソフトボールにきとる人らもほとんどが50歳以上の人たちやもんね。俺も子供が出来てやっと思うようになったけどやっぱコミュニティってのはクソ大事な気がする。20年前、少年野球の大会の後に打ち上げでお好み焼きを食わせてくれたおじさんとか、お祭りでお神輿を押してくれたおじさんとかに混じってソフトをするとそんな気がしてくる。積極的に地域社会に参加しようかねと思っとる。これからどんどん少子化になって、地域社会ってモンが無くなってくるやろうけど少なくともそう思うだけでなくて参加することで俺の暮らす街のコミュニティは保たれる。実際同世代の子供を抱えた人たちが多い。俺の娘の同級生の子も何人かおったし、その日も柄にも無く積極的に話しかけたりしてみた。子供の為には子供会があった方が楽しいやろう。だって俺も楽しかったもんね。子供会の旅行とか、街独自のお祭りとか。口うるさいおっちゃんがおったり、キチガイみたいなおばちゃんがおったり、学校帰りには声掛けてもらったり、たまにアイスを奢ってもらったりした。自分がそれを担う年代になったことをまぁ少しだけやけど嬉しく思ったりする。親になるってことの一つの要素かもしれん。またそれが田舎の良さでもあるんやねぇかな。隣に住んでる人の名前すら知らないってのはちょっと寂しいことかもしれんなと。まぁ何でもそうやけど、参加してみることかもしれん。自分の価値観だけで理解する、判断するのではなくて、先ずはやってみる、参加してみること。面倒くさいって感情や、誰かがやるやろうって気持ちを少し減らせば結構あっさり人生は開けるような気がしとる。いつかは小学校のソフトボールチームの監督でもするかね。