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若い頃は窓際が好みであった。外の景色が見られるし退屈しないから
である。それが年齢がいくに従って内側すなわち通路側がよくなった。 飛行機でも新幹線でも通路側に座るとトイレに立つにしても用事で席 を立つ場合も黙って誰にも気を使わないで済むからだ。 いちいち済みませんと断って通路に出るのもきずつないことである。 それに飛行機も新幹線でも横に3席と通路を挟んで2席というパターン が殆どなので3席の中の通路側を予約すると、ひょっとしてABCのB席 が空席の場合がある。そうなると儲けものでゆったりと座ることが出来 ることになる。ラッキーだ! 肘掛けの問題もある。近頃ではその座席用の肘掛けが備わっている場合 が多くなって気を使わなくて済むが、以前は肘掛けが兼用の場合があっ て隣の人と譲り合いが必要な場合があった。あれは不便なことである。 お互いが気遣いの人同士ならいいが、隣が傍若無人の性格だったら非常 に厭な思いをさせられるものだ。 近年は新幹線も「のぞみ」が出来て東京まで2時間30だけど、昔はのぞみ はなくて「ひかり」だったから3時間10分かかりました。40分差ですけど この差は結構長く感じるものです。その乗車時間に感じのいい人と隣合せ ならいいけど、そうでない人と乗り合わせた場合、気が詰まる思いをする ことがある。やっぱり人間、育ちというか常識人であることが如何に大切 かが痛感される。遠距離の飛行機に至っては言わずもがな。 因みに英語で窓側はwindow sideで通路側はAisle(アイル)と言いますね。 中国語では窓側は「靠窗户的座位=カオチュアンフダズオウェイ」で通路 側は「靠通路的座位=カオトンルーダズオウェイ」と言います。切符を予約 する時の為に覚えておいた方がいいですよ。中国語は私の記憶のためです。 さて、私はクラシック音楽コンサートによく行きますが、その殆どは入口を 入った後は座席の選択は自由です。大抵は3~5人の友人と行きますがどんな 席を求めると思いますか? そうですね、余り前でなく前から5~10列目辺 りが適当です。演奏者の顔もそこそこ識別できますし、音の入りもいい。 美女の演奏者ならそれこそ演奏もさることながら見目にも麗しいからコンサ ートも更に楽しいものになる。あと皆さん端っこの席を望む人が多く、大抵 はギリギリに行くと塞がっているが、私たちは端っこから人数分の席があれ ば言うことはない。次のコンサートは7月7日です。今から楽しみにしてます。 きずつない(京都弁):心苦しい、せつない、申し訳ない 「気術無い」の転訛 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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