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カテゴリ:海外ドラマ
雨。ツタヤで『ホワイトハウス』の1巻目が無料だったので、借りてきた。さっそく1話2話、見る。群像劇というジャンルは、シナリオの中でいちばん難しい作劇術だと思う。「人間を描く」という基本に加えて、その人間たちが集う「舞台」(舞台裏とかシステムといった方が正確か)を描くわけだから。スター主導型の日本のテレビドラマでは、ついぞお目にかかった記憶がないしいて言えば大河ドラマが「人間」+「その時代」を描こうとしているくらい。
今日見た限りでは、複雑な人事機構、公私の人間関係および敵対関係、多数の登場人物の紹介、彼らの性格と人間的な弱点・クセなどをとても端的に描いていて感服。でも、こちらが群像劇に慣れていないので、どこに興味の焦点を合わせればいいのか、まだつかめない。美人が出ていないのが、ドラマにリアルな感じを出す一方、もの足りない点でもある。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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