鷲田小彌太「哲学を知ると何が変わるか」
【送料無料】哲学を知ると何が変わるか価格:1,631円(税込、送料別)鷲田小彌太「哲学を知ると何が変わるか」講談社1994年刊 哲学は、「未来を野太く生きようとする人にとって最適なのだ。 世界を変え、自分を改造しようという精神にぴったりなのだ。」 哲学とは、通俗的で、普遍的なもの。≪99パーセントの通俗を通って、はじめて、揺るぎない超俗の境域に たどり着くことができる。≫≪ニーチェは、キリスト教とデモクラシーと社会主義と科学に反発した。 しかし、同じ一つのものに対立したのだ。 多数者の凡庸な意識である。≫≪プラトンの理想は、まことにすばらしかった。 恣意と妥協ではなく、自由と規律が調和する社会である。・・ しかしである。 理想がどんなに美しく、それを実現する計画がどれほど精密で、 実際の手段がどれほど巧妙でも、 プラトンの「理想」と「計画」と「手段」は、すべて不適切である。 それが実現された暁には、想像を絶する悲惨が待ち受けている≫ プラトンは、科学=絶対確実な認識・・数学の上に哲学を打ち立てようとした。 しかし、≪絶対確実な認識というのは、数学がそうであるように、 フィクションなのである。≫<目次>プロローグ 哲学を知る、を読むための準備体操第1章 哲学とは、時代の意識そのものである第2章 哲学がわからない、でもわかりたい第3章 哲学というメガネをかけてみると第4章 哲学は難しい、でも読んでみたい哲学を知ると何が変わるか【中古】afb