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カテゴリ:禁パチ宣言を支える屁理屈
相場の格言のようなもので、明けない夜はない、とか、悲観の極みから相場が始まるとか、いろいろあると思います。 確かに、数ヶ月~1年単位くらいでみたら、今は暗くて、もうすぐ日が昇ってくるのかもしれません。 しかし、数年単位で見ればどうでしょうか。ずっと昼でちょっと翳ってきたかな?それとも単なる曇りであってまた晴れるでしょ?という程度じゃないでしょうか。 相場参加者は本当に株価が上がり続けると思っているのでしょうか。 日本株というのは、日本国がリスクフリーとすると、今の値段はほぼ中立の値段がついていると思います。PERで見るとやや割安な値段、ただし、外部環境がよいために業績が嵩上げされている銘柄がちらちら、結論としてはまあこんなもんという値段。 だいたい正しそうな値がついているという前提で、超長期で見ると、7%くらいずつ株は儲かるものだと考えてます。そこから税金でも持ってかれますし、手数料も支払わないといけません。ですから、せいぜい年率5%。もしくは、インフレに3%勝利する金融商品であると。 大型株の値動きを先導しているのは明らかに外資ですが、 新興株の値動きは、「個人投資家」が動かしている、そんな感覚があります。 その「個人投資家」の数はリーマン時に激減しましたが、13年に急激に増加、15年9月現在、相当な数に膨れ上がっていると思います。 個人投資家が保有する株っていうのは、死ぬ前に何かを買う際には必ず売って現金に換える必要があります。もちろん死んだときにいたってはほぼ現金化されるはずです。 個人投資家が主役の株っていうのは、成長株で東証1部に行ってどんどん業績を上げていく一部の銘柄を除けば、 個人投資家が買って上がる、上がるから買う、買うから上がる、ナンピンで戻る、ときて、いつか耐え切れなくなって逆回転していくのが今までの歴史で繰り返されてきました。 不況になってPERの利益の値が下がったときには、それ以上にPERの数値が下がるものなのです。
私は2007年に、コナカの株がPER20倍で安いと思ってました。今なら馬鹿だなあ、と言えます。 PERというのは非常に危うい指標だと、リーマンショックまでの2年間で身にしみました。 結局株価っていうのは、数年単位の「需給のぶれ」で動くものなのです。
VINTAGE TROUBLE : 1 Hopeful Rd.というアルバムを久しぶりに衝動買いしました。 http://www.vintagetrouble.com/ ロックにいろんな要素が混じった職業音楽家のような感じなので、なんでもありの日本人に合うんじゃないかな?なんて思ってまた店一押しの商品をベタに買ってしまいました。やっぱりあちらのボーカルの方のノリというか、タイミングというか、生まれ育って培ったものが違いますね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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