カテゴリ:旅日記(九州)
さ~てと、問題はここからなのだ。
ある程度のあたりはつけてるけど、なにしろ情報が少なくて・・・ とりあえず、老松公園へ行って一旦休憩しようかな。 大通りを歩いてると、正面に綺麗な形の山が見えた。 たぶん、あれが今日最後の方で行くスポットじゃないかな・・・ そろそろ昼時だし、今日は門司港名物、焼きカレーを食べたいんだけど。 焼きカレーを食べられそうなお店もないまま、老松公園に着く。 座ってお菓子を食べながら資料を取りだすけど、 これから行くところのページが一部欠けていた。 やべ~!! たぶん、ここから入るんじゃないかって場所はあるんだけど、 ちょっと不安になってきた。 そこでケータイのナビウォークで検索してみたら、 全然想定と違う場所がヒットした。 えええ~?ここお~!? どうしようか迷うけど、老松公園からはそちらの方が近いので、 そっちから攻めることにする。 関係ないけど、老松公園にはこんな噴水があるんですよ。 1人隠れちゃって見えないけど、4人いるの。小僧が。 1人じゃダメだったんですか~?(笑) しょんべん小僧には幼児虐待とかの疑いもあるけど、 さすがに4人もいるとねえ・・・ って、写真を撮る私も私か。 公園内を抜けて行こうとしたら、奥に図書館があった。 地元ならではの資料があるかもしれないな、と思って、ちょっと寄ってく。 思った通り、『門司・小倉の古城史』なんて本があったので、 必要な箇所だけ情報を頂いた。 情報と言っても、古い真面目な本だし、アクセスなんかは書いてなかったけど。 で、「東明寺城」「三角山城」へと続きます。 城についてはカテゴリーを別にしてあるので、そちらをご覧ください(近日公開予定)。 門司港駅めざして、下山開始。 山の中には、ラブホがあった。 史跡の旅してて、 「え~、ここに作っちゃう~!?」 ってラブホは結構ある。 ここのは海峡ビューがウリらしい。 けど、ゆったりビューを楽しむ人っていないんじゃないかな・・・ と一人笑いをこらえながら撮影。 このあたりからはこんな眺め。 下っていくと清滝神社のところまで出たので、 せっかくだから寄ってく。 そんなに大きな境内ってわけじゃない。 ちょろっと見て別の方から出ようとしたら、こんな解説があった。 【水の落ちる二丈余、白糸を引くが如し。水勢少なけれど、いと清浄なり。 依りて清滝と云ふ。此の水に頭をうたすれば、頭痛、めまい立所に治るとて、 春秋の頃は参詣人多し。滝の下に小社あり。清滝神社と云ふ。(企救郡誌) 大むかし-かすかに塩たく煙に、やっと人の住むところかと、わかる- そんな門司の、ここは楠原村(現在の門司港地区)清滝です。巨木がうっそうと 繁茂する風師山のふもと、清浄なお滝が、年中糸をひいて落ちる。さとびとは お山、お滝を神として、しあわせを祈ってきました。 別名、滝の宮、この水で目を洗うと、効き目があるといわれ。「お滝のもらい水」 といって、竹筒に汲み帰る風習があり、長州や筑前の遠くからも詣る人も多かった。 さらに潮流の早い関門海峡、海の難所も前にしていることや、門司関を起点とする 大宰府街道の要路上にあることもあって、「滝の宮」に貴布祢社、稲荷社、 道祖神をお迎えして、身体健康、家内安全、海陸交通安全、商売繁昌、 五穀豊じょうを願って、おまつりが継承されている由緒あるお宮です。 門司倶楽部から区役所へ出る道は、旧「大宰府街道」 清滝公園は、北九州市の公立公園第一号(大正5年開園) 三角山は、門司本城の支城。この近くに「中屋敷」「馬之丞屋敷」などの 古い地名があります。】 (清滝貴布祢神社奉賛会の解説板より) 門司倶楽部も区役所もこのすぐ近く。 へええ~、大宰府街道かあ~。 でもこの時は、そんな方へ回り道してる体力的余裕はなく 水もね、いちおう境内を流れてはいたけど・・・ 解説がなければ、そんな歴史を持つ神社だなんてちょっとわからない(すいません)。 けど、地名にはその名をとどめて、土地は歴史を記憶しているんだね。 疲労感でいっぱいの体を引きずるように、門司港駅へ向かう。 大正3年旧門司駅として開業。 左右対称の駅舎はネオ・ルネッサンス様式の木造建築で、 昭和63年に鉄道駅舎では初の国の重要文化財に指定されたとある。 駅の反対側からはミニSLなんか置いてあって、 「鉄」の親子が楽しそうに遊んでいた。 門司港駅周辺は、明治・大正頃の建物なんかもあって、 一般の観光客には人気のスポット。 オシャレなお店や小奇麗な若者も多い。 そんな中を普通の観光客が立ち寄る場所には寄りもせず、 今日最後のスポットへと向かう。 一刻も早く帰りたいのだけど、明日はここは乗り継ぐだけだから、 今日見ておくと後が楽だしな・・・ で、駅前を通過しようとしたら、妙なオブジェみたいのが目に入ったので近づく。 レトロがウリの駅前に、またこんな前衛的な像を作っちゃってえ~! と思ったら、なんと和布刈神事の像だったので驚いた(笑)。 ワカメを刈る人、手桶を持つ人、松明でかざす人、のセットだ!! まあまあ、早とちりしちゃってごめんなさいねえ~ にほんブログ村 にほんブログ村 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2012年12月02日 23時04分12秒
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