2065508 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

戦国ジジイ・りりのブログ

戦国ジジイ・りりのブログ

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2012年03月02日
XML
カテゴリ:旅日記(九州)
さ~てと、問題はここからなのだ。
ある程度のあたりはつけてるけど、なにしろ情報が少なくて・・・
とりあえず、老松公園へ行って一旦休憩しようかな。

大通りを歩いてると、正面に綺麗な形の山が見えた。
たぶん、あれが今日最後の方で行くスポットじゃないかな・・・
そろそろ昼時だし、今日は門司港名物、焼きカレーを食べたいんだけど。

      正面は三角山

焼きカレーを食べられそうなお店もないまま、老松公園に着く。
座ってお菓子を食べながら資料を取りだすけど、
これから行くところのページが一部欠けていた。

やべ~!!雫雫雫

たぶん、ここから入るんじゃないかって場所はあるんだけど、
ちょっと不安になってきた。
そこでケータイのナビウォークで検索してみたら、
全然想定と違う場所がヒットした。

えええ~?ここお~!?

どうしようか迷うけど、老松公園からはそちらの方が近いので、
そっちから攻めることにする。

関係ないけど、老松公園にはこんな噴水があるんですよ。

     老松公園の小憎

1人隠れちゃって見えないけど、4人いるの。小僧が。
1人じゃダメだったんですか~?(笑)

しょんべん小僧には幼児虐待とかの疑いもあるけど、
さすがに4人もいるとねえ・・・
って、写真を撮る私も私か。


公園内を抜けて行こうとしたら、奥に図書館があった。
地元ならではの資料があるかもしれないな、と思って、ちょっと寄ってく。
思った通り、『門司・小倉の古城史』なんて本があったので、
必要な箇所だけ情報を頂いた。
情報と言っても、古い真面目な本だし、アクセスなんかは書いてなかったけど。

で、「東明寺城」「三角山城」へと続きます。
城についてはカテゴリーを別にしてあるので、そちらをご覧ください(近日公開予定)。



門司港駅めざして、下山開始。
山の中には、ラブホがあった。

     関門海峡ビュ~

史跡の旅してて、
「え~、ここに作っちゃう~!?」
ってラブホは結構ある。
ここのは海峡ビューがウリらしい。

けど、ゆったりビューを楽しむ人っていないんじゃないかな・・・
と一人笑いをこらえながら撮影。
このあたりからはこんな眺め。

    三角山城からの眺め
 

下っていくと清滝神社のところまで出たので、
せっかくだから寄ってく。

   門司・清滝神社

そんなに大きな境内ってわけじゃない。
ちょろっと見て別の方から出ようとしたら、こんな解説があった。

  【水の落ちる二丈余、白糸を引くが如し。水勢少なけれど、いと清浄なり。
   依りて清滝と云ふ。此の水に頭をうたすれば、頭痛、めまい立所に治るとて、
   春秋の頃は参詣人多し。滝の下に小社あり。清滝神社と云ふ。(企救郡誌)

   大むかし-かすかに塩たく煙に、やっと人の住むところかと、わかる-
   そんな門司の、ここは楠原村(現在の門司港地区)清滝です。巨木がうっそうと
   繁茂する風師山のふもと、清浄なお滝が、年中糸をひいて落ちる。さとびとは
   お山、お滝を神として、しあわせを祈ってきました。
 
   別名、滝の宮、この水で目を洗うと、効き目があるといわれ。「お滝のもらい水」
   といって、竹筒に汲み帰る風習があり、長州や筑前の遠くからも詣る人も多かった。
   さらに潮流の早い関門海峡、海の難所も前にしていることや、門司関を起点とする
   大宰府街道の要路上にあることもあって、「滝の宮」に貴布祢社、稲荷社、
   道祖神をお迎えして、身体健康、家内安全、海陸交通安全、商売繁昌、
   五穀豊じょうを願って、おまつりが継承されている由緒あるお宮です。

   門司倶楽部から区役所へ出る道は、旧「大宰府街道」
   清滝公園は、北九州市の公立公園第一号(大正5年開園)
   三角山は、門司本城の支城。この近くに「中屋敷」「馬之丞屋敷」などの
   古い地名があります。】 
   (清滝貴布祢神社奉賛会の解説板より)

門司倶楽部も区役所もこのすぐ近く。
へええ~、大宰府街道かあ~。
でもこの時は、そんな方へ回り道してる体力的余裕はなく涙ぽろり

水もね、いちおう境内を流れてはいたけど・・・
解説がなければ、そんな歴史を持つ神社だなんてちょっとわからない(すいません)。
けど、地名にはその名をとどめて、土地は歴史を記憶しているんだね。


疲労感でいっぱいの体を引きずるように、門司港駅へ向かう。

     門司港駅

大正3年旧門司駅として開業。
左右対称の駅舎はネオ・ルネッサンス様式の木造建築で、
昭和63年に鉄道駅舎では初の国の重要文化財に指定されたとある。

駅の反対側からはミニSLなんか置いてあって、
「鉄」の親子が楽しそうに遊んでいた。

門司港駅周辺は、明治・大正頃の建物なんかもあって、
一般の観光客には人気のスポット。
オシャレなお店や小奇麗な若者も多い。

そんな中を普通の観光客が立ち寄る場所には寄りもせず、
今日最後のスポットへと向かう。

一刻も早く帰りたいのだけど、明日はここは乗り継ぐだけだから、
今日見ておくと後が楽だしな・・・

で、駅前を通過しようとしたら、妙なオブジェみたいのが目に入ったので近づく。

       和布刈神事の像

レトロがウリの駅前に、またこんな前衛的な像を作っちゃってえ~!
と思ったら、なんと和布刈神事の像だったので驚いた(笑)。

ワカメを刈る人、手桶を持つ人、松明でかざす人、のセットだ!!
まあまあ、早とちりしちゃってごめんなさいねえ~泣き笑い


にほんブログ村 歴史ブログ 地方・郷土史へ
にほんブログ村

にほんブログ村 旅行ブログ 個人旅行へ
にほんブログ村





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年12月02日 23時04分12秒
[旅日記(九州)] カテゴリの最新記事


PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

りりじい

りりじい

カレンダー

カテゴリ

コメント新着

王島将春@ Re:浅草&寛永寺法要編(8) 東国の成熟(01/08) はじめまして。福井市在住の王島将春(お…
よー子@ 墓参り2014(2) 慈眼寺~芥川龍之介と小林平八郎の墓(08/02) 前略 初めてお便りします。 質問ですが、…
伊藤友己@ Re:上野第三編(12) 寛永寺105/清水観音堂~越智松平の灯篭(06/20) 越智松平家が気になって詳しく拝見しまし…

サイド自由欄

よみがえる江戸城 [ 平井聖 ]
価格:2916円(税込、送料無料)







PVアクセスランキング にほんブログ村

お気に入りブログ

ほげほげと えびねっこさん

© Rakuten Group, Inc.