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みなさん今日もハッピーです。そろそろお盆休みも終わりですね。いい思い出いっぱい出来ましたか。今日は僕がみんなに伝えたい話集の中から、くじ引きみたいにして選んだ話を紹介させていただきます。ちょっと頭を使う話なので、しっかりと読んでみてください。
タイトル「二つの島」 ここにAの島、Bの島の二つの島があります。Aの島には800人、Bの島には200人の島民が住んでます。 この二つの島にはそれぞれ変わった法律があります。 Aの島の法律は「自分のこと以外を考えたものは罰を与える」というもの。Aの島では自分の靴は揃えてもいいですが、人の分までそろえると罰せられちゃうんです。 これに対してBの島の法律は「人のことしか考えてはならない。自分のことを考えたものは罰を与える」というもの。常に人のことを考えなくてはならない国なんです。 Aの島は当然風紀は乱れ、殺伐としています。自分の幸せは自分で守らなくちゃいけないから、当然ですよね。 Bの島は風紀はきちんとし、みなが笑顔です。もし笑顔じゃない人がいたら、みんなでその人を笑顔にしようってがんばるからです。当然ですよね。Bの島は「常に人のことを考える」ことが法律ですから。 ではここで問題です。Aの島で自分のことを幸せにしてくれる人は何人いるでしょう? 正解は「自分一人」ですよね。 ではBの島では自分のことを幸せにしてくれる人は何人いるでしょう? 正解は「199人」ですよね。 Aの島では自分の幸せは自分で考えなくちゃいけない反面、人のことをわざわざ考えなくてもいい。そしてBの島では人の幸せばかりを考えなくちゃいけない、っていう労力はかかるけど、自分のことは人が助けてくれるんです。 あなたはどちらの島にすみたいと思いますか?そう、Bの島ですよね。 ではこの全く考え方の違う島、AとBは仲良くできるでしょうか?当然考え方が違うんだからできないですよね。 ………って言いたいところなんですが、実は仲良くできるんです。 何故か? Aの島にすむ800人の人は、「自分のことを幸せにしてくれるもの」を探す人たち。そしてBの島にすむ200人の人は「幸せになりたい人」を探す人たち。 つまりこれはあげたい人と、もらいたい人でギブアンドテイク、つまり需要と供給が成り立ってしまうんです。Aの島を「フォーミーアイランド」、Bの島を「フォーユーアイランド」って言います。 これは極端なたとえ話かもしれませんが、今の時代、「フォーミー」の考え方の人が加速して増えています。それだけ考えると、お先真っ暗に見えるんですけど、「フォーユー」の人にとっては、人を幸せにできるチャンスが広がるってことなんですよね。 そしてもうちょっと深く言うと、同類引き寄せの法則ってのがあるから、「フォーミー」は「フォーミー」どうし、「フォーユー」は「フォーユー」どうしで引き合うようになります。 そうすると、片方の「フォーミー」組はどこまで行っても奪い合い、争い合い、もう片方の「フォーユー」組はどこまで行っても与え合い、喜ばせ合いが続く。ひょっとしたらこれが「天国と地獄」なんじゃないんでしょうか。 あくまでこれは分かりやすくするための極端な話です。これは実は人間の心の中の話なんです。 たしかにどちらを失くしても人間は窮屈になっちゃうかもしれません。 僕は心の中に「フォーミー2割、フォーユー8割」くらいが一番うまくいくバランス点だと思ってます。人に親切にしようって思いが「フォーユーアイランド」の考えかた。そして人から何かをしてもらおうって思いが「フォーミーアイランド」の考え方。 住む島はその人の心の持ち方で決まるんです。 今からは「フォーユー」の考え方をたくさん持った人、つまり人のことを考えることのできる、心豊かな人たちの時代が必ずやって来ます。 みなさんが「フォーユーアイランド」に住むことができますように。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年08月16日 18時18分19秒
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