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柴楽日記

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2018.06.07
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カテゴリ:グルメ・旅
前回の続き・・・。
東京滞在2日目の朝を迎えました。
昨日の雨も上がり、今日は良き散策日和になりそうです。

チェックアウトを済ませてのんびりと束の間の涼し気な朝の空気を感じながら、外堀通りを
御茶ノ水方面へ向かいながら本日の散策をスタートしました。
途中、早速寄り道をしてみます。

こちらは日本サッカーミュージアム。
代表やJリーグの各チームに関する展示はもとより日本サッカーの歴史にも触れることが
できるサッカー好きにはお勧めの施設となっているみたいです。
平日のこの日の開館は午後からとなっていて見学はできませんでした。
また次回のんびりと足を延ばしてみたいと思います。

サッカーミュージアム前の通りはその名も「サッカー通り」。
街路灯にはサムライ・ブルーのフラッグそして壁にはサッカー通りを彩るアート。(楽)
この壁画の後方にはワールドカップ・トロフィーに口づけする選手のシルエットが描かれ
ていて末尾にはJFA2005年宣言の熱いフレーズが描かれていました。

「夢があるから強くなる」
まだまだ果てしなく遠い道程の様に感じられることもありますが、いつの日か
夢が現実になる時がやって来るかもしれない、そんな勇気をもらえるフレーズ
ですね。(楽)
ロシアの地で力強く羽ばたく日本代表の勇姿を期待したいと思います。(楽)

寝起きの体にもだいぶエンジンがかかってきたところで、本日の最初の目的地
である神田明神へとやって来ました。


創建は奈良期(天平2年)と言われ、江戸東京では最も歴史のある神社のひとつと
されています。
参拝を済ませて久しぶりに境内をのんびりと歩いてみることにしてみます。
こちらは本殿横の石獅子。

神楽坂の善國寺に鎮座していたのは石虎でしたがこちらは石獅子。
江戸期に制作されたこの石獅子もまた往時の庶民の信仰を知る上で貴重な資料の
ひとつとなっている様です。

本殿の裏手に入るとまず目に止まるのは銭形平次碑。

台座部分はお馴染みの「寛永通宝」がデザインされています。
小説「銭形平次捕物控」では神田明神下の元の台所町が平次の住んでいた場所と
いう設定になっていることから、所縁の明神下が見下ろせるこの場所にこの碑が
建立されることになったということなんだそうです。

こちらは力石。

力石は円形または楕円形のある一定の重さの石で、神社などの村の鎮守や
村境に置かれていたとされ、若者たちが力試しに用いた石だと言われていま
す。またこの国に古来から伝わる石に関わる信仰に端緒を為していると解釈
されているみたいですね。

境内脇にそびえる大公孫樹とさざれ石の側に静かに佇んでいるのは明神男坂。

江戸期(天保初年)に四組の町火消(「い」「よ」「は」「萬」)が石段を明神へ
献上したことに由来すると言われています。
当時この大公孫樹は安房方面から江戸へとやって来る漁船の目印になっていたという
逸話やこの坂からの眺望の素晴らしさから毎年一月と七月の26日には観月が行われて
いたという話も残っています。

徳川家康公を始めとする幕府との所縁の深さから江戸総鎮守府としての機能を
果たす一方で、移りゆく時代の中にあってもその歩みは常に江戸庶民の暮らし
とともにあり続けてきた神田明神。
今回も薫り高きこの神社の歴史に触れさせて頂いた参詣となった様な気がします。

こちらは神田明神から御茶ノ水方面へと向かう途中で訪れた湯島聖堂。

気になってはいたものの、いつも素通りしてしまっていた場所です。
今回の散策でようやく訪れることができました。
石段の傍には紫陽花。

梅雨入りした都内の紫陽花も見頃を迎えていました。

入徳門から杏壇門をくぐり大成殿へとやって来ました。

湯島聖堂は当初、5代将軍綱吉によって建てられた孔子廟でした。
寛政期になると寛政異学の禁による幕府の朱子学奨励の流れの中で昌平坂学問所と
なり、幕末まで開成所や医学所と並び称される教学機関として機能しますが、明治期
になると新政府に接収され、昌平学校としてその色彩も徐々に変化していくことと
なり(従来の儒学教育ではなく皇学を主とし儒学を従とする機関とする新政府の位置
付けによる)、その後、廃校となるに至ります。
昌平坂学問所は後の東京大学へとその系譜の一部が連なっていったり、筑波大学や
御茶ノ水大学の源流となっていったという点においても大きな意義を為したと言える
のではないかと思います。

湯島聖堂を後にしてやって来た聖橋にて一枚。

次なる目的地、蔵前方面へと向かいます。

次回へ続く。





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最終更新日  2018.06.16 00:23:21
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