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カテゴリ:ルターの言語世界
1)一昨日は本校でありがちな1人対1人でのスクーリング。 チャップリンの独裁者を観てもらった。 休み時間に映画の話をして、ニコニコ動画で『素晴らしき哉、人生!』(1946)で11:21ぐらいの「ぺろってやめて! これは…青酸カリ!」のシーンをぜひ観てください、また、最後の方で「ありがとう」と書いているのも観て欲しいとお話しした。 https://www.nicovideo.jp/watch/sm30285995?ref=search_key_video&playlist=eyJpZCI6InZpZGVvX3dhdGNoX3BsYXlsaXN0X3NlYXJjaCIsInNlYXJjaFF1ZXJ5Ijp7InR5cGUiOiJrZXl3b3JkIiwicXVlcnkiOiLntKDmmbTjgonjgZfjgY3lk4njgIHkurrnlJ8iLCJwYWdlIjoxLCJwZXJQYWdlIjozMiwic29ydCI6IitoIn19&ss_pos=11&ss_id=5dd27073-ec2f-4063-b07f-6e4f909b945d&fbclid=IwAR2zeltJ9sQf4MuNSi4GFjLCOBjXLP9jsco-rwdr4ek_PfI3zW7idsJtMco 2)素晴らしい動画です。チャップリンのことをわかりやすく伝えると共に、為政者にだまされつづける人々への警鐘になっています。 【ヒトラーvsチャップリン②】映画「独裁者」で笑いという名の爆弾投下 https://www.youtube.com/watch?v=4VvepXSnowI&fbclid=IwAR2MJjo5iVqsJgN9iqvFk-w8dBvdN8vHTsdDMMfAlHHkGScG-TRaS9Trj7I あっちゃん(中田敦彦さん)が「チャップリンが演説をまねしたので、ヒトラーは演説をしにくくなった」と話したのを聞いて重なったのは、安倍首相が「令和」を連呼していたのに山本太郎さんが「れいわ新選組」を立ち上げたので一切言わなくなったこと。まったく同じですね! ありがとう、山本太郎さん。 授業で映画『独裁者』を使っています。映画の中でbrunette dictator(ブルネットの独裁者)というセリフがバルーンのシーンの直前に出てきます。金髪碧眼のアーリア民族が優れていると言っているヒトラー自身は金髪ではなくブルネット(褐色の髪)ですから、それを揶揄しているのです。1940年で同時代に当てこすりしているわけです。「王さまは裸だ」のように「ヒトラーはアーリア民族(金髪碧眼)ではない」とツッコミが入れられないのが独裁政権の恐ろしさだと思います。 8年間の安倍独裁政権を体験した私たちはどうだったでしょうか。 「王さまは裸だ」とツッコミを充分できたでしょうか? ソフトな独裁でしたから無自覚な人が多かったかもしれません。森友、加計学園、桜を観る会、東京五輪誘致贈賄など、数え切れない不祥事のみならず、竹中平蔵さんらによる非正規雇用蔓延、沖縄への不条理な対応、アメリカのいいなりの安保法制やTPP・種子法など日本の根幹をゆがめるような政策を安倍政権は進めました。どうやって取り戻したらいいのでしょうか。 チャップリンの独裁者のスピーチを今週は2回聴いて考えさせられました。
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Last updated
2020.10.15 23:20:25
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