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カテゴリ:ブログ記事読み返し
Tout vu tout luというフランスのクイズ番組(2006)のお勧めがYoutubeに挙がってきて観始めたところ、クイズの問題に「第31回セザール賞(2006年)」のことが出てきたのでWikipediaで調べ始めて、そこから飛躍して2015年最優秀外国映画賞のグザヴィエ・ドラン監督映画『Mommy/マミー』(Mommy)(2014年)は、京都シネマで観たのを思い出し、自分のブログで検索して、記事を読み直した。映画『Mommy/マミー』自体は私は好きではなかったことがわかったが、『ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実』の記事を読み直して、ベトナム戦争を忘れてはいかんと、心新たになった。「search and destroy(索敵殲滅), secure area(保護区域)などの用語がベトナムでの戦闘方針の現実を覆い隠す言い方であったことを指摘していて、アーサー・ビナードさんが教えてくれたことと重なった」の箇所を心に刻みなおした。 https://www.youtube.com/watch?v=GV5N2ZoojZY 2015.05.03 ルターの休日@京都:京都シネマで映画3本 1)「グランド・ブダペスト・ホテル」 観て良かった。映画らしい映画。無駄がない展開。エンドロールのアニメが可愛いらしかった。ただ、殺される人が多かったり、暴力を振るわれたりする場面が多いので、そこがあまり好みではない。 2)「ハーツ・アンド・マインズ/ベトナム戦争の真実」 ベトナム戦争をインタビューと映像で構成。北ベトナムか南ベトナムかどちらを支援しているか分かっていないアメリカの人。カナダに兵役拒否して移住した人たちの一人が証言していたシーン(52分)で、ベトナムの人たちは人間以下で「グークス」と呼ぶようにとマインドコントロールされていたと語っていて、アレン・ネルソンさんが語っていたことと同じだったのと、search and destroy(索敵殲滅), secure area(保護区域)などの用語がベトナムでの戦闘方針の現実を覆い隠す言い方であったことを指摘していて、アーサー・ビナードさんが教えてくれたことと重なった。 米兵に殺されたベトナムの人々の葬儀のシーンで、お父さんの棺を前にして泣き続ける男の子。墓穴に一緒に入ろうとするときに無表情なお母さんの必死な姿を見て、泣けてきた。そしていくつも並んでいる墓穴を撮して映画は終わった。 ベトナム戦争で負けたことを直視できないという証言をしていたアメリカ人の方がいたが、大人の人にはこの映画を観てほしい(お子様には見せられないようなシーンがあるので…)。 3)「マミー」 いくつかの賞を獲得している若いグザヴィエ・ドラン監督の作品ということで見てみたのだが、私にはちょっと「う~む」という感じだったかなぁ。褒めているコメントも見られるのだが、私には響かなかったかなぁ。ADHDの症状をめぐって、罵倒し、大騒ぎするというのが生理的に受け付けなかったのかもしれない。もっと穏やかにできないのかと思ってしまう。濃いスープは苦手なのだ。
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Last updated
2022.11.20 14:06:17
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