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カテゴリ:子ども、教育
ところで、親子で季節遊び「釣りをしてみよう」中で印象深かったのは、撒き餌を撒くことをとても楽しそうにやっている子どもたちの存在でした。
実際、釣りが初めての子は、撒き餌を撒きながら「釣りって楽しいね!」と言っていた。
もちろん、全ての子が撒き餌を撒くことを楽しんでいたわけではありません。釣ることにすべてをかたむけている子も当然います。
釣りを知らない人はわからないと思うので、少し説明すると、撒き餌を撒く、というのは、釣ることに向けて、魚をおびき寄せ、食欲を促進する行為です。
いわば、釣ること自体をメインとするならば、撒き餌はサブ、サポートの役目に当たります。
ともすれば、釣りでも釣れた結果に目がいきがち、その過程の撒き餌を撒く行為はそう注目されるものではないかもしれません。
しかしながら、撒き餌を撒かなくては魚が集まりませんから、当然釣果は上がりにくい(釣るターゲットにもよりますが)。
世の中には、例えばクラブ活動や運動会で、自分の子どもが目立っていない、という理由でクレームをつける親がいる、と聞きます。
ついつい大人の世界、というか、現在のように経済競争をやたらと重視する世界では、見た目の結果を気にし過ぎる、転じて主役ばかりを強調する傾向が生じています。
将来、スポーツ選手になりたい、という子がやたらと多かったりするのも、そういう傾向の表れかもしれません。
しかし、実際の社会、というのは、サポートが大多数でメインは一握り、そして、サポートがなければ、メインは成り立ちません。
先日、お亡くなりになってしまいましたが、樹木希林さんのような名脇役があって、主役が引き立つ。もっと言えば、舞台装置やら、音響やら、何やらかんやら、縁の下の力持ちがあって、きっと芝居もなりたっているのでしょう。 社会も同じですね。
さて、話を戻します。 撒き餌を撒くことを楽しむ子どもたちに対して、ともすれば大人は、せっかく来ているし、もっと釣ったら?となりそうなものですが(私も恥ずかしながら経験があります)。
そういう、サポートも楽しめる、という気持ち、行動を大切にしたい。
親子で季節遊びが、我が、我が、という「我」の呪縛から、大人も子どもも解放される場になれば嬉しいですね。 ☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
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Last updated
2018.09.25 10:00:51
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