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カテゴリ:明響庵月刊誌より
整体処明響庵月刊紙「からだの自然」11月号より抜粋記事をご紹介致します。
「からだの自然」は ・天然酵母パンむくのき(宇部市あすとぴあ) ・ミリーズブレッド(宇部市西岐波) ・たこ焼きまる伸(宇部市西岐波) ・天然酵母のパンと菓子ばくや(宇部市亀浦) ・すくすくプラザ(宇部市琴芝町) ・保育所ハッピーランド(山口市阿知須) ・量り売り専門店 F(宇部市西梶返) ・珈琲店ジヴェルニー(宇部市沖宇部) ・宇部市立図書館 (宇部市琴芝町) ・お米野産なかざわ(山口市佐山) (順不同) 是非手に取ってご覧ください。
十一月のからだ ~自らを治め、自然と調和を~ 収穫の秋もいよいよ深まって。 先日、サツマイモの収穫をあらかた終えました。今年は例年より小ぶりな芋が多い。そして、ひげ根という、細い根の発達がたいへんに盛ん。四方八方に伸びるひげ根は、水を求めてあがいた証。水の不足、それに対する生命不屈の「根性」を表しているかの様。
私の取り組んでいる「自然農」では、人為的に水を与えることをほとんどしません。草を根からひき抜くことはせず、刈った草を地表に敷き詰めておくので、地肌むきだしの畑に比べると、乾きにくい。 とはいえ、「自然農」でも、気候が極端になってくると、その影響は大きい。人為が少ないだけに、むしろ影響がわかりやすく表れます。今年は酷暑、更に7月以降、現在も雨が極端に少ない。台風も少なかったですし、秋雨前線の発達もほんの束の間。水の供給が乏しかった。
そう言えば、少し前から、今年は熊の目撃が各地で頻発しているとか。おそらく山も、気候の影響で実りが乏しいのでしょう。熊も食料を求めて、降りてくることが多くなっているのでは。
そんな中、人間だけは大丈夫か、というと、当然そんなことはなく。野菜の収量が減ることもさることながら。今年は、寒暖の差が大きい春、湿度の高い夏、やはり寒暖の差が大きく、乾燥の強い秋、ときています。その気候の元、負担を特に受け続けているのは腎臓を主とした泌尿器系。その疲労にまつわる現象を身体に表している方は実際に多く見受けられます。
ところで、人間が他の動物と異なるところはどこか。一つに、自らの外側、環境を変える力が大きいこと。二足歩行から、手指、頭が発達、道具を創り、使うようになった。衣料、食料生産、住居…生命の維持、環境への適応を道具で助け、今や人間は地球全土に広がっています。
道具の材料が環境由来であることはもちろん、その生産、使用の過程で、環境へ負荷をかけることは否めない。単純な道具ならともかく、昨今の発達した道具であれば、なおのこと。道路を創り、自動車ひとつ走らせるにしても、そのことを推して知ることができるでしょう。
衣・食・住…たくさんの道具に囲まれた現代の生活。生活は、身体を日々育み、創り変えてゆく。と同時に、外部の環境も変えてゆきます。それが今や、気候も含めた、地球全体のサイクルをも乱すに至っているのでは? 道具が高度に発達を遂げてきた反面、人間そのもの、私たち自身はどうでしょうか。道具による保護に慣れ過ぎて、依存を濃くし、自身や周囲、人間そのものの可能性、心身の発達を自ら窮屈に制限してはいないでしょうか。
生きている限り、発達、変化し続ける身体。そこに寄り添っておりますと、希望を見出すことができます。ひげ根の如く広がる可能性を。自らの生活を治め、身体を、生命をますます活かす。身体と環境の自然…全体の調和を取り戻してゆくことができるに違いありません。
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2023.11.15 16:31:42
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