|
カテゴリ:医、健康、からだ
(前回の続き) 年末にやや不景気と言えなくもないブログを数回続けて書き綴ってきた。
前回までに記したように、巧妙なる支配に、知らず甘んじがちになっている私たちであるが、それぞれに希望もまた、ないではない。
巧妙とはいえ、支配によって、生命力を削がれてゆく具体は、何といっても、身体に表れる。
精神や行動にももちろん表れるのだが、具体としては、やはり身体である。
巧妙なる支配は、表在的な意識にのぼらない深層、潜在意識に作用して、個の発達、生命の発露を束縛している。
であるから、潜在意識を表す、身体から解放してゆくアプローチが、生命力を発揮し、個を活かす、即ち支配からの逸脱に有効である。
そもそも身体という自然は、人為的・不自然な支配を快しとしない。
意識は騙せても、無意識に反発が起こる。
鈍っていない、子どもの身体ではそれが顕著だ。
口では表せずとも、身体が物を言う。
子ども程顕著といかなくとも、大人とて、基本的にそれは同じである。
洗脳され、支配に慣れていたとて、生命力のある限り、身体は解放を求めて、時に声をあげる。
自覚として、小さくは違和感であり、大きくは様々な症状を表してくれる。
支配に慣れ、鈍化するにつれ、麻痺の如く、違和感は聴きとり辛くなっていくものではあるが。
それは、自分の身体にとどまらず、他者の変調の察知に対しても同じである。
共働きで時間に追われ、自身の体調も、子どもの変調もとらえることができない、というのが、昨今では多いように、だ。
さておき、つまるところ、身体が変調を表した時、時に一見体調不良と思われる、その時こそ、支配から逸脱しうる、覚醒の扉は開いているのである。
表れた症状を異常、身体のエラーと頭から決めつけ、クスリなどで抑え込んで、黙らせる、などというのはどうだろう、と私には思える。
状況にもよるものの、基本的には支配も支配、圧政を自らに課すようなものだ。
現代において、支配に慣れた頭は容易にそちらを選んでしまいがちではある、が…。
大方の場合、症状自体が、生命力(自然治癒力含む)発揮の表れだ。
その経過を見守りつつ、必要とあらば、自らの行動、生活を、身体の要求に添うよう、変えてゆくことが、新たな自身の発達を生む。
そして、削がれてきた生命力を取り戻してゆくことへつながってゆくだろう。
(→続く?) ★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ 治る力、即ち生きる力を活かし、育む 整体処 明響庵(めいきょうあん) https://ja-jp.facebook.com/meikyoan/ https://page.line.me/vtf9624a ご予約・お問い合わせ0836-39-6275
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
楽しく、自ら整う力を育む 整体体操教室 毎週火曜日10:30〜12:00 @宇部市常盤ふれあいセンター
感覚を磨き、しなやかな身体を培う 古武道エクササイズ 毎週土曜日13:30〜15:30 @宇部市常盤ふれあいセンター
お問い合わせ0836-39-6275
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.12.28 17:20:53
コメント(0) | コメントを書く |