4150566 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

ホームメイドの資材紹介 ~Home Made~

ホームメイドの資材紹介 ~Home Made~

PR

全63件 (63件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 7 >

屋根材

2023年07月15日
XML
カテゴリ:屋根材




会社の近所にあるお客様のおうちで、屋根材が剥がれたという連絡を
頂きました。

数日前の大雨の時に、名古屋市内の中心部で大きな木が倒れて道路を
塞いだというニュースが流れましたが、その時日進市でもすごい風が
吹いて大変なことになりました。

その時に、3ヶ所程の屋根材が千切れて飛んでしまったとのことでした。

屋根材は、カナダ製の40年保証のアスファルトシングル屋根材。

薄いアスファルトの板材を重ねて1枚の屋根材にしたものを、更にいくつも
重ねて張っていくというデザインの材料です。

ただ、実際の屋根防水を担っているのは、アスファルトシングルの下地として
敷き詰めてあるアスファルトルーフィングと呼ばれる防水シートです。

ですから、屋根材が飛ばされてしまっても、アスファルトルーフィングが
完璧であれば、屋根が雨漏れすることは全くありません。

つまり、屋根材というものは、アスファルトルーフィングを太陽の紫外線
などから保護し、防水層を劣化から守っているという役割を果たします。

写真には飛ばされた部分が2つありますが、どちらも表面の重ねた部分
だけが外れただけで、その下の色付けしていない黒い屋根材は全く問題
ありません。

下地のアスファルトルーフィングは、この黒い部分のその下に施工されて
いますから、見た目だけの問題で雨には全く影響されない状況と言っても
いいでしょう。

幸い千切れた破片は全て敷地内で見付かったそうですから、それを専用の
防水接着剤で張り直せば、元通りになると思います。

勿論、どうしても気になるという人でしたら、張り直しも可能ですが、
そこまでしなくても次回張り替えの時期が来たらでいいように思います。

それにしても、台風の時だけでなく、大雨でも突風や竜巻が発生すれば
瞬間最大風速を超える風が局所的に吹きますから、温暖化した日本では
屋根を過信してはいけませんよ。

皆さんのおうちでも、台風シーズン前に屋根のチェックをお忘れなく。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2023年07月15日 15時47分34秒
コメント(0) | コメントを書く


2022年09月30日
カテゴリ:屋根材




一般的に輸入のアスファルトシングル屋根材は、天然の砂粒で色を出して
いる為、紫外線で劣化することは少なく、20~40年といったスパンで
色落ちすることはないと言われています。

写真の屋根材も、IKOというカナダのメーカーのもので、現地では40年の
色落ち保証がされています(カナダ国内での保証ですから、日本で施工した
ものには適用されませんが、耐久性という点では変わらないはずです)。

そういった点で、国内で広く出回っているコンクリートで成形して
表面を塗装したカラーベストのような屋根材(スレート瓦)のように
10年程度での塗替えは必要ありません。

ただ、それはアスファルトシングル屋根材そのもののことであって、それを
施工する為の付属資材(副資材)については、その限りではありません。

アスファルトシングル屋根材を施工する際は、ケラバ(妻屋根のエッジ部分)や
棟・屋根と壁との取り合いといった場所には、防水カバーとしての鈑金材が
取り付けられます。

鈑金材は、ガリバリウムで被覆された薄い鉄板ですから、おおよそ25年
程度は持つと言われていますが、場所によっては紫外線による劣化が進みます
ので、それに応じて塗り直しをしてあげないといけません。

写真の屋根は新築から22年程度経っていますが、屋根材自体は非常に
きれいな状態ですから、不具合がない限り特に何もしませんが、鈑金部分は
そろそろ塗装が必要です。

耐久性のある屋根材だとしても、その周囲の部材は必ずメンテナンスが
必要となりますので、注意をして下さいね。

安い塗装業者さんに外壁だけで屋根の塗装は必要ないとお願いすると、
屋根鈑金は全くメンテナンスしてくれないかも知れませんよ。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2022年09月30日 17時06分46秒
コメント(0) | コメントを書く
2022年09月29日
カテゴリ:屋根材




現在、外装の塗り直し等の施工をしている日進市の輸入住宅。

先日、ベルックスの標準メンテナンスである「10年目安心点検」を実施して、
気密パッキン(シール)材の交換や防水コーキングの打ち直し、グリスの
補充、細部の清掃といった作業を行いました。

これは、10年毎に実施して天窓の雨漏れやペアガラスの結露などを防止する
ことを目的としていて、点検後には更に10年の保証延長をメーカーがして
くれます。

但し、10年以上経っているというおうちでも、保証の規定は適用されませんが、
保証に準ずるだけのメンテナンスを行うことは可能です。

今回のこのおうちは、カナダ製のアスファルトシングル屋根が40年、
木質系サイディングの塗装が25年、という耐久性が謳われていた為、
新築から22年が経って初めての外装メンテナンスということで、
トップライトも初めての安心点検となりました。

(因みに、屋根そのものはまだまだメンテナンス時期に来ていない為、屋根に
付属する部分のみ塗装等のメンテナンスを行いました)

恐らく普通であれば、天窓も上記のメーカー点検で作業は完了するのでしょうが、
私たち ホームメイドは更に天窓周囲の鈑金の塗り直しを実施します。

塗装前の鈑金部分(天窓の下端)は、つや消しのような状態になっていますが、
塗装を終えた部分は黒々としたツヤになっています。

こうすることで、防水処理されたガラスの周囲や取付けビスの部分も、塗装で
更に防水・結露・劣化防止対策が出来ますから、寿命は随分変わってきます。

屋根の上はお客様が確認しづらい場所ですが、言われる以上の仕事を
言われなくてもやるという姿勢が大切だと思います。だから、信頼優先でなく
値段だけで注文するというのは、リスクが大きいかも知れません。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2022年09月29日 17時02分34秒
コメント(0) | コメントを書く
2022年08月18日
カテゴリ:屋根材




豊田市のお客様から新築から12年経った屋根材が剥がれたので、修理を
お願いしたいというご相談を頂きました。

屋根材は、オーウェンスコーニング製アスファルトシングルのオークリッジプロ。

アスファルトの素材にグラスファイバーが練り込んであって、風速38mにも
耐えられるというものなんですが、見事にめくれ上がって千切れています。

このおうちは、少し高台にあって東側が開けている環境で、台風等の強風が
建物の東側に当たってくるといった状況です。

また、風は均一の強さで吹く訳ではなく、強く吹いたり弱く吹いたり、
時には予報の最大風速よりも瞬間的に強く吹く可能性もあります。

風に強い屋根材もいろいろありますが、今後発生するであろうスーパー台風
といった部類のものに絶対耐えられるという屋根材は存在しません。

こういう場合、都度直していく以外に方法はないかも知れませんが、何か対策を
施さないとまた同じ被害が発生しますから、考えどころです。

それにしても、自然の力は侮ってはいけませんね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2022年08月18日 18時19分17秒
コメント(0) | コメントを書く
2021年12月16日
カテゴリ:屋根材




以前記事に書かせて頂いたこともありますし、ホームページでも
屋根材としてご紹介をさせて頂いている天然スレート。

東京駅やフランスのモンサンミッシェル、ルーブルといった歴史的な
建物の屋根にも使われているスグレモノです。

フランス産の天然スレート屋根材を使って、愛知県大口町の輸入住宅を
施工させて頂いたこともありますが、本物の石で出来た屋根材ですから
その耐久性は100年以上。

そんな天然スレートの屋根材ですが、今回新たな供給元を見付けることが
出来ました。

写真は、その供給会社から頂いた天然スレートのサンプルです。

黒くて表面が平らなものが、スペイン産。緑っぽくて粘板岩独特の模様が
入ったものがアルゼンチン産の天然スレートです。

ずっしりした重量感がありますが、重さとしてはコンクリート製の
スレート屋根材であるカラーベストよりも少しだけ重いくらいで然程の
違いはありません。

ですから、日本の瓦屋根よりも随分軽く出来ますから、地震の揺れにも
比較的安全性が高いとも言えます。

あとは、値段の問題ですが、供給元から直接購入が出来そうですから、
以前と比べてお値打ちに出来るとは思いますが、カラーベストと同じ
という訳にはいきません。

塗装の塗り直しの必要もないですし、割れたり飛ばされたりしない限り
ほぼノーメンテナンスの天然スレート屋根材。

何世代にも亘って建物を残しておきたいと考えている皆さんは、
新築や屋根の葺き替えに採用されては如何でしょうか。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2021年12月16日 16時55分54秒
コメント(0) | コメントを書く
2021年10月20日
カテゴリ:屋根材




以前ブルースフローリング用のWAXをご購入頂いた福島のお客様から
屋根の葺き替えについてご相談を頂きました。

現在の屋根は、コンクリートの薄板に塗装を施したカラーベスト。

10年毎に塗り直しをすれば、60年程度は持つという屋根材ですが、
永遠に耐久性があるという素材ではありません。

そこで、ルーブル美術館やモンサンミッシェルといったヨーロッパの
歴史的建造物の屋根や赤レンガの東京駅にも使われている天然スレートを
使いたいというご希望でした。

天然スレートとは、何万年も前に形成された地層から採掘した粘板岩で
薄い板状に剥がせるという特徴があり、その分軽量で耐久性が高い屋根が
施工出来るというスグレモノです。

その寿命は120年とも200年とも言われていて、その間何もメンテナンスが
必要ないというのは、他の屋根材を凌駕していると言ってもいいでしょう。

日本でもいろいろな天然スレートが販売されていますが、写真のものは
その一つ。

断面の部分を見ると本物の石であることがお分かり頂けると思いますし、
それが層になっている感じも見て取れます。

こちらの天然スレートのサイドには水切り材が付けられていて、隣り合った
屋根材の間から雨が入らない仕組みになっています。

また、屋根材が上下で重なる部分にはライン状に防水ゴムが付いていますから、
吹き上がるような強い雨でも中に雨が侵入しない工夫もされています。

屋根材の固定は、天然スレートの上に明けられた穴にビスを入れて
留めることをしますから、ガッチリと屋根材が固定されます。

なかなかよく考えられたシステムですが、以前にも記事に書かせて
頂いたように、屋根材そのものは下地に施工された防水材のアスファル
ルーフィングを太陽光から保護するカバーでしかありません。

アスファルトルーフィングがしっかり施工されていれば、屋根材の隙間
から雨が中に入ってきても然程問題ではありませんし、心配も無用です。

ですから、水切りや防水ゴムで更に雨の侵入を防ぐ必要はありません。

勿論、侵入しないことに越したことはありませんが、それよりも
アスファルトルーフィングの施工の正確さや万一の屋根材の交換・補修が
比較的やりやすいことの方が大切な気がします。

何れにしても、天然スレートの屋根は現在考え得る最高の素材である
ことは間違いないですし、その分高価であることも念頭に置くように
して頂きたいものです。

皆さんのおうちでも新築・リノベーションに如何でしょうか?

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2021年10月20日 14時35分29秒
コメント(0) | コメントを書く
2021年07月22日
カテゴリ:屋根材




今日、四日市市の北欧系輸入住宅で発生した雨漏れの検証を、屋根屋さんと
大工さんと一緒にしてきました。

ケラバの屋根材を外し、壁手摺と接する部分を重点的に調べました。

その辺りが、1階の吹き抜けリビングの天井の雨漏れ地点と合致します。

雨漏れは、真上ではなく横に走ることもあるので、慎重に検討する必要が
あるのも事実です。

ただ、屋根の下地となる垂木は、この壁手摺の横を走っていて、手摺の下に
ある訳ではないので、壁から垂木に伝うことはあまり考えられず、壁の柱材
を伝って真下に落ちている可能性が高いという状況でした。

そこで、新しく作り直した腐らない木の笠木・手摺を一旦外して、その下の
状態を見てみました。

そうすると、防水機能を果たしているアスファルトルーフィングの下に
あるコンクリート・サイディングが僅かに濡れていました。

ルーフィングの上も少しカビが出ていましたから、ルーフィングの上に
雨や湿気が溜まって、それが釘などの穴から下に落ちたか、上から屋根を
伝った雨が手摺付近の鈑金材をくぐって中に侵入したか、もしくは
その両方が原因かということになりました。

最近雨は全く降っていませんでしたから、僅かに濡れていたという点で
然程雨漏れはひどくなかったというのも頷けます。

何れにしても、屋根には全く欠点らしき部分が見当たらなかったですから、
この部分を補修して、次回の雨ではっきりさせたいと思います。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2021年07月22日 19時54分11秒
コメント(0) | コメントを書く
2021年07月14日
カテゴリ:屋根材




四日市市で外装の塗り替えや防水施工を予定している北欧系輸入住宅。

ベランダの木製手摺が腐ったので、木を腐らないように処理した
エコアコールウッドで作り直して、いざ塗り直しという時に
屋根からの雨漏れがありました。

当初はベランダ床の排水管からの雨漏れを疑ったのですが、
どうやらそこではないらしい。

次に疑ったのは、作り変えたベランダの手摺。

でも、鈑金などの防水施工に係る部分は、ほぼそのまま使っていますし、
取り換えの過程で不具合が起こるような箇所もありませんでした。

室内で雨漏れをした場所から考えると、ベランダ手摺のすぐ横に屋根
というのが一番怪しい感じです。

屋根材は、センチュリオンデラックスというコンクリート製のモニエル瓦。

割れなどの不具合もないので、屋根材の下地の鈑金やアスファルト
ルーフィングを使った防水材の問題が推測されます。

もしそうなら、恐らく以前から雨漏れの原因があって、その量が少なくて
表には出てこなかったような感じです。

現在、この屋根材は廃番で販売されていませんが、何とか手に入れる
ことが出来るルートを確保しましたので、万一屋根を剥がす時に割れて
しまっても大丈夫。

それにしても、足場や職人がいるこのタイミングで雨漏れが発見される
というのは、不幸中の幸いなのかも知れません。

来週は、実際に屋根を剥がして原因調査をしますから、またその結果を
ご報告させて頂きますね。

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2021年07月14日 10時39分14秒
コメント(0) | コメントを書く
2021年05月04日
カテゴリ:屋根材




愛知郡にお住まいのお客様から外装の塗り直しについてご相談を
頂きました。

少し前に新築されたおうちを購入されて住んでいらっしゃるそうですが、
そろそろ塗り直しが必要かというお問い合わせでした。

写真をお送り頂き状態を確認しましたが、外壁の塗装には然程傷みはない
ように見えますし、屋根材もそれ程色落ちしたようには見えません。

ただ、屋根材をよく見ると、屋根材の一番鼻先となっているラインに
何らかの欠けが発生しているようにも見えます。

多少の欠けであれば、何かの拍子に割れてしまったのかとも思いますが、
何ヶ所か傷んでいるようにも見えます。

写真では色落ちがないようにも見える屋根ですが、実際には塗装の劣化が
発生し、雨が素材に染み込んでいるという状態かも知れません。

カラーベストと呼ばれる国産のコンクリートで出来た屋根材は、塗装によって
屋根材の防水を保っています。

つまり、塗装が劣化して剥げてしまえば、透湿性・透水性のあるコンクリートは
すぐにボロボロになってしまう性質にあります。

このケースでは、屋根材の状態をよく確認して、必要があれば塗り直しを
された方が長くお住まいになれるかも知れません。

(割れがひどいようなら、そこだけ新しいカラーベストに入れ替えることを
考えましょう)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2021年05月04日 18時07分52秒
コメント(0) | コメントを書く
2020年09月01日
カテゴリ:屋根材




現在、雨漏れリフォームを行っている愛知県大治町の輸入住宅。

昨日、屋根の防水工事が完了しましたが、同時に台風の風に対する
対策も実施しました。

通常の瓦材は、防災瓦と比べて風で飛ばされるリスクが大きいと
言えます。

それは、瓦を固定する釘が瓦の重なっている部分だけにしかないからです。

まあ、防水の観点からすれば、瓦が覆い被さって見えなくなった部分に
釘がある方がいいですからね。

でも、それだと釘が瓦の上端にあるだけですから、見えている部分が
何も固定がされていないので、下からの風で煽られてしまいます。

そこで、瓦材の防風強度を上げる為に、瓦にドリルで小さな穴を明けて
そこにパッキン付きのビスを取り付けます。

勿論、全部の瓦にそういった施工をするといいのですが、今回は風で
煽られやすい軒先の一列にそういったビスを入れました。

ただ、よく見るとビスが瓦一列全部ではなく、1つ置きに入れられています。

それは、瓦同士が重なり合っている為、1つ置きに留めておけば、
ビスのない瓦も隣の瓦で固定されてしまうという理由からです。

ビスのパッキン材は、瓦が煽られた際に固いビスが瓦を傷つけたり、
割れを促進したりしないようにするのと、ビス穴から雨水が侵入しにくい
ようにする為です。

また、隠れている部分には防水コーキングを入れて、万一にも備えています。

今回は、元々屋根の雨漏れを修理するのが目的でしたが、それに加えて
台風・突風対策をやっておけば、更に安心感が増しますよね。

(因みに、この工事はサービスで見積には入っていません。金額が
安けりゃ施工にも影響しますし、こうした気遣いも出来ませんよね?)

輸入住宅の新築やメンテナンス、コンサルやコーディネートを
して欲しい、家全般のチェックやアドバイスを受けたいので、
現地調査を希望するという方はお問い合わせ下さい。
全国どこでもご相談を受け付けます。

尚、相談や問い合わせの前には、日々更新する記事をいくつか
ご覧の上適否をご判断願います。また、これらの記事が、多くの
皆さんのお役に立てて頂ければ幸いです。






Last updated  2020年09月01日 16時19分09秒
コメント(0) | コメントを書く
このブログでよく読まれている記事

全63件 (63件中 1-10件目)

1 2 3 4 5 6 7 >


© Rakuten Group, Inc.