食と運動で日日に変化をもたらす
前の会社のお客さんに誘われて、地方都市にあった土蔵を組み立て直したというレストランで食事の後、お客さんが通っているスポーツクラブへ連れてってもらった。スポーツクラブ、何年ぶりだろう。明日間違えなく筋肉痛が起こることを鑑み、ストレッチに重点を置いて筋トレは軽めのメニューにしてもらった。若い男の子のインストラクターがマンツーマンで指導してくれた。館内は清潔で、会員の思い思いのウエアーも洒落ている。マシンも最新の機械が多い。リンパを刺激するストレッチやダンベル体操、プールにある強力な泡で、張った筋肉をマッサージした。変化の無い日常にワンポイントの色合いを付けてみる。それをこの日は文字通り肌で感じた日だった。変化が無いから、堂々巡りの思考しか生まれない。運動に金はかからない。身体に刺激を与える事をすっかり忘れていた。それは頭にも刺激を与える事になる。身体中の機能が、筋肉が、骨が、関節が、血管が、活性化を求めていたのかもしれない。膨大なミクロのものが、もっと血の巡りを良くしたいと何年も前から叫び続けていたように思えた。より良く脳を使うためにも新しい酸素を身体中に送り込んであげる。これだけで日常は確実に変化する。