村長さんが招集をかけて、村内の子供の専門家で会議を開きました。
発達障害など支援の必要な子供を取り巻く環境を良くしようという試みです。
集まったのは、小学校の校長先生、支援学級の先生、教育委員会主事、保育園園長先生方、教育相談員さん、保健師さん、そして係長さん達。
そこに私も呼んでいただいたんです。
今は高齢者の仕事をしている私なのに。包括の仕事とは全く関係ありません。
係長さんが私のことを「先生。」と呼ぶので、「お願いだから先生をつけないで。」と目配せしましたが、皆が手探りで話を勧めているうちに、やっぱり子供の発達や療育、家庭指導に一番詳しいのは私のようでした。
意見を求められたので、本の紹介をしながら少しお話しました。
伝えたかったのは、就園前(保健)、保育園(福祉)、小中学校(教育)が連携し一貫性をもって、子供とお母さんの指導&支援をしていく必要があること。
関係者が障害を理解するために勉強の必要があること。
でも、マニュアル症候群になって決めつけずに、一人ひとりの個性を見ること。
そして統合教育の理念。
わかって下さった方が殆どだったのですが、中には「この会の趣旨が分からない。」と言った方もいました![雫 雫](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h263.gif)
でも、こういう会が開けるのは、小さい村としては進歩だと思います。
後で、村長さんと係長さんに「良い提案をしていただいて、有意義な会になった。」とお礼を言われて、自分の一番やりたい仕事で力になれたのが嬉しかったし、勉強を続けてきて良かったと思いました![ウィンク ウィンク](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/a007.gif)
「趣旨が分からない。」と言った方に、この仕事は第一に人柄だけど、第二に専門性が不可欠であることを、もう少し強調できれば良かったかな~と、ちょっと反省![しょんぼり しょんぼり](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/a004.gif)