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テーマ:福祉医療関係(1061)
カテゴリ:仕事のこと
村長さんが招集をかけて、村内の子供の専門家で会議を開きました。
発達障害など支援の必要な子供を取り巻く環境を良くしようという試みです。 集まったのは、小学校の校長先生、支援学級の先生、教育委員会主事、保育園園長先生方、教育相談員さん、保健師さん、そして係長さん達。 そこに私も呼んでいただいたんです。 今は高齢者の仕事をしている私なのに。包括の仕事とは全く関係ありません。
係長さんが私のことを「先生。」と呼ぶので、「お願いだから先生をつけないで。」と目配せしましたが、皆が手探りで話を勧めているうちに、やっぱり子供の発達や療育、家庭指導に一番詳しいのは私のようでした。
意見を求められたので、本の紹介をしながら少しお話しました。 伝えたかったのは、就園前(保健)、保育園(福祉)、小中学校(教育)が連携し一貫性をもって、子供とお母さんの指導&支援をしていく必要があること。 関係者が障害を理解するために勉強の必要があること。 でも、マニュアル症候群になって決めつけずに、一人ひとりの個性を見ること。 そして統合教育の理念。 わかって下さった方が殆どだったのですが、中には「この会の趣旨が分からない。」と言った方もいました でも、こういう会が開けるのは、小さい村としては進歩だと思います。
後で、村長さんと係長さんに「良い提案をしていただいて、有意義な会になった。」とお礼を言われて、自分の一番やりたい仕事で力になれたのが嬉しかったし、勉強を続けてきて良かったと思いました 「趣旨が分からない。」と言った方に、この仕事は第一に人柄だけど、第二に専門性が不可欠であることを、もう少し強調できれば良かったかな~と、ちょっと反省 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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続けていれば何かしら芽は出るし、前進できると思います。やめてしまうのは簡単ですが、やめてしまうとその時点で終わりですからね。
“継続は力なり”ってのはほんとなんですね。 これからもがんばってくださいね。 (June 16, 2007 12:45:06 AM)
お久しぶりです。
う~ん、さすがひなさんですね。 私は支援学校にいるのに、ちっとも勉強してません(汗) 忙しくて疲れてる、っていうのは、ひなさんを見ていれば言い訳になりませんね。 もっともっと勉強せねば~。 (June 16, 2007 08:14:02 PM)
「子供の発達や療育、家庭指導に一番詳しいのは私のようでした。」
ええええっびっくりですよね。でも「やっぱり」なのね。 「この会の趣旨が分からない。」 頭の固い権威主義の人でなければいいですね。 でも面白そうな会が立ち上がってよかったですね。 続きが楽しみです。 (June 16, 2007 09:50:56 PM)
レラ49さん
>“継続は力なり”ってのはほんとなんですね。 >これからもがんばってくださいね。 ありがとうございます。ボランティアのような仕事ですが、好きなことなので細々とがんばりますね。 (June 16, 2007 11:21:47 PM)
sakumajyuriさんこと まきちゃん
こちらこそ おひさしぶりです。 >私は支援学校にいるのに、ちっとも勉強してません(汗) 実践の中で、きっと勉強できていますよ(^_-) いろんなタイプの沢山の子供達や家族に接することが、障害を理解するのに大事だと思います。 (June 16, 2007 11:25:53 PM)
鐘の声さん
>ええええっびっくりですよね。でも「やっぱり」なのね。 過疎の田舎の村で児童福祉が遅れていることを、村の上層部がやっと自覚しはじめたんです。 > >「この会の趣旨が分からない。」 >頭の固い権威主義の人でなければいいですね。 それが、ここにだけ書きますが若い保健師さんだったりします。仕事のやり方が一匹狼なので、村の中でも批判されているんです。 医療職って、どうしてチームワークがとれないのかしら。一人で仕事をしていると行き詰まるから、他の人と情報交換する方が楽なのに(^^;) (June 16, 2007 11:30:22 PM) |