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佐高 信著の「日本の権力人脈(パワー・ライン)」を読んで、 三菱化成 社長であった池田亀三郎の撰文を、 安岡正篤氏がしたのに 「実に憤を発して食を忘れ楽しんで以って憂を忘れ老の 至るを知らざる人なり」とした。当時から 三菱グループには多くの逸材が活躍していたようです。 明治維新後から昭和にかけての、日本の 動乱と成長期に進路を間違えず進めてきたのは このよな、純粋な愛国者たちがあればこそではないかと、 思います。勿論、誰もが「捨身不退」の人ばかりでは なく「揣摩臆測」の割り切れない人も 多いかったと思います。しかし、国を思い、会社を真に愛した これらの人々を今の社会でも見習うべきと 思います。何時も自分の能力を自慢して、人を見下げる 人の多い、こんな時代こそ、剣の達人、山岡鉄洲の 兄、山岡静山(槍の名人)の座右の銘である、 「人の短をいわず、己の長を不説 人に施して念とす勿れ 施しをうけて忘る勿れ」と戒めています。 人の欠点ばかりを責めて、上手く行かないのは、人の所為で、 物言えば自分の自慢と我慢を言い、 少しの施しを大げさに誇り、受けた恩はすぐ忘れる。 こんな人間は誰もが非難するが、案外自分の ことを反省してないこともあるように思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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