司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

過払い請求が急増しているようだ。

以下日経新聞記事より　

　　個人向けの無担保ローンで、利息制限法の上限金利（年15-20％）を上回る「過払い金」の消費者金融会社への返還請求が急増している。大手5社が請求に応じて払った金額は1-5月の平均で約220億円となり、昨年1年間の平均105億円の2倍のペースになっている。5社は返還に備えて引当金を計1兆8000億円積んでいる。今後も返還金が増えれば、今期に引当金積み増しを迫られ、収益を圧迫する可能性がある。

　　昨年1月に過払い金の返還を求める最高裁判決が出て以降、消費者金融会社への過払い金返還が始まった。昨年前半は、アコム、武富士、プロミス、アイフル、三洋信販の大手5社合計で月数十億円ほどだったが、後半から月100億円を突破。今年に入ってさらに返還ペースが高まった。(07:01)

　　昨年の２倍のペースで増えていると言っても、氷山の一角だ。

まだまだ、何も知らないで払い続けている人がどのくらいいるのだろうか？

特に情報を入手することが苦手なお年寄りは・・

その過払い金も完済から１０年で時効で消えていく、なんと嘆かわしいことか。

　｢お金が返ってくるなんて信じられない｣｢今までなんだったの？｣と

娘に説得されて整理をしたＷ子さん。

　昨日、過払い金の精算に来所されたＮ子さんは、架空の借金のため離婚も余儀なくされた。

　一時、自殺まで考えたとのこと。朝早く事務所に泣きながら駆け込んできたあの姿が忘れられない。

　いくら過払い金が返ってきても払った代償は大きい。

過払い金は、すべて犠牲にして払ってきた貴方の大切なお金です。

　今ある格差は、公平な競争、合法的な経済活動の結果生じたわけではありません。

多重債務に陥り｢負け組｣に追い込まれている借りては

消費者金融の違法金利の被害者ともいえます。

　　ところが、消費者金融への返済に四苦八苦していた借り手にも｢再チャレンジ｣の機会が　　

　今与えられました。

それが｢過払い金の回収｣です。　　　　　　　　　　｢ある書籍の一節より｣