司法書士による過払い請求、債務整理の実況中継

「Ｔさんは金額が少ないから今年中に何とか・・　Ｋさんは来年１月にしてくれませんか？」

約束通り三洋信販から電話が掛かってきたのだが・・・

「えぇ！！来年の一月？　冗談言わないで下さい」すかさず一蹴する。

一回も出廷せず、延ばすだけ延ばして・・・・・・・・当然、こちらの全面勝訴。

　今度は「支払いは来年だと？」ふざけんなと言いたい。　担当者は受け入れられないと

みるや、条件を緩めてくた。

　担当者　　「それでは今年中に・・・」

　　私　　　　「無理しないでも結構です」

　　　　　　　「強制執行したほうが早いですから」

　担当者　　「それだけは止めてください」

　　私　　　　「いいじゃないですか？　あなたの手を離れるのですから・・」

　担当者　　「それが困るんです」

　　私　　　　「今まで、さんざ引き延ばして・・判決でたんですから直ぐに払って下さい」

　担当者　　「すみません、しかし直ぐとは・・」

　　　　　　　「２，３ヶ月の余裕をいただけませんか？」

　　私　　　　「駄目です、せいぜい１ヵ月以内です」

　担当者　　「１ヶ月ですか？」

　　私　　　　「駄目なら結構ですよ」

　担当者　　「至急検討しますから、待ってください」

　　私　　　　「いつまでですか？」

　担当者　　「明後日に電話します」

　　私　　　　「わかりました、駄目な場合は手続きに着手しますよ」

　　この三洋信販とは、本日も他の案件の判決書(全面勝訴)が送られてきた。

　訴訟継続中も数件、今後、すべて判決に基づく支払いになるだろう。

　ここは安易の妥協は絶対できない。あとに続く依頼者のためにも・・・

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