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[YMOとその周辺] カテゴリの記事

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  （その１）映画「TOKYO!」を観た話

  今年の8月6日、HASYMOの新曲が発売された事は、以前にも書かせて頂きました。・The City of Light / Tokyo Town Pages　　このうち「Tokyo Town Pages」は、「TOKYO!」という映画の主題曲になっているのですが・・・私こと、この映画、先日某映画館で観てきました（以下ネタバレあり、ご注意願います）。いや～、私がこの映画に対して抱いた感想を、どの様に説明すればよいのでしょう・・・とても「不思議」で「奇妙」で、でも「面白い」、私にとっては、そんな映画でした。言葉の意味を正確に把握しないまま、誤解を恐れずに言えば・・・「シュールレアリズム」、そんな言葉が私の頭の中に浮かんだまま、まだ残っています。この映画は、３つの「短編作品」によって構成されています。いずれも、「外国人から見た“東京”の印象」を、超現実的に描いた、そんな映画でした。１作目の題名は、「インテリア・デザイン」。仏出身で現在米国在住の、ミシェル・ゴンドリーさんが監督・共同脚本を務められた作品です。あらすじは・・・映画監督としての成功を夢見て上京してきたアキラ（加瀬亮）。そして、その夢の実現のために“恋人として”一緒についてきたヒロコ（藤谷文子）。まずは東京で生活するために、住む家と仕事を探さなければならない二人。仕事を見つけ、自分のつくった映画を上演してくれる映画館も見つけたアキラに対し・・・ヒロコの方は、予算に見合った家がなかなか見つからず、居候中の部屋の持ち主・アケミ（伊藤歩）に迷惑をかけっ放し。自分の車は駐車違反でレッカー移動され、罰金が払えずスクラップに。「私は、何のために東京に出てきたのか・・・」無力感と孤独感に悩む様になったヒロコは、ある日突然その姿を“椅子”に変えてしまう・・・そして、“人に座ってもらう”事によって、ようやく自分の存在意義を見出す・・・（あらすじ、終わりです）改めて言いますが、非常に「不思議」な映画でした。私なりに、自分の頭の中を整理して考えてみますと・・・大志を抱いて上京し、頑張ってはみたものの、うまくいかず挫折・・・そんな、恐らくは東京の至る所で毎日の様に起きている出来事のひとつにスポットを当てつつ・・・「東京で自分の夢に挫折する事は、別に特別な事ではない。“自分の夢”だと頑なに信じている事の実現に頑張る事も意義深いが、実は“それ以外”にも、あなたの存在意義はあるのでは？」そんな事を観ている人に問いかけている、そんな作品だった様に思いました。私にとっては、観終わった後、頭の中が混乱しつつも、何となく“ホッ”とさせてくれた、そんな映画でした。２作目は・・・（済みません、来週土曜日に続きます）＜追伸＞「インテリア・デザイン」に主演されていた、ヒロコ役の藤谷文子さん、そのとても優しい“存在感”が、私自身にはとても印象的でした。“藤谷文子”というお名前は今回初めてお聞きした様な気がするのですが、そのお顔を拝見したのは、初めてではない様な気が・・・と思い、「TOKYO!」のオフィシャルサイトでプロフィールを確かめてみたら・・・あー！　以前、「三井のリハウス」のCMに出演されていた方ですか！あれはもう、16年前ですか・・・

  2008.09.20

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  HASYMOの新曲を聴いた話

  少し前の話で恐縮ですが・・・今月の6日、HASYMOの新曲が発売されました。私も買って、聴いてみました。・The City of Light / Tokyo Town Pages　　聴いた第一印象は・・・『う～ん、過去に“あの３人”がつくり上げたサウンドとは、また一味違うサウンドだなぁ・・・』もちろん“1980年前後”のYMOとも、細野さんとユキヒロさんのユニット「スケッチ・ショウ」とも異なります。私が知る範囲で、過去の“あの３人”のソロ作品にも無かったサウンドだと思います。昨年（2007年）のHASYMOは、何となく「スケッチ・ショウ with 教授」という印象が私には強かったのですが、今回の新曲ではちゃんと“細野晴臣＋高橋幸宏＋坂本龍一”という風に、“あの３人”が音楽づくりに対等に関わっている、そんな気がしました。教授のピアノ、ユキヒロさんの高音のボーカル、細野さんの低音のボーカル。最初聴いた感じは、とてもアコースティックな雰囲気。しかしよく聴けば、生楽器では決して出せない“音”が曲の各所にちりばめられていて・・・常に新しい音楽を生み出していく“あの３人”の才能に、ただただ感服するばかりです。気が早いですが、次回作が本当に楽しみです。（そうそう、その前に、国内で単独ライブ、やってくれないかなぁ・・・）＜追伸＞先日、某書店の店頭で、こんなものを見つけました。横目でチラ見して、通り過ぎようと思ったら・・・その表紙に、“あの３人”の名前が書いてあるではないですか・別冊　大人の科学マガジン　シンセサイザークロニクル　　シンセサイザーを話題の中心として、それに関わりの深いミュージシャンのインタビュー記事等が掲載されています。インタビュー記事は、“あの３人”の他には・・・最近度々私のブログでも話題に上げている、Parfumeのプロデューザー、中田ヤスタカさん。日本におけるシンセサイザー奏者の先駆者、冨田勲さん、などなど・・・そして、この企画を「監修」されているのが、かつて「４人目のYMO」と言われ、それ以前に「冨田勲さんの弟子」でもある、松武秀樹さん。私は、迷わず購入しました。「ふろく」のアナログシンセサイザー、「SX-150」は、まだ組み立てていませんが・・・

  2008.08.23

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  Perfumeの新曲を聴いた話

  前回の土曜日の記事で、Perfume、中田ヤスタカさん関連の記事は一段落させるつもりだったんですが・・・　Perfumeの新曲が出たので、今回はそれを聴いた感想を書いてみたいと思います。今月9日に発売されたPerfumeの新曲「love the world」お聴きになったでしょうか。　　　　　左：初回限定版（「love the world」PV収録DVD付き）、右：通常版前作のアルバム「GAME」は、かなりハードチューンの収録が多かった、私はそんな印象があったのですが、この新曲の「love the world」・・・私の予想よりも、かなりポップな曲で、いい意味で意表をつかれました。サウンドは確実に「GAME」の路線を踏襲する「テクノポップ」なのですが、曲全体の印象は、メジャーデビューアルバム「Perfume　－Complete Best－」の雰囲気に近いと思います。誤解を恐れずに言えば、比較的“アイドルっぽい”曲だと思います。カップリング曲の「edge」の方がよりハードで、ある意味「テクノポップ」っぽく、「GAME」の雰囲気により近いと思います。この曲は「extended mix」版も収録されていて、“１曲を２度”楽しむ事ができます。このmixも、恐らく中田ヤスタカさんの手によるものなんでしょうね。7月第3週のオリコン邦楽シングルチャート１位を記録した、この「love the world」、私にとっては好みの曲です（買って正解でした・・・）。次回作が、楽しみです。＜追伸＞次回土曜日の“定期”記事更新は、8月23日予定です。どうぞ、ご了承下さい。

  2008.07.26

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  （その３・終）中田ヤスタカさんとYMOの接点は・・・

  （14日（土）の続きです）少し話が横にそれますが・・・今週月曜日（23日）のSMAP×SMAP、ご覧になったでしょうか。番組の終盤で、SMAPとPafumeがコラボってましたよね。演奏された曲は２曲。Pafumeの「ポリリズム」と、SMAPの「夜空ノムコウ」。で、この「夜空ノムコウ」は、一部情報によれば、中田ヤスタカさんのリミックスバージョンだったんだそうです。元々はバラードの名曲にビートを付加し、しかし、“原曲”自体のイメージは極力壊さないで尊重する・・・　そんなリミックスだったと思います。話を元に戻しますが・・・中田ヤスタカさんがリミックスした、土岐麻子さんの「君に、胸キュン。」にも、私はまさに、そんな印象を持ちました。“原曲”自体のイメージは極力壊さないで尊重する・・・YMOの“原曲”はバラードではありませんけれど、Jazzyでおしゃれな雰囲気に変貌を遂げた土岐麻子さんの「君に、胸キュン。」に、また新たなビート感を導入して、とても都会的でカッコイイ曲に仕立てていらっしゃる、と、私は思いました。さて・・・その後も、Pafumeは注目度急上昇中で、7月早々には新曲が出るそうですが・・・プロデューサー、サウンドクリエーター、リミキサー、色々な肩書きをお持ちの中田ヤスタカさんの仕事自体も、これから注目を集める一方でしょうね。で、“あの３人”はといえば・・・何とビックリ、今月15日と19日に、ロンドンとスペインで「YMO」名義でライブを行ったんだそうで（もっと早く知っていれば、行ったのに・・・）。8月6日には、「HASYMO」名義で新曲が発売されるそうで、楽しみですね。『そのうち、“あの３人”と“Pafume-中田ヤスタカさん”が、直接コラボしないかなぁ』そんな事を考えている、今日この頃です。　　　＜追伸＞中田ヤスタカさん関連の記事は、今回でひとまず“一段落”にしたいと思います。夏季休載期間明けの初回の土曜日の記事更新は、7月26日予定です。どうぞ、宜しくお願い致します。

  2008.06.28

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  （その２）中田ヤスタカさんとYMOの接点は・・・

  （5月31日（土）の続きです）YMOの「君に、胸キュン。」といえば・・・「作詞：松本隆、作曲：細野晴臣・坂本龍一・高橋幸宏、編曲：YELLOW MAGIC ORCHESTRA」と、私の持っている某YMOの音源には記載されています。で、土岐麻子さんがカバーされた「君に、胸キュン。」ですが・・・　　私は、某音楽ダウンロードサイトで、このアルバムの中から「君に、胸キュン。」だけをダウンロードして聴いてみたのですが・・・何となくジャズっぽい要素もあるし、1980年前後に流行した音楽ジャンル「ニューミュージック」の要素もある様に感じました。どこか懐かしさを醸しつつ、かつ、とてもオシャレな「君に、胸キュン。」だと思いました。どなたが“編曲”されたのか、インターネットでいろいろ調べてみたのですが・・・「クリヤ・マコト」さんという、ジャズピアニストの方が編曲を手掛けていらっしゃる様ですね。「クリヤ・マコト」さんというお名前は、私は今回初めて耳にしたのですが、ジャズピアニストとしての活動だけにとどまらず、プロデューサー、作・編曲家などなど、幅広く、かつ、とても興味深い活動をされている様ですね（オフィシャルホームページ、もっとよく読んでみよう・・・）。という訳で、次に・・・土岐麻子さんがカバーされた、YMOの「君に、胸キュン。」の、中田ヤスタカさんのリミックスバージョン、聴いてみました。『いや～、正統的、かつ、カッコよく仕上がっている』、私は聴いて、そう思いました。（28日（土）に続きます）

  2008.06.14

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  （その１）中田ヤスタカさんとYMOの接点は・・・

  （一応、17日（土）の続きです）Perfumeのアルバム「GAME」をプロデュースされた中田ヤスタカさん、自身「capsule」というユニットで音楽活動をされているそうです。そこで、capsuleではどんな音楽をつくられているのか知りたくて、↓このリミックスアルバム（2007年10月10日発表）を聴いてみました。　　内容はとてもポップで、ダンスミュージック風、というか、リズムのしっかりしたテクノ調のサウンドに仕上げられていると思います。 “リミックス”というと、中には、耳をつんざく様なノイズを入れたり、故意にリズムを大きく崩したり、原曲の跡形も無い様なリミックスをする方もいらっしゃいますが、このアルバムのリミックスは非常に素直で、原曲の印象的な部分を心地よくデフォルメさせた、そんな印象です（実際に私、“リミックス前” の原曲も聴きました）。こんなところに、中田ヤスタカさんのリミキサーとしてのセンスの良さも感じました。で、ここでひとつ、私にひとつの興味が湧きました。『中田ヤスタカさんがリミックスを手掛けた“YMO”の曲ってないのかなぁ・・・』いろいろ調べまして、“直接”ではないんですが、間接的に中田さんがYMOの楽曲をリミックスしている事を、Wikipedia情報で知りました。YMOの「君に、胸キュン。」という曲、ご存知でしょうか。YMOの終期、“あの３人”が当時半ばヤケクソで（？）歌謡曲路線を走っていた頃のヒット曲です。　　この曲はその後、何人かのアーティストによってカバーされるんですが、その中のひとつに、女性ボーカリストの土岐麻子さんが2006年に↓このアルバムでカバーしたバージョンがあります。　　この「土岐麻子さんの“君に、胸キュン。”」を、中田ヤスタカさんがリミックスしているんです。↓このアルバムに、収録されている様ですね。　　（6月14日（土）に続きます）

  2008.05.31

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  （その２・終）テクノポップつながりで・・・　「Perfume」の話

  （3日（土）の続きです）中田ヤスタカさん、お生まれは1980年だそうで。ちょうど、YMOが一斉を風靡していた頃ですね。最近の“HASYMO”を除き、オンタイムでYMOのサウンドに接していた時期はゼロか、ほとんどそれに近いと思うんですが・・・私は特に、Perfumeの「エレクトロ・ワールド」を聴いたりプロモーションビデオを観たりしていると、YMOを連想してしまう部分がいくつかあります。ベースライン（Bass Line）の音、何となく「RYDEEN」のベースラインを思い出します。プロモーションビデオ冒頭の背景の模様、何となく「FIRECRACKER」のプロモーションビデオの内容が頭に思い浮かびます。『直接的ではないかも知れないけれど、少なくとも間接的に、中田さんもYMOの影響を受けていらっしゃるのかなぁ』などと、思ってしまった私です。その中田ヤスタカさんが全曲の作詞・作曲・編曲、そしてプロデュースも手掛け、4月16日に発売されたPerfumeのアルバムが「GAME」ですが・・・大ヒットしているみたいですね。↓私も聴いてみました。　　全体を通し、非常に統一感のあるアルバムだと思います。サウンドは正統的なテクノポップなのですが、『歌っているのは、19歳の女性３人の“アイドルグループ”なんだなぁ』という事を、アルバムの随所に散りばめられた（俗っぽい言い方で済みません→）女性らしいボイスやノイズなどで確認する事ができます（もちろん、歌声を聴けばそれば明白なんですが・・・）。Perfume３人のアイドルとしてのポテンシャルの高さはもちろん、サウンドクリエーター、プロデューサーとしての中田ヤスタカさんの手腕の高さ、センスの良さにも惹かれました。ただ、ちょっと気になる点が二点・・・ひとつは、これはYMOが約30年前にブレイクした時にも言われた事なんですが、シンセサイザー（ボコーダー？）を通している様に聞こえるParfume３人のボーカルです。ライブでは“生声”で歌っているんでしょうか、それとも、予めサンプリングしておいたボーカルを流しているのでしょうか。いずれにせよ、ライブでも十分鑑賞に堪えるボーカルの“方法”が必要だと思います。もうひとつは、今回こんなに完成度の高いアルバムをつくってしまって、次回作は大丈夫かな？　という“時期尚早”な心配です。Perfumeが進むべき方向性を周囲が見定めて、きちんとレールを敷いてあげないと、単なる “ブーム”で終わってしまいかねない・・・　そんなお節介な心配をしてしまいます。（5月31日（土）に、もう少し中田ヤスタカさんのお話を・・・）

  2008.05.17

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  （その１）テクノポップつながりで・・・　「Perfume」の話

  「Perfume」という音楽ユニットを、ご存知でしょうか。19歳の女性３人によるユニットで、「テクノポップアイドル」とか、「エレクトリックポップアイドル」といった肩書きで、最近頻繁にメディアで紹介されている様です。2005年9月にメジャーデビュー。2007年7月からは、NHKが制作した公共広告機構のテレビCM（環境リサイクル関係）に出演されているそうなのですが、そのCMがどんな内容か、私の記憶には残っていません。いわゆる「アキバ系」という記述も時々目にしますが、それが適切かどうかは、よく分かりません。「テクノポップ」という音楽ジャンルですが・・・YMOが活動していた1980年前後と現在とでは、その内容がかなり変化している、私自身はそう思っています。シンセサイザーを主体とした“無機質的音楽”がベース、という点は一緒だと思いますが、その音楽と“生身の人間”との関係が大きく変わってきた様に思います。YMOの頃の、“生身の人間が音楽を操る”という形態が、最近では、ダンスミュージックの一ジャンルとして、（ちょっと俗っぽい言い方ですが）“生身の人間を踊らせるための音楽”に変わってきた、そんな印象を私は持っています。（少し話が主題からそれますが）だから“あの３人”の音楽は、“無機質的”なものから“アコースティック”な方向へ回帰したのかなぁ、などと思う時があります（実際に使用している楽器は、エレクトリック系の楽器もたくさんある様ですが）。（話を元へ戻します）とにかく、“最近話題のテクノポップユニット（しかも３人組）”という事でちょっと興味を持ち、↓このDVD付きCDを観て聴く事にしました。・Perfume ～Complete Best～　　Perfumeの３人は歌唱とダンスを担当し、楽器演奏はしない様です。DVDに収録されているプロモーションビデオを観ると、メジャーデビュー初期は、いわゆる「ハロプロ系」アイドル路線を意識した時期もあった、そんな気配も感じますが、その後「テクノポップアイドル」としてのイメージチェンジに成功した、そんな気がします。曲名を見ると、「コンピューターシティ」、「エレクトロ・ワールド」、「コンピューター　ドライビング」など、『初期YMOや、クラフトワークを意識しているのかも？』と感じた部分がありました。その楽曲制作の大部分を手掛けていらっしゃるのが、中田ヤスタカさん、という方です。（5月17日（土）に続きます）

  2008.05.03

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  YMO関連の話題　２題

  ・その１前回の3月8日（土）に、細野晴臣さんが「芸術選奨文部科学大臣賞受賞」、という記事を書きましたが、文化庁のホームページ内に、その事が掲載されました（細野さんは「大衆芸能部門」だそうで・・・）。文化庁のホームページに、“細野晴臣”という名前のみならず、“高橋幸宏”、“坂本龍一”、さらには“YMO（イエロー・マジック・オーケストラ”、“はっぴいえんど”というバンド名まで書かれているのには、私は何とも「不思議嬉しい」気がしました。・その２3月12日に、いよいよ↓これが発売になりました。私も買いました。・HAS／YMO　　（しつこくて申し訳ありません・・・）私はこのライブ、実際に生で“体感”する幸運に恵まれた事は、以前の記事でも書きましたが・・・予想していたとはいえ、DVDが発売になると聞けば、やはり欲しくなってしまいました。最初にこのDVDを観て、抱いた感想は・・・『あっ、“EVERYBODY HAD A HARD YEAR”と“RIOT IN LAGOS”の間にあったユキヒロさんのMCが収録されてない！！！』・・・失礼しました。

  2008.04.19

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  細野晴臣さん、芸術選奨文部科学大臣賞受賞

  2月29日（金）、↓こんなニュースが報道され、ビックリしてしまいました。細野晴臣さん、第58回芸術選奨文部科学大臣賞受賞文化庁のホームページでその発表を見る事はまだできない様ですが、↑の報道内容を見る限り、昨年9月に発表された↓この作品が評価されている様ですね。・FLYING SAUCER 1947　　しかし、ここ数十年に渡たり、国内の音楽シーンでは言うに及ばず、海外でも独自の音楽を次々に発表してきた細野さん、60歳での受賞というのは、私個人の思いとしては、ちょっと遅い様な気もします。でも、YMOをきっかけに細野さんの音楽に興味を持ち始めた私としては、非常に嬉しいです。細野さんの「音楽のルーツ」がたくさん詰め込まれているという“FLYING SAUCER 1947”、久しぶりにこの細野さんの“ソロ作品”を、聴き込んでみたいと思っています。改めて、細野さん、受賞おめでとうございます＜追伸＞次回土曜日の記事更新は、春季休載期間明けの4月19日予定です。どうぞ、ご了承下さい。

  2008.03.08

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  DVD「細野晴臣イエローマジックショー」を見た話

  先々週の土曜日にご紹介した「細野晴臣イエローマジックショー」のDVD、手元に届いたので、早速視聴してみました。細野さんの音楽のキャリアを、「エイプリル・フール」から始まって「はっぴいえんど」、「YMO」を経由して、この番組が収録されたと思われる2000年当時に細野さんが参加していたユニット「Tin Pan（鈴木茂＋林立夫＋細野晴臣）」まで（ちょうど、「スケッチ・ショウ（高橋幸宏＋細野晴臣）」が結成される直前あたりまで）紹介する、という内容でした。司会は、細野さんとユキヒロさん。この二人を中心にして、“例の”気だるい雰囲気のコントや小芝居がありつつ・・・　各時代の細野さんの音楽を、さまざまなゲストが登場して演奏していく、という、ファンにとっては非常に見応えのある内容でした。「YMO」の紹介コーナーは、細野さんとユキヒロさんが、日本から米国のニューヨークに住んでいる教授のもとを訪ねる、という設定の“小芝居”から始まりました（もちろん、実際に行った訳ではなくて、全てスタジオのセットなんですが、念のため）。教授の家に着いて、三人がドテラを着てコタツに入り、旧交を温め・・・そのうち、“折角だから、三人で何か演奏しようか”という話になります。教授　「じゃあ、何やろうか」細野　「じゃあ、あれやろう、僕の曲、“ライディーン”っていうんだけど」高橋　「あ、それ、僕の作った曲」細野　「え　違うよ、僕の曲だよ。“はっぴいえんど”時代の曲」教授　「そうだっけ」高橋　「忘れちゃったなぁ・・・」・・・などと、もうどうでもいい（）“小芝居”の後、ユキヒロさんのカウントから“RYDEEN（「高橋幸宏作曲」です、念のため）”の演奏が始まります。三人の、“眼の色”が変わりました。曲の世界に没頭し、キーボードでRYDEENのメロディとハーモニーを奏でる、教授。演奏しながら、ドラマーの務めとしてジッと細野さんの指先を見つめる、ユキヒロさん。視線を時々自分の正面にいる教授へ向けつつ、シブくエレキベースを操る、細野さん。1993年の「再生」後、約7年の月日を経た時点での“RYDEEN”。堪能しました。そして、つくづく思いました。『この３人による“RYDEEN”の生演奏が、この“イエローマジックショー”が最後にならなくて、本当によかった』、と・・・・細野晴臣イエローマジックショー　　

  2008.02.23

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  細野晴臣イエローマジックショー

  かなり前の話ですが・・・2001年1月23日、NHK-BS2で“細野晴臣イエローマジックショー”という番組が放送された事を、ご存知でしょうか。確かこの日が初めての放送ではなく、それ以前に「BShi」での放送があった、と、記憶しています細野さんに縁の深いミュージシャンたちが多数出演され、セッションあり、コントあり、といったバラエティ番組だった、と、私は聞いています。BS2で放送された後にBS1、そして、地上波でも放送された事があったハズで、その時に私は、『必ずビデオ録画しよう！！』と固く心に誓ったんですが・・・　当日うっかり忘れてしまい、YMOファンとして、その事がずっと心のキズとして残っていました（済みません、ちょっとオーバーに書きすぎました・・・）。その番組での“目玉”は、何といっても・・・細野晴臣、高橋幸宏、坂本龍一、３人そろっての「RYDEEN」の演奏でした。今はどうか分かりませんが、以前はその模様がYouTubeで公開されていて、何度も何度も繰り返し見ていました。で、今週に入ってからの話ですが・・・その“細野晴臣イエローマジックショー”がDVD化されているという話を偶然知りました。昨年の12月22日に、発売になっていたそうで。NHKの放送内容を、“再編集”しているそうですが。↓何の躊躇もなく、即、注文しました。手元に届くのが待ち遠しいです・細野晴臣イエローマジックショー　　

  2008.02.09

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  坂本美雨の“初舞台”を観た時の話

  昨年ラストの“YMOとその周辺”カテゴリ記事の中で、「来年は、“その周辺”をどこまで広げるかが、記事を書く上でのポイントだと思っている」という趣旨の事を書きましたが・・・今回の記事、“その周辺”をちょっと広げ過ぎかも知れません・・・ずいぶん昔の話で恐縮ですが、一昨年の12月、東京・下北沢の本多劇場へ、竹中直人の匙かげん2『そう。』という舞台を観に行きました（リンク先は、テレビ静岡のサイトです）。キャストをご覧になれば、分かる方にはお分かりになると思うのですが･･･私がこの舞台を観に行こうと思ったきっかけは、井川遥さんが出演されるから、でした。もちろん、“演出・主演　竹中直人”という点にも惹かれましたが・・・舞台のストーリーは、↑テレビ静岡のサイトにあらすじが載っていますが、ちょっと現実離れした変わった内容です。誤解を恐れず、無理やり記憶を頼りに説明しますと・・・“運命”に出会う、という目的で船旅に出た４人の男たちは、ある日嵐に遭う。そんな中、難破していた船の中から３人の女性を救出する。その女性たちは、本人たちが言うには３人姉妹。「なぜ女性３人だけで船に乗っていたのか？」という男たちの問いに、長女（井川遥）が答える。「私たちは小さい頃に両親と死に別れ、つい最近まで親戚の家に預けられていたのですが、そこでは毎日嫌がらせや暴力を受けていて、耐え切れなくなって逃げてきたんです。・・・・・・・・ウソですけれどね。」男４人と女３人の、奇妙な船旅の物語。白い天使の様な衣装を身に纏った３姉妹は、長女役が井川遥さんで、次女役が坂本美雨さん、三女役が金子さやかさん、でした。プログラムの表紙です。 この舞台に坂本美雨さんが出演される、という事を知ったのは、私が本多劇場に着いて、↑プログラムを買って、その中を読んでから、でした。キャスティングしたのは、（美雨さんだけに限りませんが）演出の竹中直人さんご自身だそうで。美雨さんの事は、“Sister M”の時代から、音楽活動をされている事は知っていましたが、まさか舞台に出演されるとは・・・　しかも、その時が“初舞台”だったそうで。２度ビックリしました。初舞台という事で、緊張もされていたんでしょうね。印象に残っている美雨さんのシーンは、正直、あまり思い出せませんが・・・『そういえば、ピアノを弾くシーンがあったな・・・』その事だけは、憶えています。美雨さん自身の活動に関するニュースは、最近ほとんど聞こえてきませんが・・・今後も地道に活動を続けて欲しい、そう思うアーティストのひとりです（竹中直人さんの舞台は１年置きに上演され、次回は今年12月予定だそうですが・・・　出演されるのかな？）。＜追伸＞↓美雨さんの父は坂本龍一さん、母は矢野顕子さんです。余計なお世話で、すみません。

  2008.01.26

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  HASYMOのDVD発売情報

  “YMOとその周辺”カテゴリ記事を、今年から水曜日→土曜日に引っ越しさせました。今年も、よろしくお願いします。教授がavexと立ち上げたレーベル、“commmons（コモンズ）”。今月10日に受信したそのcommmonsからのメールマガジンに、↓こんなDVD発売情報が載っていました。アーティスト：HASYMOタイトル：HAS/YMO品番：RZBM-45824～5価格：6,825円（tax in）※2DVD発売日：2008年3月12日昨年の5月19日、パシフィコ横浜で行われたHuman Audio Spongeのチャリティーライブの模様が収録されたDVDだそうです。『やっと、発売されるか・・・』というのが、私のまず最初の感想です。以前、ブログの記事で書きましたが、私はラッキーな事に、このライブをパシフィコ横浜で“体感”していました。その時、会場のあちこちでビデオカメラが回っていましたから、『これはいずれ、DVDで発売になるんだろうなぁ・・・』と、私は思っていました。しかし、ライブの時は“Human Audio Sponge（HAS）”名義だったのに、DVDでは“HASYMO”名義なんですね・・・　まあ、このライブの後の事を思えば納得なんですが。な～んて、冷静を装ってみましたが・・・いや～～～、嬉しいです　絶対に買って、また“あの時”の感動に浸りたいです3月12日が、待ち遠しいです（↓楽天市場さんでも、予約受付が始まっている様です。今のところ、「HUMAN AUDIO SPONGE」で検索した方が、ヒット件数が多いみたいです。）・楽天ブックス　　

  2008.01.12

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  “あの３人”の年末年始ラジオ出演情報（YMOとその周辺　46）

  細野晴臣さんと高橋幸宏さんのオフィシャルHPをのぞいてみたら、年末年始、“あの３人”揃ってのラジオ出演情報を見つけました。　2007年12月30日（日）　25:30～26:00　interFM（76.1MHz Tokyo、76.5MHz YOKOHAMA）　　「DAISY HOLIDAY!」　司会：細野晴臣、ゲスト：高橋幸宏、坂本龍一　2008年1月6日（日）　24:00～26:00　J-WAVE（81.3MHz Tokyo）　　「RADIO SAKAMOTO」　司会：坂本龍一、ゲスト：細野晴臣、高橋幸宏京浜周辺地区でしか聞けない様ですが・・・　放送区域内の方、ぜひ聞いてみて下さいね（私は、聞けるかどうかちょっと微妙・・・）。“あの３人”が、今年の活動内容をどの様に総括しているのか、とても興味深いです。しかし、振り返れば、私がこの“YMOとその周辺”カテゴリの記事を書く様になったきっかけは・・・今年の2月3日から放送が開始された、“あの３人”が出演して話題になった“キリンラガービール”のCMでした。それが、まさか・・・海外では既に実現していたとはいえ、HAS（Human Audio Sponge）のライブが国内でも行われ（幸運にも、私は“その場”に立ち会う事ができ）、そして、まさか・・・YMO名義でライブが行われ、あのRydeenのリメイク盤が発売になろうとは・・・かつてYMOの音楽に陶酔していた私にとっては、本当に夢の様な一年でした。ぜひ来年は、HASになるのかYMOになるのかHASYMOになるのか分かりませんが、ぜひ単独名義のフルアルバムを発表して、また単独公演を果たして欲しいです。私は来年も、“あの３人”の活動に注目し続けたい、そう思っています。・RESCUE/RYDEEN 79/07 / HASYMO/Yellow Magic Orchestra　　

  2007.12.26

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  教授のニューアルバムその２（YMOとその周辺　45）

  今月12日（水）に“もう一枚”発売された、坂本龍一さんのニューアルバム、↓これです。（楽天ブックスさんでは、“試聴”サービスが始まった様ですね）・シルク（サウンドトラック、音楽：坂本龍一）　　そういえば、以前「エクスマキナ」を観に行った時、この映画のポスターが劇場に貼ってあったのを思い出しました。そういえば、“音楽：坂本龍一”ってそのポスターに書いてあったっけ・・・「シルク」は、2008年1月19日から全国ロードショー予定の映画で、日本、イタリア、カナダの合作映画なんだそうです。出演者には日本からも、役所広司、芦名星、中谷美紀といった役者陣が名を連ねています。映画「シルク」の公式HPを見てみると・・・　何となく、国境を越えた複雑な恋物語の様ですね。個人的には、恋愛映画って苦手なんですが・・・この映画に教授の音楽がどの様に関わり、どの様な印象を与えているのか、機会があればこの目と耳で、確認してみたいと思っています。

  2007.12.19

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  トニー滝谷（YMOとその周辺　45）

  先週の記事で、今日（12日（水））発売の教授のニューアルバムの話をしましたが、映画の方がどうしても気になり、レンタルショップでDVDを借りて、トニー滝谷、観てみました。・トニー滝谷 ／ 坂本龍一　　・トニー滝谷 プレミアム・エディション(DVD)　　・・・とても寂しく、悲しく、切ないストーリーだ、と私は思いました。映画全体を包んでいる、独特の孤独感。でも、変な言い方かも知れませんが、この孤独感、私は共感が持てました。何となく、井上靖の小説に流れている雰囲気と共通するものを感じました。イッセー尾形さん、あの、何ともいえない存在感がこの映画でも発揮されています。この存在感は、一人芝居の舞台で培われたものなんでしょうね。宮沢りえさん、特にファンという訳ではないんですが、出演されている映画などを見る度、『あー、素敵な女優さんだなー』と、しみじみ感じさせられます。そんな映画に、教授のピアノがさり気なく花を添えています。ある時は、主人公の束の間の幸せを祝福する様に。ある時は、孤独な主人公を傍観する様に・・・普段私はあまり、借りてまでDVDを観ないんですが、この作品は観てよかった、と思いました。＜追伸＞実は、今日（12日（水））発売の教授のニューアルバムって、他にもあるんです。来週は、そのお話をするかも・・・（？）

  2007.12.12

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  教授のニューアルバム（YMOとその周辺　44）

  今月12日（水）に、坂本龍一さんのニューアルバムが発売されるそうです。そのタイトルを目にして、一瞬驚きました・・・　同名映画のサントラなんですね。・トニー滝谷 ／ 坂本龍一　　原作は村上春樹さん。脚本・監督は市川準さん。主演は、イッセー尾形さんと宮沢りえさんのダブルキャスト、と言うのが相応しいのでしょう。映画制作が2004年、公開が翌2005年の1月、単館上映だった様ですね。既に、DVDもリリースされています（2005年9月）。・トニー滝谷 プレミアム・エディション(DVD)　　映画の公開から３年近く経ってからサントラが発売になる、というのも珍しいですね。恐らくは、サントラという役割も持ちつつ、教授のニューアルバムとしての性格の方が強いのでしょう。アルバムの中身は、教授自身が演奏するピアノが中心だとか。映画の内容とともに、アルバムの方もちょっと気になった私です。

  2007.12.05

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  映画「エクスマキナ」を見た話（YMOとその周辺　43）

  もう早くも、全国的に上映終了間近という感じの「エクスマキナ」ですが・・・私は先日、某映画館へ行って観てきました。キャパが150人ぐらいの広さのシアターに、何と客は私ひとり完全に“貸し切り状態”で、伸び伸びと映画を楽しむ事ができました。映画の感想ですが・・・まず、映像の精密さに驚きました。人物の肌の質感など、まるで実写の映画を観ている様・・・しかし、決して実写では味わえないスピード感、アクション、戦闘シーン・・・　圧巻でした。ストーリー的には・・・マトリックスの３作目「レボリューションズ」と、新世紀エヴァンゲリオン「THE END OF EVANGELION Air/まごころを、君に」と、起動戦士ガンダム３「めぐりあい宇宙」と、スターウォーズ新三部作を全部足して６で割った様な、そんな話の展開でした。・・・個人的に勝手な事を言って、申し訳ありません。そうそう、音楽ですが・・・サントラを買って単独で聴いた時はあまりピンと来なかったんですが、映画と一緒に観て聴くと、なるほど、映像にきちんとマッチしているな、と、思いました。HASYMOの「RESCUE」はエンドタイトルでも流れ、感激でしたね。今後もこんな形で、“あの３人”の音楽と映像作品とが融合する機会があれば面白いだろうなぁ、と、私はひとりシアターの中で思っていました。＜追伸＞エクスマキナ、国内では興行的に成功とは言えなかったかも知れませんが、“ジャパニメーション”として、海外では話題になりそうですね。パンフレットも買いました

  2007.11.28

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  矢野顕子のCDを買って聴いてみた話　その２（YMOとその周辺　42）

  （先週水曜日の続きです）↓このCD、リリースされてもう10年以上経っているのですが、全く古めかしさを感じません。矢野さんのピアノ弾き語り、独特で個性的ですが・・・　こんなに私の心に響くのは、何でなんでしょう？　不思議というか、嬉しいというか・・・・PIANO　NIGHTLY　／　矢野顕子　　このCD収録曲、M-15を除き、全て矢野さんが他のアーティストの作品をカバーしているのですが・・・　完全に“矢野さんのもの”になっています。M-4の「思い出の散歩道」、よく矢野さんのアルバムやライブで聴いた記憶があるのですが、オリジナルはアグネス・チャンさんの曲だったんですね。今回初めて知りました。M-7は文部省唱歌の「椰子の実」なのですが、聴きながら私は思わず心の中で↓こう叫びました。「おーい、椰子の実、どこいった！？」M-15の「NEW SONG」、矢野さんのオリジナルで私が大好きな曲のひとつですが・・・このアルバムが、初収録だったんですね。このCD、聴けば聴くほど味が出てくるスルメの様なアルバムです。買って聴いてよかった・・・　私は今、つくづくそう思っています。矢野さんのライブ、久しく行っていませんが、機会を見つけてまた行ってみたい、そんな事をこのCDを聴いて改めて思わされました。　（この表題での記事、ひとまず“完”です）

  2007.11.21

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  矢野顕子のCDを買って聴いてみた話　その１（YMOとその周辺　41）

  ↑“四方山話”といった堅苦しいタイトルは、やめてみました。最近、かなり落ち込む出来事があり（バカバカしいとお思いの方もいらっしゃるでしょうが、金曜日の記事に書いている例の件です）、いろいろ気分転換を試みているのですが・・・先日、↓こんなCDを買って聴いてみました。・PIANO　NIGHTLY　／　矢野顕子　　矢野顕子さんのCDやDVDは数枚持っているのですが、このCDの事を知ったきっかけは・・・スポーツニッポンのウェブサイトの中に音・粋・人-on・sui・jin-という、ピーター・バラカンさんがホストをつとめているサイトがあります。先日、そのサイトにクラシックギタリストの村冶佳織さんのインタビュー記事が載ったのですが、その中の「人生の５枚」というコーナーの中で紹介されていました。「自分の日本人的な部分を刺激する作品」村冶さんは↑こんな言葉で、このCDを紹介されています。（来週水曜日に続きます）

  2007.11.14

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  YMO　四方山話　その39（YMOとその周辺　40）

  先週、『 “はっぴいえんど”は、伝説のバンドだ』という趣旨の事を書きましたが・・・よく考えてみれば、1980年前後に活動していた“YMO”だって、伝説のバンドですよね・・・・UC　YMO　　“HASYMO”がそのテーマ曲を提供している“エクスマキナ”の映画ですが・・・劇場で観たいんですが、結構上映劇場数が限られていて、上映している映画館も“レイトショー”だけだったり、朝一番の上映だけだったり・・・　DVDが出るまで待つしかないかなぁ・・・・EX MACHINA-エクスマキナ- Evolution of Appleseed（これは、“メイキング”だそうで）　　

  2007.11.07

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  YMO　四方山話　その38（YMOとその周辺　39）

  先週、『細野晴臣さんは、“エレクトロニック・ミュージック”以外にも様々な仕事をされてきた方だ』という趣旨の事を書きましたが・・・そんな矢先、↓このCMで懐かしい曲が流れてきて、嬉しくなりました（懐かしいといっても、私はオンタイムで聴いていた訳ではないですけれど・・・）。・アサヒ　あじわい　350ml×24缶（1ケース）　　細野さんがYMOを結成した1978年よりもさらに前、1969年（！）に結成された「はっぴいえんど」というバンドの「風をあつめて」という曲です。作曲とボーカルが細野さん、作詞は松本隆さん・・・「はっぴいえんど」は、そのメンバーの豪華さから“伝説のバンド”と言われています。・はっぴいえんど／風街ろまん（「風をあつめて」収録盤です）　　細野さんは1947年生まれですから、あの歌声は細野さんの二十歳代中頃の歌声、という事になりますね。そんな頃から、あんな声でいらしたんですねぇ・・・（しみじみ）

  2007.10.31

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  YMO　四方山話　その37（YMOとその周辺　38）

  先週発売になった↓このCDですが・・・・EX　MACHINA　ORIGINAL　SOUNDTRACK　COMPLETE　EDITION【CD2枚組+DVD】　　音楽監修（Music Supervisor）を、細野晴臣さんが務めています。そして細野さん自身、DISK 1収録曲全19曲のうち5曲を単独で、5曲を他アーティストとのコラボレーションという形で（そのうち3曲がHASYMOですが）提供しています。「エクスマキナ」という、恐らくは現在最先端のアニメーション映像作品のサウンドトラックに、なぜ細野さんが中心的に関わる事になったのでしょうね？「エクスマキナ」の公式サイトをあちこち見ていたら、↓こんな文章を見つけました。“本作の音楽監修を手掛けるのはエレクトロニック・ミュージック・シーンのカリスマ細野晴臣”・・・私にとっては若干違和感のある文章ですが（ “エレクトロニック・ミュージック”以外にも、様々な仕事をされてきた方だと思うんですが・・・）、現在の細野さんはそういった評価“も”与えられている、という事なんでしょうね。エクスマキナの映画、見たいなぁ・・・（今月20日から公開されています）

  2007.10.24

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  YMO　四方山話　その36（YMOとその周辺　37）

  発売日の今日、早くも私の手元に↓これがあります。ちょっと聴いてみましょう・・・・EX　MACHINA　ORIGINAL　SOUNDTRACK　COMPLETE　EDITION【CD2枚組+DVD】　　Disk 1の3曲目に、「RESCUE」が収録されています。そして、10曲目に「METHOD」、11曲目に「WEATHER」という曲が、HASYMOの新曲として収録されています。「METHOD」ですが・・・　約1分半の、ボーカルなしの曲です。全体的に民俗音楽的な、おどろおどろしい感じ・・・　何となく、「テクノデリック」的な雰囲気を私は感じました。「WEATHER」ですが・・・　約3分半の、ボーカル曲です。歌っているのは“あの３人”ではなく、「RESCUE」でもサブボーカルを担当されていた“Chiho Shibaoka”さんです。サウンドはまさに、「RESCUE」調の“HASYMO”、という感じです。そして、付属DVDに収録されている「RESCUE」のプロモーションビデオ2本ですが・・・ひとつは、「EX MACHINA × STUDIO4℃ version」とクレジットされています。以前ご紹介したwebで公開されていたものとはまた違う「エクスマキナ」の映像が、曲をバックに流れていきます。“あの３人”は、出てきません・・・そしてもうひとつが、「Live at Pacifico Yokohama 2007.05.19」。私は密かに、“映像はライブ映像、音はスタジオ録音版”というパターンを危惧していたのですが、杞憂でした。確かに、“あの”ライブの模様がそのまま収録されています。・・・これだけきちんと「RESCUE」のライブ映像が撮れているのだから・・・　と、変に詮索したくなるのは、私だけでしょうか・・・？

  2007.10.17

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  YMO　四方山話　その35（YMOとその周辺　36）

  10月17日（水）に発売になる、↓これですが・・・・EX　MACHINA　ORIGINAL　SOUNDTRACK　COMPLETE　EDITION【CD2枚組+DVD】　　commmonsのメルマガ等からの情報によれば・・・「RESCUE」の他に、「METHOD」、「WEATHER」という2曲がHASYMOの新曲として収録されているそうです。また、コンプリートエディションに付属しているDVDには「RESCUE」のプロモーションビデオが2バージョン収録されているそうで、そのうちのひとつは・・・　今年5月19日、（私は生で観て聴いていましたが）パシフィコ横浜でのライブの模様、なのだそうです。情報自体は、↓こっちの方が詳しいかも・・・　　　EX　MACHINA（初回限定盤）（DVD付）あとで後悔するかも知れませんが・・・　私は、予約してしまいました・・・

  2007.10.10

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  YMO　四方山話　その34（YMOとその周辺　35）

  ↓YMOのコスチュームを着たベアブリック（クマちゃんフィギュア）・・・　　↓“増殖”のジャケットの“あの３人”のフィギュアに続き・・・　　↓とうとう出ちゃいました。人民服姿の“あの３人”のフィギュア・・・　　「お買いになりますかぁ？」「いえ、いえ・・・」　by Snakeman Show

  2007.10.03

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  YMO　四方山話　その33（YMOとその周辺　34）

  今週は、お詫びと訂正方々YMO関連記事を先にUPします。先週水曜日にご紹介した、私が持っているという教授インタビューのPDFファイル・・・comｍmonsのメールマガジン（newsletter）会員限定の、“特典”でした。なので、commmonsのwebから誰でもダウンロードできる、というものではありません。Newsletter登録者には、季刊でWEB MAGAZINEが配信される事になっているんですが、今回の“sakamoto_extremery long interview”は、その第１弾でした。私のド忘れで、先週は不明確な記事を書いてしまい、申し訳ありませんでした。今後は注意していく所存ですが、（水曜日に限らず）また似た様な事があるかも知れません。大目に見て下されば、幸いです・・・・“EX　MACHINA ”＜初回生産限定盤＞ 2CD+DVD　　

  2007.09.26

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  YMO　四方山話　その32（YMOとその周辺　33）

  私のパソコンに、数週前にwebからダウンロードしたPDFファイルが保存されています。ダウンロード元は、確かcommmons。ファイル名は、“sakamoto_interview”。そのファイルを開くと、１ページ目にこう書いてあります・・・“sakamoto_extremery long interview/200610”・・・ホントに長いんです。正味20ページ。以下の５つのセクションに分かれています。　01　コモンズの成り立ち　02　新しい音楽の定義　03　激変する音楽環境　04　ベルリンでの創作とニューヨークの生活　05　学習を超えた音楽教授が、コモンズ・レーベルを立ち上げた頃のインタビューだと思うんですが・・・私もまだ全部読んでいないので、内容詳細よく分かりません。ご興味のある方は、ぜひコモンズのwebの中から探し出してダウンロードして、読んでみて下さいね（どのページからダウンロードしたのか、私も分からなくなってしまいました・・・）。・“EX　MACHINA ”＜初回生産限定盤＞ 2CD+DVD　　

  2007.09.19

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  YMO　四方山話　その31（YMOとその周辺　32）

  先週の記事でちょっと話題に上げた、HASYMO／RESCUEのプロモーションビデオですか・・・ここで無料で見る事ができます。その内容は・・・RESCUEが主題曲になっているアニメ映画、「Ex Machina エクスマキナ」の映像がほとんどです。“あの３人”は、出てきません・・・でも、たまにRESCUEの歌詞がテロップで表示されるところなどは、今年の5月19日に横浜で行われた『“HAS”のライブの時の舞台演出に似てるなぁ』などと思いながら、私は見ていました。・・・でも、スゴい精密なアニメ映像ですよね。エクスマキナ、劇場で観てみようかな？・“EX　MACHINA ”＜初回生産限定盤＞ 2CD+DVD　　

  2007.09.12

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  YMO　四方山話　その30（YMOとその周辺　31）

  いやー、ウッカリしてました・・・9月1日（土）、NHKテレビBS2で、LIVE EARTH“4時間バージョン”の再放送がありましたが、ご覧になったでしょうか。私はすっかり忘れていたのですが、偶然、外出先でYMOのステージの「War＆Peace」の後半と、「Rydeen 79/07」を見る事ができました。　・・・いやぁ、感動・・・8月22日に発売になった「HASYMO／RESCUE、Yellow Magic Orchestra／RYDEEN 79/07」、買われたでしょうか。私は手に入れて、聴きました。　・・・いやぁ、感動・・・（私の“購入先”では、特典としてHASYMOのPC用壁紙が付いてきました。これまた感動・・・）既に報道されていますが、「RESCUE」は、アニメ映画「Ex Machina エクスマキナ（10月20日公開予定）」のメインテーマ曲です。映画の公開に先立ち、10月17日にサントラ盤（初回限定盤と通常盤の2種類あり）が発売されるのですが・・・そのサントラ紹介文中に次の様な記述があるんです。いったい、どういう事なんでしょう「この超大作サントラには、HASYMOの主題歌「Rescue」に加え、書き下ろし3曲を収録」「HASYMOのPVが収録された、DVD付き」・“EX　MACHINA ”＜初回生産限定盤＞ 2CD+DVD　　

  2007.09.05

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  YMO　四方山話　その29（YMOとその周辺　30）

  今週は、“あの３人”のインタビュー関連情報二題・・・TBS系列局で放送されている「ニュース23」の番組中で、7月13日（金）に、“あの３人”の事がインタビューも含めて放送された事があったのですが、そのインタビューの詳細版が期間限定でニュース23のウェブで公開されています（インタビュアーは、膳場貴子さんです）。私はまだ全部見ていませんが、合計約15分にも渡る内容の様ですね。ご興味あれば、ご覧になってみて下さい。先々週ご紹介した雑誌３種類、私はおかげさまで３つとも手に入れる事ができましたが・・・SWITCH 2007年9月号では、これまた7月6日（金）にNHK総合テレビの「プレミアム10」で放送された、“あの３人”とリリー・フランキーさんの対談の様子が活字で収められています（全６ページ！）。テレビで見た時は、とてもまったりとした雰囲気だったと思うのですが・・・　活字にすると読みやすいですね（？？？）。これ以外にも、SWITCHには色々な記事が満載です。懐かしい写真も載っていて・・・　思わず口元がほころんでしまいました・HASYMO／RESCUE、Yellow Magic Orchestra／RYDEEN 79/07（私も注文しました。楽天市場さんで、ではないんですけれどね・・・）　　　　

  2007.08.29

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  YMO　四方山話　その28（YMOとその周辺　29）

  ８／１８（土）の深夜２４：１０からNHK総合テレビで放送されたLIVE EARTH“１時間バージョン”、見ました。・・・やはり、YMOの映像等が出てきたのは、１時間中５分程度でしたね。リハーサルの時、教授が、リリー・フランキーさんデザインの“HAS”のTシャツを着ていたのが印象的でした（私もそのTシャツ持ってます、自慢じゃないですが・・・？）。しかし、話はYMOの事から離れますが・・・地球温暖化防止のために何か行動を起こさないといけない、というメッセージは、１時間の番組でも画面を通して強く伝わってきた様な気がします。一応、私は外出時、“エコバッグ”、持ち歩いています。“ANSWER THE CALL”・HASYMO／RESCUE、Yellow Magic Orchestra／RYDEEN 79/07（22日発売でしたっけ？　いけね、まだ買ってない・・・）　　　　

  2007.08.22

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  YMO　四方山話　その27（YMOとその周辺　28）

  また、commmonsからの受け売り情報ですが・・・　YMO関係の雑誌発売情報です。手に入ったら、内容ご紹介したいと思っています。・DICTIONARY　No.117　8月10日発行特集：「2007年のイエロー・マジック・オーケストラ　YMOという思想から、チルドレンたちは何を受け取ったのか？」無料配布されている雑誌らしいのですが、手に入れるのはちょっと大変そうです。・SWITCH　2007年9月号（8月20日発売）特集：HASYMO／Yellow Magic Orchestra　表紙＋全40ページ総力特集この雑誌は、本屋でよく見かけますよね。私は、これまで読んだ事ないですけれど・・・・Invitation　2007年9月号（8月24日発売）特集：LIVE EARTHのライブリポート内容は、YMOのライブだけではない様な気がしますね。しかし、↑リンクさせたURL先では発売日が“毎月10日”って書いてあるんですが・・・　8月だけ特別なのでしょうか？・HASYMO／RESCUE、Yellow Magic Orchestra／RYDEEN 79/07　　　　

  2007.08.15

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  YMO　四方山話　その26（YMOとその周辺　27）

  LIVE EARTHの再放送情報です。内容“１時間”の再々編集版ですが、８／１８（土）の深夜２４：１０から“地上波（総合）”で放送がある様ですね。とても、YMOのステージを全て網羅しているとは思えませんが・・・また、commmonsからの情報ですが・・・再編集の“４時間バージョン”ですが、９／１（土）（時間未定）に“ＢＳ２”での放送が予定されている様です。７／２８（土）の“ＢＳｈｉ”での放送を見逃してしまった私には、最後のチャンスか・・・・HASYMO／RESCUE、Yellow Magic Orchestra／RYDEEN 79/07　　　　

  2007.08.08

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  YMO　四方山話　その25（YMOとその周辺　26）

  先々週ご紹介した“commmons（コモンズ）”のウェブですが・・・メルマガ配信サービスがある様なので、試しに登録してみました。そうしたら先日、早速メールが送られてきました。“Tribute To Haruomi Hosono”のアナログ盤が限定発売される、というお知らせが主な内容でした。“LP盤”じゃなくって、“EP盤”の“12枚組”らしいのですが・・・　どんな人が買うのかな？クラブのDJさんとか、かなぁ？その細野さんですが、7月28日（土）に日比谷野音でライブを行ったそうで。出演アーティストが、これまたすごいですね～！先日教えて頂いたんですが、人気ブログ「富士丸な日々」の記事で書かれていたのは、このライブのバックステージの様子なんでしょうね。３人そろっての活動の機会が増えてきている様で、ますます今後が楽しみです！・Tribute To Haruomi Hosono 7インチアナログ盤12枚組　　

  2007.08.01

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  YMO　四方山話　その24（YMOとその周辺　25）

  LIVE EARTHでのYMOのライブパフォーマンスですが、MSNでの動画配信が再開された様ですね。早速私も、見てみました（ウチはインターネットの線が“細い”ので、映像は“コマ送り”でしたが・・・）。公開されている曲は、「RYDEEN」、「WAR AND PEACE」、「RESCUE」の３曲です。既に報道にもあった通り、正面向かって左から教授、ユキヒロさん、細野さんの順に並び、それぞれ“独立した”演奏ブースが設けられています。教授は、「RYDEEN」でのトイピアノ演奏も含めた、“いつもの”パフォーマンスを見せてくれていたと思います。細野さんは、エレキベースの演奏が多かった様ですね。個人的に、私は好きなんです。細野さんがエレキベースを抱えて演奏している姿。ユキヒロさんですが・・・「RYDEEN」と「WAR AND PEACE」では、ドラムセットを叩いていましたね。スネアの音が、確かに響いていました。「WAR AND PEACE」でより、その“響き”がハッキリしていた様に思いました。確かに、その昔よく聴いた、“YMO”のスネアの音色でした・・・「RESCUE」では、ユキヒロさんはSKETCH SHOWの様に“立奏”していました。この演奏スタイルは、“HAS”のライブでもよく見られたな、と、私は思いました。曲によって微妙に演奏スタイルを変え、いろいろなサウンドで楽しませてくれる・・・これが、2007年版“Yellow Magic Orchestra”のサウンドなんですね。感激しました・・・・HASYMO／RESCUE、Yellow Magic Orchestra／RYDEEN 79/07　　　　

  2007.07.25

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  YMO　四方山話　その23（YMOとその周辺　24）

  8月22日に発売が予定されているHASYMOのRESCUEですが、“commmons（コモンズ）”というレーベルから発売される様です。これは昨年の11月、 avexと坂本龍一さんが共同で設立したレーベルなんですね。そういえば、今年の4月に発売された細野さんのトリビュートアルバム“Tribute To Haruomi Hosono”も、このレーベルからのリリースでした。commmonsのサイト、ちょっと慣れるまで見辛いかも知れませんが、のぞいてみると・・・“HASYMO”、“YMO”の３人のメディア出演情報が載っていますね。7月13日（金）、TBS系列で放送された“ニュース23”の一番最後のコーナーで“HAS”が紹介されたの、ご存知だったでしょうか。私は知りませんでした・・・でも偶然、最後の１分ぐらいだけ見る事ができたんです。“HAS”のインタビューと、5月のコンサートの事が紹介されていた様です。今後、“あの３人”の活動予定を確実に知るためには、このcommmonsのサイトは外せないでしょうね。私も、こまめにチェックしたいと思います。・HASYMO／RESCUE、Yellow Magic Orchestra／RYDEEN 79/07　　　　

  2007.07.18

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  YMO　四方山話　その22（YMOとその周辺　23）

  LIVE EARTH、無事終了した様ですね。当日、Yellow Magic Orchestraが演奏したのは次の４曲だったそうで（曲順は、違うかも知れません。検索して調べたんですけれど、ホントに情報少ないなぁ・・・）。　・以心電信　・RESCUE　・War and Peace　・RYDEEN 79/07いずれも、5月19日（土）に行われた“HAS”のコンサートでも演奏された曲ですね。でも、アレンジとかはどうだったんだろう？数日前まではMSNの動画サイトで当日のライブの模様が見られたハズなんですけれど、今は見られませんね。アクセスが殺到して、パンクしちゃったのかな？　残念・・・（そのうち復活するかも？）何とかして、7月28日（土）にNHK BSハイビジョンで放送されるという「総集編」を、チェックしたいと思います（４曲全部放送されるかなぁ・・・）。7月6日（金）の夜10時からNHK総合テレビで放送された「プレミアム10」、ご覧になったでしょうか。いや～、懐かしい映像が盛り沢山でしたね。「今明かされる当時の秘密」みたいな話も出てきて、とても興味深かったです。ところで、その「プレミアム10」の中で、以前NHKで放送されたというYMOの特番の話がありましたよね。あの“３人”が“ドテラ”みたいな服装でRYDEENを演奏してましたが・・・某動画サイトで、その「全曲演奏版」を見られますよ。ご興味があれば、探してみて下さいね。・HASYMO／RESCUE、Yellow Magic Orchestra／RYDEEN 79/07（何だが、ジャケットデザインが２つあるみたいですね。両A面？）　　　　

  2007.07.11

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• YMO　四方山話　その21.5（YMOとその周辺　22.5）

  たまたま情報を見つけたので、ご参考まで。明日7月7日（土）、NHKのBSハイビジョンでなんですけれど、 LIVE EARTH の生中継があるそうです。7月28日（土）には、「総集編」の放送もある様ですね。BSハイビジョンを見る事ができる方、興味があったら見てみて下さいね。（私は多分無理・・・　かなぁ）。

  2007.07.06

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  YMO　四方山話　その21（YMOとその周辺　22）

  7月6日（金）の夜10時から、NHKテレビの「プレミアム10」という番組に、あの“３人”が出演されるそうです。>1980年代、社会現象にまでなったＹＭＯ。>5月19日、そのメンバーである高橋幸宏、坂本龍一、細野晴臣の３人が“ＨＡＳ（Ｈuman Ａudio Ｓponge）”として、一夜限りのスペシャルライブを行なった。このライブの模様を、リハーサルやオフショット映像も交えて放送する。>あわせて、ＹＭＯのヒストリーや３人のソロ活動なども秘蔵映像で紹介するとともに、自身がＹＭＯの大ファンで、３人と親交のあるリリー・フランキーとの対談もたっぷりとお届けする。>…2007年、ＹＭＯの伝説がよみがえる。という事だそうです。見なくっちゃ・・・・メディコムYELLOW MAGIC ORCHESTRA増殖人形3体セット（今年の12月に、こんなフィギュアが発売になるそうで。う～ん、こちらはどうしようか・・・）　　

  2007.07.04

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  YMO　四方山話　その20（YMOとその周辺　21）

  ・・・という訳で、LIVE EARTH（東寺公演）のチケットは、結局キャンセル待ちでも手に入りませんでした。残念・・・チケットが手に入った方、おめでとうございます。楽しんで来て下さいね。もしそのライブの話をブログの記事に書かれたら、ぜひ読ませて頂きたいので、BBSかどこかにURL残して下さいね。宜しくお願いします。とりあえず私の方は、“その後”の“３人”の活動予定について、アンテナを張り巡らしたいと思っています。次回こそ・・・・HASYMO/イエロー・マジック・オーケストラ／RESCUE/RYDEEN　79/07　（当分は、↓このリリースを待つ事になりそうです）　　

  2007.06.27

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  YMO　四方山話　その19（YMOとその周辺　20）

  LIVE EARTHのチケットのキャンセル待ちの結果は、今週末に判明する予定です。それまではちょっと、気が気でありません・・・まあ、チケットが実際に手に入らなかったにしても、私は当日のライブで“３人”に演奏して欲しい曲があるんです。折角、“Yellow Magic Orchestra”として出演するんですから・・・私が演奏を希望している曲は、Rydeenでもなく、Technopolisでもなく・・・“Tong Poo”なんです。この曲は、（前にも書きましたっけ？）YMOとしてのライブの時には、各時代でほぼ必ず演奏されている曲だと思います。２回のワールドツアーの時はもちろん、1980年の武道館公演、1981年のウインターライブ、1983年の散開ライブ、そして、1993年の再生ライブ・・・今回もし演奏してくれるなら、どの様なアレンジになるのか・・・　個人的に、とても興味があります。・・・まあ、Firecrackerでもアリですけれど・・・・China　Music　Orchestra／Made　in　China（ちょっと変わったYMOカバーナンバーが収録されています。RydeenとTong Poo・・・）　　

  2007.06.20

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  YMO　四方山話　その18（YMOとその周辺　19）

  LIVE EARTHの一般チケット販売、東寺公演の方は終了しました。発売開始後１時間も経たずに“予定枚数終了”になった様ですね。私は残念ながら、チケット取れませんでした。現在、“セカンドチャンスプレオーダー（要するに、キャンセル待ち？）”に申し込んでいます。この一般チケット発売が始まった9日（土）、こんな報道がありましたね。やはり今後、“３人”で活動する機会が増えるようですね。嬉しい限りです！8月22日に“HASYMO”名義で発売される “Rescue”という新曲、これ、先日のパシフィコ横浜での“HAS”のライブで演奏された曲でしょうか・・・？カップリングは“Rydeen 79/07”、泣かせますね。“YMO”、“HAS”、“HASYMO”３種類の名義で今後活動するという事ですが、どういった音楽を聴かせてくれるのか、とても楽しみです。まずは、東寺公演のキャンセル待ちの結果がどうなるか・・・・HASYMO/イエロー・マジック・オーケストラ／RESCUE/RYDEEN　79/07　（おー、既に予約の受付が始まっていますね）　　

  2007.06.13

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  YMO　四方山話　その17（YMOとその周辺　18）

  LIVE EARTHの一般チケット販売が、今週土曜日（9日）に迫ってきましたね。公演会場は、幕張メッセがメイン会場で、Yellow Magic Orchestraが出演する京都・東寺の方は、スペシャルライブ会場という事になっているみたいですね。幕張公演の方は、有名プレイガイドで一斉発売される様ですが・・・ありゃ？　京都公演の方はイープラスでの取扱いのみみたいですね。私は既にイープラス会員なので、チケット購入を“申し込む”準備に支障はありません。問題なのは・・・9日の午前10時に、PCの前に座れるか。あるいは、ケータイを操作できる状況にあるか・・・今のところ何となく、別件で用事が入りそうな嫌な予感がしています・・・チケットを予約するつもりでいる方々の、幸運を祈ります！・私の古寺巡礼（1）（おっ、井上靖もこの本に文章を寄せている様ですが・・・　東寺の事を書かれているのは司馬遼太郎さんです）　　

  2007.06.06

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  YMO　四方山話　その16（YMOとその周辺　17）

  先週はHuman Audio Spongeのライブの話を記事にしましたが、その直後、“YMO再結成？？？”の情報を目にして、ビックリしました。取り急ぎ先週水曜日の記事に自分で“コメント”を書き込んだりしたのですが、あまりに気が動転して、その情報源をお知らせするのを忘れておりました。私がこの情報を得たのは、zerodelicさんのブログです。zerodelicさん、本当にありがとうございます。この場を借り、お礼申し上げます。今回“３人” がYMO名義で出演を予定しているのは、LIVE EARTHという、地球温暖化防止を訴える世界規模のイベントだそうで。いわゆる“京都議定書”が採択された京都の地でもイベントが開催され、YMOが参加アーティストとして名を連ねてパフォーマンスを行うのは、とても意義深い事だと思います。そして、“Yellow Magic Orchestra”としてライブが行われる事については・・・　とても嬉しいです！東寺で行われるというこのライブ、チケット発売は来月ですが・・・入手は困難を極めるでしょうね・・・（もちろん、私もトライしてみますが・・・）・「古都暮色」（京　東寺）ジクレー版画　神崎　淳画伯（この五重塔、新幹線からよく見えますよね）　　

  2007.05.30

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  Human Audio Spongeのライブを見に行った話（YMOとその周辺　16）

  すみません、先週告知し忘れたんですが・・・今回は、こんな表題で記事を書いてみたいと思います。5月19日（土）、パシフィコ横浜国立大ホールへ、Human Audio Sponge（HAS：高橋幸宏＋坂本龍一＋細野晴臣）のライブを観に聴きに行ってきました。元YMOの３人が揃うライブを聴くのは・・・　というか、元YMOの３人のうちの誰かが出演・参加しているライブを生で聴くのは・・・　私は、1993年の“再生”ライブ以来でした。このライブは、“Smile Together Project　Special Live 2007”として、（財）がんの子供を守る会「Smile Together Project」実行委員会の主催で実施されたものです。チケット代や、当日販売された関連グッズの売り上げは、全て“（財）がんの子供を守る会”の活動資金になるのだそうです。ホールの１階ロビーには、（財）がんの子供を守る会の活動内容を紹介したポスターなどが展示されていました。開演前のホール内の舞台奥に設置されたスクリーンでも、活動内容をイメージした映像が流されていましたね。私にもまだ小さな娘がいますので・・・　それらの展示内容は、とても人事とは思えませんでした。ロビーでは本プロジェクトのための、こんなオリジナルTシャツが販売されていたのですが、私も募金のつもりで、リリー・フランキーさんデザインのTシャツを１着買いました。席に着き、しばらくすると、客席の明かりがだんだん暗くなり始め、開演が近い事をうかがわせました。完全に客席が暗くなった後、舞台にはまずサポートメンバー３人が、そして、“HAS”の３人が登場し、会場内は拍手の渦に包まれました。『１曲目は何かな？』、と思っていたんですが・・・“以心電信（YOU’VE GOT TO HELP YOURSELF）”でした。いや～、今回のライブに相応しい１曲目だったと思いますし、何より、１曲目がYMOのオリジナル曲だったので、私はもうそれで胸がいっぱいになってしまいました・・・以下、演奏曲の確認なども兼ねて、ライブの内容を私なりにご紹介してみますね。M- 1　以心電信（YOU’VE GOT TO HELP YOURSELF）　→オリジナルはシングルのみM- 2　スポーツマン　→オリジナルは細野さんのソロアルバム「フィルハーモニー」に収録今回の演奏は、最近発売された「細野晴臣トリビュートアルバム」に収録の“ユキヒロさんバージョン”だった様に思います。ここでMCが入りました。しゃべっていたのは、ユキヒロさんだけだったと思います。ユキヒロさん曰く、「この３人が出演しているライブでMCやるっていうのは、今回が初めてじゃないかと・・・」、あー、言われてみればそうですねー。M- 3　Fly Me To The River　→Sketch Showのアルバム「Loophole」に収録M- 4　Mars　→　同上M- 5　Flakes　→　同上そう、よく考えてみれば、Sketch Showの曲を生で聴く、というのも、私は今回が初めてでした。何て例えればいいんでしょうね？　アコースティックテクノ？　渋い演奏の連続でした。M- 6　Everybody Had A Hard Year　→ドイツのバンド“Marz”のアルバム「Love Streams」に収録これは、“メルツ”というバンドの曲のカバーだそうで。ネットでちょっと調べてみたら・・・　ユキヒロさんのソロライブなどでも、よく演奏されるそうですね。ここで２回目のMCが入り、今度はユキヒロさんがリードしつつ、３人のフリートークみたいな部分もありました。教授曰く、「今度このメンバーで、YMOっていう食事の会でもつくろうか、なんて言っているんですけど・・・」、何をしゃべっているんでしょうか？イマイチ（？）静かな客席に向かってユキヒロさんが「つまんない？　大丈夫？」なんて声をかけるシーンもありましたが・・・　お客さんは、久しぶりに３人揃ったステージに感激して、それをじっと目に焼き付けようとしていたんだと思います（私もそうでした・・・）。M- 7　Riot In Lagos　→教授のソロアルバム「B2 Unit」に収録はるか昔のYMOのライブの時よりも、かえってビート感に富んだ演奏だったと思います。M- 8　Ongaku　→　オリジナルはYMOのアルバム「浮気なぼくら」に収録YMO終期の名曲だと思います。M-7、M-8と、教授作曲の曲が続きました。M- 9　Resqueこれは新曲らしいです。誰の新曲になるのかな？　やっぱりSketch Showの、かな？M-10　Turn Turn　→Sketch Showのアルバム「Audio Sponge」に収録M-11　Supreme Secret　→　同上M-12　Wonderful To Me　→　同上Sketch Showの曲が３曲続きました。アルバムの「Audio Sponge」、私持ってたんですが、ライブから帰ってきて只今聴き込んでます・・・M-13　 War & Peace　→教授のソロアルバム「Chasm」に収録私、この曲、今回のライブで初めて聴いたんですが・・・いやー、スクリーンに映し出される曲のプロモーションビデオ（？）と相まって、その迫力と強烈なコンセプトに圧倒されました。M-14　Rydeen 79/07この曲を生で聴く事は、私はもう半ば諦めていたんですが・・・　イントロが流れてきて・・・もう胸がいっぱいになってしまいました。ここで一旦ライブは終了で、６人はステージ上から一旦引っ込みます。しかし拍手は鳴り止まず・・・　まずユキヒロさんだけステージに登場しました。「さて、“３人”が揃ったライブとしては史上初めて、メンバーの“呼び込み”というのをやってみたいと思います！」まず最初にサポートの３人が順々に呼び込まれましたが・・・あらら、３人とも昔懐かしい、YMOの1980年のライブツアーで使用されていた衣装を身にまとっているではないですか・・・そしてその後に教授が呼び込まれ、細野さんが呼び込まれ、最後に教授からユキヒロさんが紹介されるという、何とも不思議な光景（普通のライブじゃ、当たり前なんですけれどね・・・）がステージ上で繰り広げられました。M-15　Chronograph　→Sketch Showのミニアルバム「Tronika」に収録M-16　Ekot　→　同上ここでまた一旦、メンバーはお辞儀をして手を振りながらソデに引っ込みますが・・・拍手は鳴り止まず、メンバーがまたステージに登場します。・・・それから“最後の曲”が流れ始めるまで何があったのか、私の頭の中には記憶が残っていません。私自身、もう感激の頂点を通り越していたんだと思います。M-17　Cue　→YMOのアルバム「BGM」に収録この曲が発表された当時、「この曲は、YMOの音楽において“ターニングポイント”になる」などと内外から言われ、その事が当時の私にはピンと来なかったんですが・・・生で聴きながら頭の中で“歴史”をさかのぼってみると、『あー、確かにそうだなー・・・』と、何となく実感できましたね。元YMOの３人にとって、非常に“重要な曲”との思いを、また新たにしました。曲が終わり、３人＋３人が舞台の前に出てきて肩を組みお辞儀をしてソデに引っ込む・・・　そんな当たり前なんだけれども“奇妙な”光景を見せつけながら、ライブは終了しました。チャリティーライブとして、その演奏曲目・構成等に思考が凝らされていたと思いますが、結果的にライブが“YMOの曲で始まり、YMOの曲で終わる”という構成だったのは偶然ではない様な気がします。何となく、このライブを行った意味というものがその内容に現れている様な気がして・・・私はとても嬉しかったです。“HAS”としてのライブは既に2004年にバルセロナと東京で行われ、今回が“３回目”だった訳ですが、ぜひ今後も４回５回とやっていって欲しい、そう願わずにはいられませんでした。３年後かな？　５年後かな？　１０年後かなぁ・・・　ぜひまた観に聴きに行きたいです！（長々とお読み頂き、ありがとうございました！）・HAS Live in Barcelona - Tokyo / HUMAN AUDIO SPONGE（2004年のHASのライブのDVDです。今回のライブも結構力入れて“収録”していた様ですから・・・　もしかすると、CDやDVDでのリリースがあるのかも知れませんね）　　

  2007.05.23

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  YMO　四方山話　その15（YMOとその周辺　15）

  （先週水曜日の続きです）1980年暮れの武道館公演の模様を収録したCDも、かなり後になってから発売されました。私が調べたところでは、1993年の11月ですから、“再生”の少し後ですね。しかし、本当に何でこんな時期に・・・この年の武道館公演に限りませんが、“初期”のYMOのライブでは、“YMO名義”でない曲が結構演奏されていた、そんな気がします。（確か）YMOデビューと同じ年に発表された教授のソロデビューアルバムからは、「千のナイフ」と「THE END OF ASIA」（「千のナイフ」は、その後YMOのアルバム「BGM」に“YMO名義で”収録されましたけれど）。同様に、セカンドアルバムのB2-UNITからは「RIOT IN LAGOS」。矢野顕子さんの「在広東少年」は、YMOのライブでは“定番”でしたね。あと、1980年のYMOのライブで演奏されていた「TONG POO」は、矢野さんが詩をつけて自らのアルバムに収録した矢野版TONG POOの「詩抜きバージョン」だった記憶があります。ゲストギタリストの大村憲司さんの「MAPS」という曲も、この年よく演奏されていましたね。あと、当時細野さんがプロデュースしていた“Sheena & The Rokkets”の「RADIO JUNK」という曲も、懐かしいです。The Beatlesの「DAY TRIPPER」はYMOのアルバムにも収録されていましたよね。あと、この年の武道館公演では、「ALL YOU NEED IS LOVE」も演奏されていたと思います。そんなこんなで何のまとまりも無く、私の回想話は先へ進みます・・・　（来週水曜日に続きます）・千のナイフ　／　坂本龍一（デビューアルバムの教授のジャケット写真、今より“若い”ハズなんですが、今とあまり変わらない？？？）　　

  2007.05.16

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  YMO　四方山話　その14（YMOとその周辺　14）

  （先週水曜日の続きです）YMOの1980年暮れの武道館公演の模様は、後日NHK-FMで放送されました。当時私は、その放送をカセットテープに録音した記憶があるのですが・・・　どこいっちゃったかな、あのテープ・・・当日ラジカセの調子が良くなくて、泣く泣く“モノラル録音”になってしまった事を憶えています。その番組では、ライブに先立って行われた、３人“個別” のインタビューも放送されましたね。記憶をたどり、印象に残っているインタビュアーとのやり取りを書いて見たいと思います。・教授へのインタビューインタビュアー：将来、坂本さんがYMOを辞める時って来るんでしょうか？教授：今よりも音楽的に面白い事ができる、という状況が分かっていれば、それは「辞めた方がいい」という事になるでしょうね。でも、今のところそんな予定はないし、気持ちも「辞める」というところまでは行ってません。・ユキヒロさんへのインタビューインタビュアー：今回、どんなライブになりそうですか？ユキヒロさん：どうなるでしょうねー。ちょっとボクにも予想がつかないです。どんなライブになるのか、「お客さんとして」、自分の目で見てみたい！・細野さんへのインタビューインタビュアー：細野さんが音楽をつくっていく上で、大切にされている事ってなんですか？細野さん：ボクが昔から意識している「いい音楽の三要素」っていうのがあって、それは・・・「下半身モヤモヤ」、「みぞおちワクワク」、「頭クラクラ」。　（来週水曜日に続きます）・細野晴臣トリビュート・アルバム（YMO時代の曲はないだろーなー、と思っていたんですが・・・　おおっ！　「ABSOLUTE EGO DANCE」をスカパラがカバーしているじゃないですか！　それだけDLしようかな・・・）　　

  2007.05.09

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  YMO　四方山話　その13（YMOとその周辺　13）

  （先週水曜日の続きです）ちょっと確認してみたのですが・・・やはり1980年のワールドツアーの音源がCDとして発売されたのは1996年ですから、散開（1983年）や再生（1993年）より後ですね。なんでこんな時期に発表されたんだろう・・・？第２回ワールドツアーは、確か米国・ロサンゼルスのチャップリン・メモリアル・スタジオでの公演がフジテレビ系（？）で衛生中継されたのを見た記憶があります。曲の途中なのにムリヤリCMが流れたりして、えらく憤慨しましたね・・・そして、1980年暮れの武道館４日連続公演。これ、私、聴きに行く予定にしていたんですが、ある事情（詳細は伏せますが）で断念せざるを得なくなってしまったんです。今から思えば・・・　あ～、やっぱり行っておくんだった・・・　（来週水曜日に続きます）・メディコムYMO イエローマジックオーケストラベアブリックSET（今年の7月発売予定だそうです。リンク先のYMOの説明書きが、あまりにもあっさりしていて・・・）　　

  2007.05.02

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