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テーマ:アニメあれこれ(26134)
カテゴリ:アニメレビュー・トピックス
第18話「親子の絆」
<あらすじ> 香瑩は夢の中で、リョウと香の出会いを見守り続けていた。夜、診療所で意識を取り戻したリョウは、意識の戻らないフリをして、凶器を隠し持って身構えていた。だが香は眠り続けるリョウを胸に抱き寄せ「死んではダメ、死ねば悲しむ人がいる」と涙をこぼす。香の胸の中で、リョウはこれまでに感じたことのない安心感に包まれる。そんな二人の心情を、幼い香瑩がそばで手に取るように感じていた…。 (公式サイトより) <感想・レビュー> 前回からの続き。香の優しさに触れたリョウが、新宿にとどまり、「冴羽リョウ」として生きる決意をする場面までを描いている。 「野良犬」のまま死んでほしくない、一人の人間として生きてほしいという香の願い。香の母性が現れたかのような彼女の優しさは新鮮に写る。その思いは、リョウの心にも響き、やがて彼女の義兄である秀幸の「シティーハンター」としての仕事をすることにつながる。香の涙を見たくないからだと。 少し簡潔に収めてしまったような感も否めないが、リョウと香の初めての出会いを描くには十分であった。 だけど、やっぱり香は香だったわけで、後で香の家に来たリョウは、軽いノリでなれなれしく香にセクハラ。ついでに香のブラジャーをハンカチ代わり(診療所から盗んできたらしい。)にしちゃって、香に追い出される(笑) って、最初からこういうキャラだったのか、リョウは。 香の義兄である秀幸。実は、この人のことはあまりよくわからない。「シティーハンター」を見ていたとはいえ、実は秀幸を見た記憶がないのだ。やっぱり、それを打ち消すぐらいリョウの「もっこり」の印象が強かったからなのかなあ?? その秀幸は、刑事でありながらも、法の目をかいくぐって悪さをする街のゴミを、法を犯してでも裁いていた「シティーハンター」だった。その秀幸とリョウの対面も見逃せない。 (この二人って・・・ドカベンでバッテリー組んでたみたい。秀幸はキャッチャーで4番、リョウはピッチャーで。) 秀幸に、「シティーハンター」を狙っている奴がいると忠告したリョウだが、秀幸は言葉を返すように、「この街から出て行け」という。が、それで退くようなリョウではなく、襲われた秀幸を救って、香の家に連れて行く。そのあと、リョウは秀幸に、自分も一緒に「シティーハンター」の仕事をやると言い出す。香の涙を見たくないからだと。 そしてリョウは、新宿にとどまることを香に話す。香の名前を聞き出すリョウ。一方のリョウ―この当時、本当の名前はなかった―は、自分に名前はないということを話し、偽造パスポート、免許証の中から、香に選んでもらうことに。香が引いた免許証は・・・「冴羽リョウ」という名前だった。こうして、リョウは「冴羽リョウ」として生きることになったのだった。(それが冴羽リョウ誕生のきっかけだったのか・・・) それを傍から見つめる香瑩は、リョウの気持ちに理解を示す。自分も同じく名前を失った者だからと。香瑩は、香とリョウに捕まろうとするが、香瑩はその夢の中では、幻の存在。そのことに、一抹の寂しさを覚える。だが、次の瞬間、香瑩とリョウが呼ぶ。そして香も・・・嬉しさのあまり、リョウたちに駆け寄り、その手を掴む。「パーパ」とリョウを呼び、そして・・・「マーマ」と少し小声で、不安そうに香を呼ぶ。すると香は、「な~に?香瑩。」と返す。こうして香は、香瑩のマーマとなった・・・。 次回は陳老人の中華料理店ですか・・・なにゆえ陳は新宿に・・・? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年02月19日 13時16分09秒
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