いよいよ最終回は、横浜ベイエリアをてくてく散歩。新型コロナの影
いよいよ1月下旬に娘と出かけた、首都圏の旅も最終回となった。2泊3日の旅、最終日の昼頃には山下公園で海を眺めていた。昨日までの悪天候が嘘のように、良く晴れた旅行日和だった1月の下旬と言えば、1年で一番冷え込む時期だが、この日は、寒さも感じず、まだ新型コロナも日本で初めての感染者が出た位の頃だったので、行楽客らしき人たちものんびりと港の風景に酔いしれていた午後の横浜ベイエリアの散歩のスタートは山下公園。一般公開もされている氷川丸は横浜船渠(現三菱重工業横浜製作所)で建造をされた1万トン級の戦前の貨客船で太平洋戦争では病院船として運用されていたんだとか戦後も北太平洋航路で運航を続けたが、運航終了後に横浜市の山下公園前(横浜港)に係留され、2007(平成19)年に経済産業省の近代化産業遺産として認定、更に2016(平成28)年に国の重要文化財(歴史資料)に指定されているそうだ関東大震災で、横浜に在住して被災した在日インド人救済の為に、横浜の市民が被災インド人への住宅の手当てなどに力を注いだそうだ。1930(昭和5)年に瓦礫処分場として埋め立てられた場所にこの山下公園が開園され1939(昭和14)年には、横浜市民への感謝と、同胞の慰霊の為に在日インド人協会が、山下公園内に建立をしたのが「インド水塔」で、同潤会アパートにも携わった鷲巣昌が設計をした目の前に「ローソンHAPPYLAWSON山下公園」があり、ここは子育て家族にとって便利で、楽しいをテーマとしたコンセプトショップだなんだとかローソンで飲み物を買ってきて、海を見ながら一休みをしていると、足元にツュンチュンチュン。何かくわえてる海を見るはずが、ついつい足元ばかりが気になるし今度はハトもやってきたよ。何もないぞよゆりかもめ? ウィキペディアによれば>ユーラシア大陸北部やイギリス、アイス>ランドなどで繁殖し、冬は南下しヨーロッパ>アフリカ、インド、東南アジアへ渡りを>おこない越冬する。北アメリカ東海岸に>渡るものもいる>日本では冬鳥として、北海道から南西諸島まで>広く渡来し、小型のカモメ類の大半が本種で>ある。ただし、北海道では厳冬期にはほとんど>見られなくなる。主に、全国の海岸や河川、>沼地などに普通に渡来する。>日本の古典文学に登場する「都鳥」は、>現在の和名がミヤコドリ である鳥では>なく、ユリカモメを指すとする説が有力>である。チドリ目カモメ科カモメ属に>分類される鳥類の一種横浜ベイブリッジだが、ゴジラvsモスラでは バトラのプリズム光線で破壊され、ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃においてはゴジラの熱線でほぼ全壊する。機動警察パトレイバー 2 the Movieでも空対地ミサイルが中央に命中して破壊されたそうで、様々な作品に登場をしているそうだみなとみらい21も、ゴジラvsモスラやゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃の最終決戦の地として使われているそうだし、あぶない刑事や映画プリキュア、名探偵コナン…色んな作品の舞台になっているでは、私たちもJRの桜木町駅にむかっててくてくと歩いていく事にした。そこから新横浜に出て、新幹線で家路へと。まだまだ時間はたっぷりとあるし右手に港を眺めながら、てくてく、てくすると横浜三塔の一つ、キングの塔のある神奈川県庁舎の本庁舎が見えてきた。関東大震災で焼失をした旧県庁舎が再建される事となり、昭和初期に流行をした帝冠様式が取り入れられて、建築工事費約275万円を費やして、1928(昭和3)年に完成したこちらは、クィーンの塔のある横浜税関で関東大震災で庁舎が倒壊焼失し、帝都復興事業として、1934(昭和9)年に完成をした他に横浜開港記念会館(ジャックの塔)があり「横浜三塔」と呼ばれ、ライトアップも見て楽しい幕末に東波止場(イギリス波止場)と西波止場(税関波止場)が幕府によって建設され、横浜港が開港された。東波止場が弓なりに湾曲していたので、その形状から象の鼻と呼ばれていた関東大震災で被災して、後に象の鼻波止場(東波止場)は直線に近い形状で復旧をしていたが2009(平成21)年の 横浜開港150周年を記念し象の鼻波止場が、明治中期頃の形状に復元され「象の鼻パーク」が開園をした水陸両用バスの「スカイダック横浜」がすぐ横を通って行った。陸上視点と水上視点の両側から横浜を観光する事により海に向かって開かれ発展をしてきた、港横浜の特徴を体感する事が出来るそう1911(明治44)年の開通の旧横浜駅と、新港埠頭を結んだ臨港線(通称税関線)の廃線跡を利用し、その一部にあたる約500mの区間ではレールも残し、緑地として整備した「汽車道」当初は貨物輸送用だったが、1920(大正9)年から、サンフランシスコ航路の出航日に限って旅客列車(ポートトレイン)の運行が行われていた。戦後は米軍に一時接収されたが返還後に1961(昭和35)年の氷川丸の最終航海時まで旅客運送が行われていたそうだ。その先にはお馴染みの「横浜赤レンガ倉庫」で明治政府が保税倉庫として建設。建設当時の正式名称は横浜税関新港埠頭倉庫2号館は1911(明治44)年、1号館は1913(大正2)年に竣工。1989(平成元)年に保税倉庫の役割を終えて、2002(平成14)年に修繕展示スペース、ホールなどの文化施設や、商業施設として生まれ変わった。「ユネスコ文化遺産保全のためのアジア太平洋遺産賞」の優秀賞受賞横浜みなとみらい21地区を代表する航海練習船「帆船日本丸」のデザインのマンホールもこれまでは開港の面影を伝える山手地区とか元町、中華街を紹介してきたが、みなとみらい地区には、新しい大型商業施設が次々と誕生をしており、そこに出かけるのも今回の横浜の旅の目的の一つだった「MARINE & WALK YOKOHAMA(マリン&ウォーク横浜)」は 、2016年3月にオープンしたオープンモール型の商業施設だいわゆるインスタ映えするスポットだけども今は動画が主流だから、インスタも流行遅れでらしいですね。「盛りすぎはダサい」と変わり「ナチュ盛り(ナチュラルに盛れる)」のがポイントらしいしヒップホップ用語で使われる「Chill Out(チルアウト)」から派生をした「チル」という言葉がトレンドなんだとか。冷静になるとか落ち着くという意で、SNSでは「まったりしている」「のんびりしている」「くつろいでいる」といった意味に使われるんだとかそういった意味では、今の自粛生活では無理にどこかに出かけたりとかせず、「チル」気分で日常生活を楽しむのが良いかもしれないし。といった傾向から、ホットケーキを家で楽しもうという人が多く、店頭から商品が無くなっているんだとかしかもマスクなどに続いて、高額で転売までされているそうである。どこまでも懲りない転売ヤー。すぐ脇には「横浜海上防災基地」があり、大規模な海上災害発生時には、巡視船・航空機を利用した、災害応急対策活動の中核拠点となるんだそうだ観光に特化してるわけでもなく、港としても大きな役割を持っているのだ。「横浜ハンマーヘッド」は、昨年秋にオープンしたばかりで「新港ふ頭ターミナル」の他に商業施設やホテルも併設がされている横浜ハンマーヘッドのある新港ふ頭は、日本初の近代的埠頭として、長らく横浜港の中心的役割を担ってきた。その象徴が1917年に整備が完了したふ頭で使われてきた「ハンマーヘッドクレーン」で土木学会より選奨土木遺産として認定されている横浜港における国際クルーズ拠点の形成に関する取り組みとして大型客船が寄港できるように整備されたもので、客船到着時には税関や入出国審査検疫などの業務を行なう「CIQホール」が用意をされている開業後の第1号入港船となったのが「ダイヤモンド・プリンセス」(11万5906トン)だった。英国のP&O社が所有し、米国ののプリンセス・クルーズ社によって運航をされている外航クルーズ客船で三菱重工業長崎造船所に作られた船だが、この名が日本中に知れ渡るのは、まだ先だ三菱重工業長崎造船所と言えば、中国で出来なくなったからと、大型客船コスタ・アトランチカの修繕を引き受けたけど、乗員による新型コロナの感染が広がって問題になってるし。この施設ともども、厳しい春を迎えているのではなかろうか日本政府は、5月6日に期限を迎える新型コロナウイルスに関する緊急事態宣言を、1 カ月程度延長すると表明した。人命第一の事なのだがそれが与える経済への影響もまた計り知れないものだろう。ここに出店したばかりのお店とか大丈夫だろうか横浜ハンマーヘッドには「ジャパンラーメンフード ホール」があり日本各地の有名店が5店舗あり、札幌ラーメンの「白樺山荘」で味噌ラーメンを食べた。この文章を書いていたら、娘からネットにあった毎日新聞のニュースを聞いて涙が出てきた東京のとんかつ店で火災があって、54才の男性店主が焼死体で発見されたが、遺体にはトンカツ油を浴びた形跡が残さているらしい。彼は妻の実家が営んでいたとんかつ店を継ぎ、三代目店主として夫婦で切り盛りをし、商店街の行事なども積極的に参加をしていた男性だそうだそんな彼の趣味はマラソンで、東京オリンピックの聖火ランナーにも選ばれて、今年7月に都内を走る予定だった。ところが新型コロナの感染が広がって五輪開催が延期となり、緊急事態宣言が発令されてこの店も自粛要請を受けて、臨時休業をしていたフェイスブックには「働くのが大好きで定休日も設けず家族旅行に行くのも数年に1度で、30年弱働いてきた。自問自答しているが感染予防に徹したい」と。元気のない男性の事を周囲も心配していたそうだが、28日の最後の投稿では店の再開に向け必要な消毒液が手に入らない事を「また振り出しに戻った」と落胆をのぞかせたその文末には「あなたの命を、家族を、大切な人を、社会を守るため、感染拡大を食い止める。その言葉を改めて心に刻みました」と。毎日新聞「聖火ランナーのとんかつ店主、火災で死亡 生前は延期や新型コロナ影響を悲観」毎日のようにテレビでは感染者数が、死者数はと報告をされるが、そこにはカウントされないけれども、新型コロナによって人生を台無しにされ、突然に家族を奪われた人か数多くいるという事実も忘れてはいけないこうして午後遅くには桜木町の駅に戻って事前に、地元の金券ショップで購入をしていた少しお得な切符を利用して、新幹線に乗り換え自宅に戻りました。 END 2020年1月19日に横浜で撮影 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止の為、多くの施設が 臨時休館中だと思われます。自粛の解除後に横浜にいらして下さいにほんブログ村