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発達障害者である専門職のブログ

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2015.04.25
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カテゴリ:発達障害

「DDAC発達障害を持つ大人の会」 関西ほっとサロンに行っていました。

話の内容は、あまり具体的には書けませんが、同じ悩み、障害を持つピア(仲間)の力は想像以上でした


まずは、関西一円から数十人が集まり、会場がぎっしりとなる様子に驚きました。進行は非常に緩やかで、簡単な自己紹介ののちに、ずっとフリートークをするという形でした。

とにかくみんな明るい︎びっくり

女性比率の高さにも驚きましたが、お互いに偏見なく受け入れる雰囲気に、障害特性を率直に話しあえば、本当に自然体になれるようでした。

色んな人と話せば話す程に、症状や特性は千差万別という事を実感しました。

障害受容をされて向き合っている方々なので、それぞれで自分の説明書やマニュアルを作りながら、社会で生きていく為の工夫をしていることが分かりました。

私の目指すべきリカバリーを達成している方や、
同じ問題意識で話しえる方々、適職に恵まれ一般企業で才能を発揮されている方など掛け替えのない出会いに恵まれました。中でも、「発達障害者雇用」のシステムを具体的に構築出来うる、人財と出会えたことが一番の収穫でした。


本当に素晴らしい才能を持った、宝の様な人財が社会には埋もれていると痛感しました星

 

また当事者の悩みを率直に打ち明け合う中で、発達障害者が生きられない社会の問題点が明確になって行きました。

 

発達障害者をパワーレスさせる、「社会的問題点」と「対案」


・長所よりも短所を見る日本的な評価基準

⇒長所を認めて伸ばす評価基準への転換


・「終身雇用制度」の撤廃による、労働者の一面的評価と切り捨て
⇒労働者を全人的に評価し、使い捨てにしない雇用形態


・一般就労に求められる業務のマルチさの拡大
⇒業務を単一化して、ワークシェアリングを行うこと


・発達障害の認知の拡大が、劣等的な区別を生み出していること
⇒発達障害のストレングス(特性や長所を理解する)視点への転換。


・就労移行支援や、SST(社会生活技能訓練)における一般社会ルールの押し付け
⇒発達障害者にとって、社会マナーや社交辞令の遂行が、障害特性の為に非常なストレスと弊害であることを理解し、強要しないこと。


・発達障害の長所を活かさない「障害者雇用」の枠組み
⇒一般就労と、障害者雇用の間にある、「発達障害者雇用」の創設。発達障害者を劣った存在として限定的な扱いを行うのではなく、優れた部分を有効に活かす雇用形態。

・表面的な診断知識による専門職の無理解と蔑み

⇒ピアサポーターの社会的地位向上と、専門チームへの参入。


項目一つ一つで1000文字以上は書ける内容なので、詳しくは後日書いていきます。

数十冊の本を読む以上の、気づき、収穫、出会いのあった1日となりました。

2016年9月以後の動きは、ワードプレスサイトに移転してお送りします。
新サイト「Professional independence with  neurodiversity value」
(発達障害者である専門職のインディペンデンス)は以下のバナーからどうぞ





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Last updated  2016.09.17 14:16:57
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