社内イノベーション(第2383話)
社内に新たなイノベーションを起こすため引き合い発生から契約まで契約から着工まで着工からお引渡し入金完了まで3つのゾーンに分けタスクの仕分け作業を行うことにしました。第1回目の昨日は引き合い発生から契約に至るまでのタスクについて1日かけて実施です。 リフォーム事業を主力事業として本格的に取り組み始めてから16年間コンサルタントの指導を仰ぎながら手探りにて体制づくり仕組み作りを実践し事業化に成功しました。しばらくはチラシを折り込んで集客するチラシ反響営業という手法にて営んでいましたが、現在はリピートビジネス手法に切り替わり、顧客様からのリピート受注と紹介や口コミによるものが主となりました。チラシ反響営業の仕組みをアレンジしつつ現在の仕組みに切り替わっているものも多く、なぜその仕事(タスク)が必要なのかを知らない、理解出来ていない社員も多くいます。書類、書式についてもどのような理由で存在しているのかも、教えられたことがあっても教えられたことすら覚えていないというケースまで起きています。経営改革が加速的に行われてきたので無理も無いことです。そこで、今回の措置と相成ったわけです。不必要な仕事(タスク)をあぶり出したり優先すべき仕事(タスク)は何なのかを共有すること更に社員の英知を集めて改善を図っていければと期待しています。私が留守の中、実施された結果についてはまだ報告を受けていませんが、参加した社員の感想(下記)より、その成果をつかみ取ることができました。「引合発生〜契約だけでも膨大なタスクがあることが実感でき、また、全タスクをお客様より今のスイコーに求められている領域で行うには一人で抱え込むことが事実上不可能であると理解出来ました。タスクをより細分化して皆でフォローし合える環境整備が急務です。」「引き合い受付後のタスクが多岐に渡ること、それぞれのカテゴリーで皆さんの個性や特性が生かされていることが分かり、とても充実したミーティングでした。新人に指導するには自分もきちんと全体のタスクを把握しないといけないと思いました。」「自分で思っていたよりもタスクが細分化されていたのだと実感できました。(私も含めて^_^)古くからいる人は一通り最初から最後まで行った事があるのでイメージできますが、何もわからない新人さんは理解するのが大変なんだとようやくわかりました」「タスクが自分の中で「こういうものなのだろう」と、なんとなくで終わっていた ことに気付きました。アシスタントとして参加させて頂き、先輩方の「このタスクはこういう意図があり、順番がある」など、負に落ちた部分がたくさんありました。また、みなさんの早さについていけず、いっぱいいっぱいになりました」ベテランになると会社の業務を把握しているかと思い込んでいますが、そうではなかったことに気づくはずです。”思い込み””決めつけ””勘違い”などなど、次回が楽しみです。