環境未来都市東松島市(第2267話)
昨日は一般社団法人 持続可能で安心安全な社会をめざす新エネルギー活用推進協議会(略称:JASFA)によって東松島市にて行っているプロジェクトのひとつ太陽光発電工事市民講座の修了式並びに起業講座開講式へ出席してきました。 東日本大震災によって廃校となった東松島市立浜市小学校 校舎内は片付けされているものの時間が止まったままの状況です。 そこへ一般社団法人 太陽光発電工事専門校を誘致することとなり被害を受けていない2階の教室と体育館を利用してこのプロジェクトが行われています。 公報にて募集し参加した市民は12名6日間コースと10日間コースに分かれ太陽光発電工事を学ばれました。 修了式後には就労支援事業個別ヒアリングとして参加者の面談があり私もお手伝いさせていただきました。 面談した50代の方が「この講座を受講して被災難民になってはいけないと思うようになった」と働く意欲がとても強くなった事を話されていました。震災から1年4ヶ月余りが過ぎ定職が無いままに月日が流れそれがいつの間にか当たり前の状態に・・・前に踏み出すきっかけになってもらい嬉しく思いました。第1期の企業向け講座がスタートしその後には市民講座も計画されています。環境未来都市東松島市の復興は着実に前進しています。