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フライブルク日記

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フライブルク

2018/03/10
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テーマ:海外生活(7512)
カテゴリ:フライブルク
昨晩は、久しぶりに音楽会に出かけた。
早稲田大学交響楽団のヨーロッパツァーの一環で、フライブルクのコンツェルトハウスで開かれた。

リヒャルト・シュトラウスの家庭交響曲、チャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」その他、どれも演奏に緊張がみなぎっていて、若いエネルギーが聴いている側にも伝わってくる思いがした。
プロの交響楽団にはない、新鮮さとでも言おうか。

大学オーケストラというのはすばらしいと思う。
音楽で飯を食っているわけではない人たち、音楽を飯の種にしようとしているわけではない若者が、音楽が好きで、ひたすら演奏するのだから(多分)。

それにしても、若いお嬢さんがマジョリティーを占めるこのオーケストラ、すばらしい!
弦楽器だけでなく、金管楽器や打楽器でも、女性の活躍が目立った。
ドイツ人聴衆の目には、日本の若者は子どものように見えてしまう(ときには10歳ぐらい若く見えるから)。その子どものような「あどけない」若者たちが、エネルギッシュで高度な演奏を聴かせてくれるので、聴衆(その多くは、老人。お金と時間に余裕があるのは、どうしても老人!)は感激する。

最後の曲は、林英哲&英哲風雲の会との共演。
大小の太鼓の迫力ある演奏(聴いている者のお腹に「ドン、ドン」と響いた)に、聴衆は舞い上がった。
アンコール曲は最初が「荒城の月」、二つ目は太鼓とコラボで「八木節」。
これは楽しくて、迫力があった。ヨーロッパ人の耳にはさぞかし新鮮だったことだろう。
最初、「あれ、このメロディー知ってるぞ。ちょいとでましたさんかくやろうが、、、という歌詞だったはず」と思ったけれど、何という曲だかわからなかった。
そして、今朝になって、目が覚めたとたんに、「八木節」という単語が頭に浮かんだ。
八木節のことを考えたことは一度もないし、八木節を最後に聴いたのは、たぶん50年以上前のはず。頭に浮かべた)ことは、それなのに、とつぜん曲名が意識にのぼったのだ。遠い昔の子ども時代の記憶というのはすごいと思う。
思えば、荒城の月もそうだ。最後に聴いたのは、半世紀以上も前のはずなのに、いまだに歌詞を覚えていて、歌えるのだから。

昨晩は本当に楽しいときを過ごすことができた。
早稲田大学交響楽団のお若いみなさん、ありがとう。
ヨーロッパツァーについては、ここをクリックしてください。






Last updated  2018/03/10 09:28:25 PM
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2015/08/28
カテゴリ:フライブルク
DSC03543
DSC03543 posted by (C)solar08フライブルク旧市街地内、シュスターシュトラーセ(靴屋通り)、名前の通り、靴屋が何軒もあって、バーゲン時には探し回り、値段をくらべ、、、。


書こう、書こうと思いながら、何の話題もなくて書けず、何もしていないのに、時間がどんどん過ぎて行く。

去年の夏には三回も南仏の海岸に出かけ、9月には東京、10月にはモロッコまで出かけたのに、今年は同じフランスでもBFの名もない村の田舎家に行っただけ。これはこれで、のんきでよろしいけれど。

たいていの日は、自宅でパンやケーキを焼き、市の中心の青空市に野菜を買いに行くほかは、ただもじもじしている内に、夏も終わってしまいそう。

まあね、フライブルクは観光地で、周辺のヨーロッパ諸国だけでなく、アメリカなどからも観光客が来ているのだから、ここに旅行に来ていると思えばいいのよね。

この家に住み始めて、もう25年がたってしまった。

それ以前、留学生として住んだ期間を加えれば、フライブルクでの生活期間は合計28年にもなる。

東京には生まれてから23年間と、ドイツからいったん戻って4年間、住んだから、住んだ期間は合計27年。

この町がわたしの「ふるさと」なんだ。

昔から「故郷」とか「田舎」とかという感覚がわからなかった。

小学校時代、夏休みに級友たちが、「田舎に帰る」とか「帰省」とか言っていたけれど、わたしの家族には帰省する田舎がなかった。

父方の爺さん、婆さんは庭続きの家に住んでいたし、母方のおじいちゃん、おばあちゃんは豊島区に住んでいた。

豊島区の家にはいつも行ったし、親元(というか父親や爺さん、婆さんから)を離れるのがうれしかったけれど、田舎とかふるさとって感じじゃあなかった。なんでだろう。

じゃあ、東京をふるさとと感じたかっていうと、昔は全然感じなかった。

そもそもホームシックというのを感じたことがなかった。

始めての林間学校生活も、うるさい爺さん婆さんや父親がいなくて、せいせいした気分だったし、
おとなになって、日本を発って、こちらに来たときも、ホームシックにはならなかった。
それよりも、フライブルクからいったん日本に戻って東京にいたときに、こちらの地に対するホームシックになった。当時はホームもなかったのにホームシック。
ホームシックというのは、その地に対する相当の愛着心があって感じるものなんだろうな。

今はホームがあるから、やっぱりここが故郷、永住の地なのかな。

なんて、どうでもいい事しか心に浮かばない、この精神の貧しさよ。

写真も撮ってないので、去年の今頃に撮った、フライブルク旧市街地内にある、お気に入りの小路の写真。

フライブルク、コンヴィクトシュトラーセ
フライブルク、コンヴィクトシュトラーセ posted by (C)solar08ブティックや専門店、飲食店が並ぶ静かな小路。石畳、車が通らないので、昔に戻ったような気分になる。
この小路にあるキッチン道具専門店で、日本製の「高級」?包丁を買ったけど、もったいないので普段は使ってない。我ながらケチにあきれる。



今も町の中心街、歩行者ゾーンは観光客でいっぱい。






Last updated  2015/08/29 12:45:46 AM
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2015/06/11
テーマ:海外生活(7512)
カテゴリ:フライブルク
久しぶりに、町中での買い物の帰途にフライブルクで一番おいしいコーヒーとケーキの店、Kolben Kaffee Akademieに寄った。
2008年のブログで紹介した、セルフサービスの立ち飲みカフェ。

通い始めたのは、留学生時代のこと。当時は違う名前の店だったけれど、店内は今と同じだった。
友だちのクリスチアーネに誘われて、学食でのランチの後に食後のコーヒーとおしゃべりのために寄ったのがきっかけだった。
彼女がエスプレッソに砂糖をごっそり入れるのを、目を丸くして見たものだ。
当時は店内でも喫煙が許されていて、煙がもうもうと立っていた。

その後も、毎日の買い物の後には一人でも寄って、コーヒーとクロワッサン(ドイツのクロワッサンはパンみたいなのが多いけれど、ここだけはバターたっぷりで、とてもおいしい。フランスのよりもおいしいかも)を楽しんだものだ。
このカフェで話しかけられて、知り合った人もいるし、旧知の人に久しぶりに出会うこともあった。

それが、いつの間にか「コーヒーなら家で飲んだ方が安いし、時間も節約できる」というケチな習慣がついてしまって、ここ数年はほとんど入ったことがない。

今日はどういうわけか、足がひとりでにこの店に入っていった。

あらあら、値段が高くなっているわ。2008年には1ユーロ50セントだったエスプレッソやカフェ・クレム(ふつうの泡立ちコーヒー)が、今では2ユーロ10セントだって。ふつうのカフェの値段と同じになったというだけのことだけど。
1ユーロ40セントのクロワッサンは、今でもほんとうにおいしい。

クリスチアーネは、当時は23才の元気な学生だった。
鼻っ柱が強くて、女性なのに一人でヒッチハイクで移動したりして、親の援助も受けずにアルバイトで学業生活をたてていた。
男性に甘えることもなく、パートナーをしばることもなく、「one night standが後腐れがなくて、いいのよ」などと豪語していたっけ。

そんな彼女も、二年前に癌で逝ってしまった。わたしよりも10才も若かったのに。
彼女のやさしい元彼も癌で逝ってしまった。

彼女が生きている間に、コーヒーを飲みにここに来て、もっとおしゃべりをすれば良かったと悔やんでも、後の祭り。

そういえば、この店の当時の経営者も10年以上前に亡くなってしまった。
後を引き継いだ、経営者のパートナーもいつの間にか姿を見せなくなった。彼女も亡くなってしまったのかな。

コーヒーの値段だけじゃなくて、町の様子、店、人々や生活、自分の人生も時とともに変わってしまった。
それが当然、変わらないものなんてないんだね。

でも、この店のインテリアはいまだに変わっていない。当時から「ステキだな」と毎回見ているアールヌーボーの鏡の枠、コーヒー豆の麻袋を貼った壁は今もそのままで、ほっとする。
これも、いつかは消えてしまったり、変わってしまったりするのだろうな。

向かいにはMacカフェがあるし、斜め向かいにはスターバックがあるし、隣にはケーキ屋(兼カフェ)があるしで、生き残るのもたいへんそうだけれど、がんばって生存しつづけて欲しい、このカフェ。
なんたって、この町で一番おいしいコーヒーとケーキとクロワッサンが頂けるのだから。








Last updated  2015/06/11 11:40:59 PM
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2014/12/03
テーマ:海外生活(7512)
カテゴリ:フライブルク
フライブルクは雲海の下
フライブルクは雲海の下 posted by (C)solar08

このところずっとどんよりした日が続いています。
といっても、冬にしては寒くはないんですけどね。
雲と霧が降りて、日中でも暗いのです。

でも霧の上、雲の上は晴れていた、と聞いて、日曜日に近くのシャウインスラント(「黒い森」の山並みの山の一つ、海抜1200mくらい)に出かけてみました。

フライブルクの南の山道をあがっていくと、700mぐらいで霧が晴れて来て、800mを越えると、青空が見えてきました。日がうっすらとさしています。

1000mぐらいまでくると、

シャウインスラントの雲海
シャウインスラントの雲海 posted by (C)solar08

草地と森の向こうに、雲海が海のように広がっていました。

山の上の道路わきは、駐車した車でいっぱい、草原や森のわきの道はどこも散歩をする人々でいっぱい。

日曜日のシャウインスラントは散歩の人々でいっぱい
日曜日のシャウインスラントは散歩の人々でいっぱい posted by (C)solar08

そして、所々にある小さなレストランのテラスや大きなホテルの野外カフェは、日向ボッコとお茶をする人々で、すわるところもないほどにぎわっています。

ホテル・レストラン「ハルデ」(シャウインスラント)の屋外カフェ
ホテル・レストラン「ハルデ」(シャウインスラント)の屋外カフェ posted by (C)solar08

みんな太陽の光に飢えているかのように、顔を日光に向けて目を閉じて、陽光の暖かさを楽しんでいました。
このレストラン(ホテル)はお上品でおいしいのですが、それほどお高くもないのが嬉しいところ。この日、ここでいただいたアップルケーキは、薄いタルト生地にリンゴとカスタードクリーム(プディング)を詰めて焼いたもの。
ホイップ生クリームを添えてくれるように頼んだのですが、忘れたようで、ついてこなかったのですが、カスタードがたっぷり詰まっていたおかげで、生クリームなしでも十分おいしかったです。

とても気に入ったので、さっそく家でも作ってみました。
リンゴとカスタードクリームのタルト
リンゴとカスタードクリームのタルト posted by (C)solar08

冷凍してあったクッキー生地(かなりバター多めのオートミール入り生地)を型の底にしいて、10分ほど空焼きしてから冷まし、ケーキ型の側面に同じ生地(まだ生の)をはりつけ、アーモンドの粉を底にふりかけ、レモン汁でさっとだけ煮たリンゴ(八つ切りたくさん)を並べ、サワークリームと卵とコーンスターチと砂糖を混ぜ汁をかけて、一時間ぐらい焼いた簡単なケーキ。

カスタードクリームといっても、前もってクリームを作るのではなくて、カスタードプリンに似た材料を混ぜて流し込んで、一緒に焼くだけなので、とても簡単です。

リンゴとカスタードクリームのタルト
リンゴとカスタードクリームのタルト posted by (C)solar08


レストランの近くでは、雲海を背に、ウマも日向ボッコしてました。

シャウインスラントの雲海
シャウインスラントの雲海 posted by (C)solar08

今日もフライブルクはどんより暗いです。
山の上は太陽の光でいっぱいなのか、雪でも降っているのか、、、。






Last updated  2014/12/03 11:57:22 PM
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2014/02/08
カテゴリ:フライブルク
半年くらい前に、家から歩いて5分ぐらいのところ、町の中心街と私のすみかの真ん中あたりの角に「おいしい」という、寿司レストランが開きました。

店舗自体は昔からあって、これまでピッツェリアとかアラブ料理とかいろいろなテナントが入ってましたが、一つとして長続きせず、現れては消え、、、というのを、これまでの20年以上、ワタシは観察していました。
マフィアの撃ち合いだかもあったような記憶があります。

だから、今回もね、うさん臭くて入らなかったんです。

「お寿司?どうせまた、南アジア系の人がつくる魚ぺらぺら、ご飯ばかりたっぷりのじゃないの?」などと最初から偏見に満ちた目で見ていました。

それなのに、昨日は魔が差したのか、手で運んでいたオーヴントースターが重たくてどこかで休憩したかったのか、入りたいとは思っても見なかったのに、いつの間にか重たい扉を開けて(この店はいったい開店してるのか閉まってるのかも外からではわからない、人を拒絶するような重厚でかわいげのない扉で閉ざされています)、入り込んでしまいました。

出迎えたのは、ドイツ人ウエートレスとしてはめずらしく、やさしくて気さくなお姉さん。

「あのー、寿司食べ放題と書いてあるけれど、ビュッフェが見えないけれど、どうして食べ放題?」と聞いたら、「そうじゃなくて、注文式よ。iPadで注文するんです。」
「エエッ、iPadで注文????」こういう方式にドイツで出会ったことはありませんでした。日本にはあるんでしょうね。

そう、お客が「食べる」と決心したら、専用iPadみたいなのがわたされて、「寿司」、「揚げ物」「サラダ」「米やパスタ」「スープ」のカテゴリーから選んで(これらは食べ放題)、画面にタッチして注文します。
ほかに別払いの飲み物や刺身も同じようにして注文します。
ただし、食べ放題の品は、10分間以内に注文できるのは5個だけ。たとえば、寿司握り3個、餃子(ちっさなミニ揚げ餃子が3個を一つと数える)、ミニみそ汁 これで5つになります。
注文の確認をタッチすると、注文がキッチンや目の前の寿司カウンターに届いて、ほとんどすぐに品物がきます。
回転寿司よりも、新鮮なお寿司や天ぷらが食べられるというわけ。

お値段は昼食の食べ放題、ALL・YOU・CAN・EATEは15ユーロ(1ユーロは今、140円)、夕食なら25ユーロ、週末は1ユーロそれぞれ高くなります。
飲み物は別払い。刺身など一定の料理は付加金を払わなければなりません。
ランチではマグロの握りはなかったわ、残念。


一人で入ったので、読む本もないしで、しかたがないから、目の前のiPadの画面をにらみながら食べました。
iPadの画面は、前回の注文から何分たったか、というか後何分でまた注文できる時刻がくるかが病刻みで表示されています。

で、まずはお味ですが、白身魚やエビ、鮭の握り寿司は当市の「芭蕉庵」「芭蕉庵」(ここは10年以上前に日本からいらしたベテラン親方が握る、とてもおいしくて高級なお店)と、市内のタイレストランの経営者がタイレストランの隣で経営しているらしい回転寿司のちょど中間ぐらい。

つまり、ワタシの偏見から予想してはいたよりはずっとおいしかったので、正直、びっくりしました。ネタも、タイレストランの隣の回転寿司のように素っ頓狂なものはなくて、日本的です。

握ってるのは、若い日本人男女三人(話している言語からわかった)。
気になったのは、彼らが仕事中にずっとおしゃべりしていること。あれじゃあ、寿司に唾が飛ぶんじゃないの?と言いたかったけど、ぐっとこらえた。時々、目とかをこするのもやめていただければ、、、。まさか、そのまま寿司を握るわけではないでしょうけど。

奥のキッチンも日本人らしき人が働いています。
給仕するのは、ドイツ人男女で、誰もがとても親切でやさしくて、心遣いが行き届いていて、これには驚きました。
前にハンブルクの日本人が経営する本格的な寿司レストランで食べたときも、そこのドイツ人ウエイターがドイツの飲食店としては珍しくやさしいので、感激したことがあります。
経営者がそういうタイプのドイツ人だけを選ぶのかな。

「芭蕉庵」のお客は半分が日本人なのに、この食べ放題の店には一人も日本人またはそれに似た客を見かけなかったのも、特徴的。
ワタシ以外はすべて白人、そして多くの人がリピーターらしくて、席につくなり、やり方も教わらずにすぐに注文してました。
ドイツでは、お寿司は大衆食品ではないから、寿司レストランに行くのはどちらかというとお金に余裕がある人、グルメ、おしゃれな傾向のある人です。
この「おいしい」の客層もそういう雰囲気があります。
隣の席のカップルは、お寿司を口に運ぶたびに「うーん、」とうっとりした声をあげていました。おいしい、と感激の声です。
もしかしたら、「おいしい」はこの店舗のテナントとして、長続きするかもしれません。

最初の10分がすぐに経過し、次の10分には豆腐の揚げ物、ワカメサラダ(これはアジア食品店で売っている冷凍の味付けメカブサラダだとすぐにわかります。なぜってワタシも前に買ったことがあって、まったく同じ味、同じ外形だったから)、またまた白身魚の握り1個(これが一番おいしかった)、鉄火巻き(2個が1単位)、、、。

せっかく食べ放題なのに、すぐにお腹がいっぱいになってしまいました。
だって、寿司ってご飯の量が結構多いでしょう。だから満腹感がすぐに来てしまうのです。

結局、食べた寿司の合計数は、握りが7個、ちっさなのり巻き2個。そのほかにミニ揚げ豆腐とミニミニ若布サラダとミニみそ汁。デザートのアイスクリームも食べ放題に含まれてたけれど、これは合成着色料と合成香料がプンプンで、食べることができませんでした。

ちなみに、高級な「芭蕉庵」でも昼食には、お寿司一人前とみそ汁のセットを15ユーロで出しています。こちらはにぎり寿司がたしか5個と巻きものが6個(3列)だったかな。でも内容は豪華で、マグロもエビも穴子も、、、

同じ15ユーロですが、内容とのバランスを考えると、食べ放題よりも、量は少なめでも質の高いお寿司の方が、歳をとったワタシには良いみたいです。
食べ放題はもういいわ。お腹がいっぱいになるだけで、「おいしいお寿司をいただいた」という感激は少ないから。
「おいしい、もうちょっと食べたいけど、高いからやめとこ」と思うくらいの方が、後に満足感が残るようです。

昨日はこの食べ放題寿司のせいで、午後じゅうお腹がいっぱいで苦しくて、午後のコーヒーにつけるお菓子を食べる気にもなれなかったくらいです。
お寿司がそこそこにおいしかっただけに、このような感覚が残ったのは残念です。がっついちゃあいけないのよね。

お寿司は量より質、これを改めて学びました。








Last updated  2014/02/09 05:32:57 PM
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2012/05/29
テーマ:海外生活(7512)
カテゴリ:フライブルク
フライブルク南部の丘から市を臨む
フライブルク南部の丘から市を臨む posted by (C)solar08

フライブルクの東側と南側を、「黒い森」(シュヴァルツヴァルト、フォレノワー)の山脈が連なっています。

山脈といっても、せいぜい標高が700mから最高1400mですから、日本人にとっては丘のようなものでしょうか。

山林はすべて、中世の頃から植林されてきたし、かつては高いところまで放牧されていたので、草地と森の混じる景観、私の目にはとても人工的な景観に見えてしまいます。

DSC01590
DSC01590 posted by (C)solar08フライブルクの南部の山(シャウインスラントの一部)、中央の右上にニ基の風力発電装置が見える


でも、山がなだらかで、道路がかなり上まで通っているおかげで、気軽に出かけることができ、ふつうの靴でも、何キロも歩くことができます。

昨日の休日には、こうした山の中腹や森を数キロメートルほど、長距離散歩しました。

フライブルクの南の丘から市を見る
フライブルクの南の丘から市を見る posted by (C)solar08

シェーンベルク(美しい山)という名の丘のような山の草地を歩きながら、ときどき足を止めては、すみきった青空や雲、遠くに見えるフライブルクの市街地を眺めます。山並みが連なっているのがわかるでしょう?

丘にぽつぽつと散らばる村のカフェで休憩してから、また数キロを歩いて戻り、次には、やはり市の南部の森の中にあるザンクト・ヴァレンティンというレストランまで半時間ほど歩きました。

フライブルク南部の森
フライブルク南部の森 posted by (C)solar08

昨日は(今日も)夏のように暑かったので、森の中のひんやりした空気がすがすがしい。

数キロほどなだらかな道を歩くと(自動車でも行けますが、あえて歩きました)、

フライブルク南部の森にあるセント・ヴァレンタインのレストラン
フライブルク南部の森にあるセント・ヴァレンタインのレストラン posted by (C)solar08

山間の森にぽつんと一軒だけ立つ、小さな家が見えてきました。

「Sankt Valentin」(セント・ヴァレンタイン)という名のレストランです。

この「森のレストラン」は16世紀からあって、かつては巡礼者が休む旅籠だったそうです。
この巡礼者用旅籠の守り神が、聖ヴァレンタイン(いっかいの神父でありながら、皇帝による禁止にもかかわらず、恋するカップルをキリスト教式に結婚させてかどで、269年2月14日に処刑された)なので、レストランにもこの名がつけられています。

現在ではお客層は巡礼者ではなくて、学生や家族連れなど広い層。ハイキングの途中で寄る人、ここをわざわざ目指して車で訪れる人もたくさんいます。

休日の昨日は、外のテーブルはお客でいっぱい。予約されているテーブルも多いので驚きました。

フライブルクの森にある、セント・ヴァレンタインのレストラン
フライブルクの森にある、セント・ヴァレンタインのレストラン posted by (C)solar08この明るさで、すでに午後7時近くです。

昔からパンケーキで有名で、私も留学生の頃、家から一時間以上散歩してよく来たものです。
一度など、娘と歩いていて、山の中の道を迷って(今回の道でなくて、向こうの山の道)、3時間ぐらいかかってやっとたどりつきました。娘はたったと元気だったけれど、わたくしはクタクタでした。

今回はイチゴソースがのっかったパンケーキを試してみました。やっぱりリンゴパンケーキの方がおいしいわ。

DSC01611
DSC01611 posted by (C)solar08

もときた道を、夕陽を楽しみながらテロンテロンと歩いて、帰途につきました。
数キロメートルの散歩を一日に二度したわけで、とてもすがすがしい一日でした。

ドイツでは、日本のような雄大で野性的な自然、ちゃんとした山が少ない代わりに、町の近くの平地や丘に森がたくさんあるおかげで、日常的にちょっとした自然を楽しめるのが、幸せな点です。







Last updated  2012/05/30 09:17:41 PM
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2012/03/25
テーマ:海外生活(7512)
カテゴリ:フライブルク
フライブルク、市庁舎前広場
フライブルク、市庁舎前広場 posted by (C)solar08

このところ快晴続きで、ここ南ドイツのフライブルクでは日中は20度以上になります。夜中は2度ぐらいにまで下がりますけどね。

地面では水仙、ヒヤシンス、プリムラ、すみれの花でいっぱい、梅、モクレン、レンギョウなど木々の花も華やかです。

喉が乾いて人が水を求めるように、ドイツ人は太陽の光を浴びたがります。

だから
フライブルク、ドライザーム川のほとり
フライブルク、ドライザーム川のほとり posted by (C)solar08

フライブルクの市の中心を流れる川のほとりは、日光浴を楽しむ人でいっぱい。肌が焼けるなんて誰も心配しないんだね。シミを気にするのは私だけ。

フライブルク、ドライザーム川のほとり
フライブルク、ドライザーム川のほとり posted by (C)solar08

いくら暖かいからって、タンクトップ一枚では寒かろうに、などと思うのは、私が歳をとった証拠でしょうか。
このドライザーム川のほとりにはカフェがあって、外に椅子やテーブルやベンチを沢山出しているのですが、満席で、付近の草原に寝転んだり、すわったりする人もたくさん。

デパートの屋上も、

フライブルク、デパートの屋上
フライブルク、デパートの屋上 posted by (C)solar08

セルフサービスのレストランを利用して、眺めのよいテラスで陽を浴びながらゆったり過ごす人であふれていました。

春の光を楽しむ前に、

エアハルト・シュルツ氏
エアハルト・シュルツ氏 posted by (C)solar08

毎週土曜日にフライブルク大学で開かれる「土曜フォーラム」という、一般+学生向けの環境講演会のようなものに出かけました。
昨日は、シュルツさんの話。
彼はドイツで最大の環境団体の一つ、ドイツ環境自然保護連盟(ブント)の設立者の一人。今は外国からの環境視察団のためのコーディネートや講演などをしています。

10年ぐらい前には、私もシュルツさんといっしょに日本の各地でゴミ問題などについての環境テーマの話をしてまわったことが何度もあります。太っ腹(文字通り)の気のよいおじさんですが、話がとても上手です。

シュルツさんは先週まで10日間、日本の医師団から招待されて、東京、京都などで、ドイツのエネルギー転換/脱原発政策についての講演をし、フクシマにも視察に行かれたので、昨日はその報告をされました。

フクシマでは、酪農業や海苔養殖業を営んでいて、原発災害で生業の道を断たれた方とお話されたそうです。
家に住めなくなっただけでなく、生活の可能性も奪われ、それに対する補償もほとんど得られないという悲惨な状況を改めて実感させられました。

印象に残ったのは、除染対策のこと。
土を削って除染をしても除去率は20%ほどで、しかも雨が降れば山から放射性物質を含む水や土が流れてくるので、土地は再び汚染されてしまうので、除染はまさに底なしだとか。
シュルツさんが訪問した地区では、彼が胸につけていたドジメーターは通常の10万倍の値を示していたそうです。
原発はいったん大きな事故を起こしたら、人々の健康だけでなく、それまで利益を受けていた電力会社も国の税金でも補償しきれないほどの経済的な打撃を与えるのですね。

「原発は自らの国に対する戦争だ」と言った人がいます。

フランス最古の原発フェッセンハイム原発は、フライブルクの西25キロメートルの所にあります。
ここは地震の可能性もある地域ですし、ライン川の高水の可能性もあります。
ドイツ側の市民はフランスにこの原発の廃炉を求めていますが、まだその可能性は見られません。
世界じゅうのいたるところで、人間は爆弾を抱えて生きているようなものです。

シュルツさんは希望のもてる話もしてくれました。
高知県のゆすはら町を訪問して、この町の自然エネルギー利用のすばらしい例をつぶさに見てこられたからです。
地元の杉を利用した建物、強風の吹く山の上での風力発電、たっぷりの太陽を利用した発電、地元産木材のペレットを利用した発電、地熱発電などなど、小さな町なのに、工夫と勇気で生き生きとした町づくりをなさっているそうです。
四国は大好き。いつか訪問してみたいなあ。

講演会の後は、
フライブルクの北にあるフライアムトという町に出かけました。別の講演を聞きにいくつもりだったのですが

フライアムト景色
フライアムト景色 posted by (C)solar08

もう終わってしまっていたので、講演の代わりに

フライアムトのカフェで
フライアムトのカフェで posted by (C)solar08

田園風景を前にお茶をして、日光浴しただけ。

フライアムトのカフェで
フライアムトのカフェで posted by (C)solar08

景色だけでなく、山が近いせいか、さえずる鳥の種類も量も多くて、まさに鳥の音楽会でした。

晩には
ワイン祭り
ワイン祭り posted by (C)solar08

フライブルクの縁部にあるトゥニーベルクという丘陵(ワイン用のブドウ栽培が主な産業)の町村が毎年開催しているワイン祭りをちょっと覗きました。

ワイン祭り
ワイン祭り posted by (C)solar08

お客はトゥニーベルク産の色々なワイン(50種銘柄以上)を試飲(といってもどれも10ml、価格は150円から350円ぐらい)し、食事、おしゃべり、バンド音楽、そしてダンスを楽しみます。

私はちゃんと踊れもしないのに、思わずやっちゃって、汗をたっぷりかきました(冷や汗だかなんだか)。
でも、ダンスはいいわ、運動になって。






Last updated  2012/03/28 07:15:25 PM
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2011/06/12
テーマ:海外生活(7512)
カテゴリ:フライブルク
フライブルクIKEAの食堂から黒い森を見る
フライブルクIKEAの食堂から黒い森を見る posted by (C)solar08シャウインスランド山を見る。左上に見えるのは、4基の風力発電装置

ドイツはまたまた連休、学校は二週間休みです。

毎日が休日みたいな私には関係ないことですが・・・。

久しぶりにIKEAに。
家具を買うのが目的ではなく、たまたまIKEAがある産業地区にきていて、この当たりは飲食店がほとんどないので、お昼を食べに行っただけ。

前にね、IKEAの広告で、旬の白アスパラガスが安く食べられるのを見たから。

IKEAの前では、「環境デー」とかで、フライブルク駅わきの自転車センター「モビーレ」の人が電気自転車の実演販売をしていました。

電気自転車って、急な上り坂などでは確かに便利ですね。
でも、20万円ぐらいするからお高いわ。それに電気で動いたら、あんまり運動にならないんじゃない、などと、どうせ自転車に乗れない私は、ブツブツけちをつけただけ。

それよりアトラクティブだったのは、電気自転車の説明をしてくれたお兄さんの犬。

オーストラリア・シェパード
オーストラリア・シェパード posted by (C)solar08

オーストラリアン・シェパードだとか。

障害児のヒーリングのお手伝いもしているワン君だそうで、人の気持ちをくみ取って、やさしく答えてくれるそう。
ワン君のことを私たちが話していたら、居眠りしていた目をそっと開けて、チラッと私の方を見てから、「なんだ、ただのおばさんか」というような顔をして、また突っ伏してしまいました。
そのしぐさがやさしくて、可愛いの。
私は昔は犬好きではなかったのですが、こういうワンコならお友達になりたいと思いました。

で、肝心のランチですが、

IKEAの昼食、白アスパラガスとジャガイモと豚カツもどき
IKEAの昼食、白アスパラガスとジャガイモと豚カツもどき posted by (C)solar08

茹で立ての熱々白アスパラガスとゆでたジャガイモ(これだけだと5,90ユーロ)にシュニッツェル(1ユーロ)をつけて、どろどろしたオランダソースもどきをかけた一皿。
デザートはフルーツポンチ(1、99ユーロ)。合計1000円ぐらい。日本なら1000円でもっと豪華なランチが食べられるなあなどとブツブツ。白アスパラガスは高いから、これでも妥当なお値段ですが。

でもね、このジャガイモが予想以上においしかったのには驚きました。へたなレストランよりも上出来。

フライブルクIKEAの食堂
フライブルクIKEAの食堂 posted by (C)solar08

結局、IKEAで買ったのは、玄関マット(1枚0、45セント)を3枚だけ(つまりは200円以下のお買い物)。

次に行ったのは、フライブルクの東部にある、ショッピングモールの裏側の一角で開かれた、「震災後の日本の状況と日本の文化を伝えるチャリティー展示会」

6月11日は日本の各地で脱原発の催し物が開かれたそうですが、その一環として、フライブルク在住の学生さんたちが企画して開いたようです。

日本の震災や原発事故の事情を解説したパネルのほか、

知人のエネルギー専門家(ドイツ人)が小講演をして、「エナジーリッチジャパン」(ドイツ環境庁が前に発表した報告書で、日本でも自然エネルギーで電力供給がまかなえるという結果を示している)や、ドイツの電力供給事情などについてくわしく解説してくれました。

でも、お客に人気があるのは、やっぱり「食」でしょうか。
「書道」「折り紙」「相撲」などの実演のほかに、「抹茶」「そうめん」そして、海苔巻きの作り方。やさしい日本の若い女性が手取り足取りで、海苔巻き作りを教えてくれるのです。

ドイツ人が海苔巻きトライ
ドイツ人が海苔巻きトライ posted by (C)solar08

こんなに詰め込んでも大丈夫っというほど、具をのせている人がいましたが、それでもきっちり巻けていました。私がするとすぐにパンクするのに。

お若い日本人の方々、感心しましたよお。お寿司も茶の湯もお習字もしっかりできるのね。
私は歳ばかりとって、こういうの、一つもちゃんとできないから。
それに、小さいイベントではあっても、成し遂げられたことをお祝いしたい気持ちです、ご苦労様。

震災後の日本と日本文化展示会、フライブルクで
震災後の日本と日本文化展示会、フライブルクで posted by (C)solar08







Last updated  2011/06/13 06:29:05 PM
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2011/06/07
テーマ:海外生活(7512)
カテゴリ:フライブルク
Ecostation Freiburg
Ecostation Freiburg posted by (C)solar08

フライブルクにはエコステーションという環境教育センターがあります。

昨日はここの創立25年記念パーティーに招待されたので、久しぶりに行ってきました。

場所はゼーパークという、人口湖の周囲につくられた広大な公園の一角。

施設自体は市の所有ですが、運営はBUND(ドイツ環境自然保護連盟)の地域支部がしています。

Ecostation Freiburg 25 Years Anniversery
Ecostation Freiburg 25 Years Anniversery posted by (C)solar08中心の若めの男性は、フライブルク市長

エコステーションの建物自体もエコモデルです。
地域で採れた木を使い、南側は太陽光や熱をたっぷり取り入れ、太陽電池や太陽熱温水装置をそなえ、北側は土で遮断する設計。
屋根上の緑化、雨水のトイレへの利用、古紙繊維の断熱材の利用などの工夫がこらされています。

Oekostation Freiburg
Oekostation Freiburg posted by (C)solar08

付属の「ビオガルテン」は、中世の薬草園(ハーブ園)のような区画があり、ここでは、「呼吸器官に効くハーブたち」「胃腸に効くハーブ」「料理に使えるハーブ」などにわかれて、100以上のハーブが植えられています。

Oekostation Freiburg, Kraeutergarten
Oekostation Freiburg, Kraeutergarten posted by (C)solar08

ビオガルテンの中にも、小さな小屋があって、子供たちが作業できます。

Oekostation Freiburg, Biogarten
Oekostation Freiburg, Biogarten posted by (C)solar08

この施設には申し込んだ学校クラスや幼稚園児が訪れて、専門のインストラクターに導かれて、ハーブを体験したり、自分で植物を育てたり、池の水や堆肥にいる小さな動物たちを観察したりします。

モットーは「五感を使って自然を実感する」こと。
本とかコンピュータとかで自然について頭で学ぶのではなくて、実際に目で実物を見て、手で触れ、鼻で香りをかぎ、口で味わったりして、自然と触れるのです。

池の一滴の水、堆肥のひとにぎりの土の中にも、さまざまな動物が生活しているのを実際に見て、生命を実感し、生命が生活する空間の大切さをハートで感じるというのがねらい。
ゾウリムシとか、昔生物の時間で習ったような小動物の名前を知るのが目的なのではありません。

おとなのためにも、園芸講座とかハーブ講座、省エネとか自然エネルギーについての講演会など、いろいろな催し物が開かれます。

エコステーションは、日本にもよく知られていて、ひところは一年に100以上の視察団が訪問したそうです。
それも環境団体の人だけではなく、日本の省庁の人、大臣、県知事や市長、議員さんたちもよくいらっしゃいましたよ。
日本にもエコステーションを名乗る施設があるみたいです。

環境教育のためじゃなくても、ここのお庭の野菜を見たりするのはとても楽しいひと時です。

昨日のパーティーには市長(緑の党)もやってきて、なごやかなひと時。
立食で出されたヴェジタリアンのサンドイッチは、いろいろな野菜のペーストがのっていて(クリーミー)とってもおいしくて、エコのリンゴジュース同様、食べすぎ、飲みすぎました。
Oekostation Freiburg
Oekostation Freiburg posted by (C)solar08






Last updated  2011/06/07 10:28:27 PM
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2011/04/17
テーマ:海外生活(7512)
カテゴリ:フライブルク
フライブルク市立劇場
フライブルク市立劇場 posted by (C)solar08

昨晩はほーんとに久しぶりにオペラを楽しみましたよ。

場所はフライブルクの市立劇場。

フライブルクは人口20万余りですが、市立のオーケストラ、劇団、オペラ、ダンスグループもあります。従業員(専属の劇団員や音楽家、運営その他)350人ぐらいだそうです。
ごたぶんにもれず、自治体の予算が苦しくて、文化予算も苦しくて、運営がたいへんだそうです。でも、ベルリン(借金でたいへんな首都)の文化予算よりはましだとか。

フライブルク市立劇場には大劇場のほか、小劇場が二つあり、小劇場で催される前衛的な劇やカバレット(政治・社会風刺漫才)にはときどき行くのですが、大劇場での劇やオペラはたまーにです。

見たのはヴェルディの「オテロ」の初日
(http://www.theater.freiburg.de/index/TheaterFreiburg/Monatsspielplan.html?SpId=28773)LINKが張れなくなったのでこのまま。
シェークスピアの「オセロ」をヴェルディがオペラ化した作品。

今回の女性監督は、これをかなり現代的な舞台仕立てで見せてくれました。
フライブルクの劇場は、ドイツで一番大きな回り舞台をもっているそうで、回り舞台いっぱいに立てられたガラス張り(時には鏡張り)の大きな枠で仕切られたいくつもの空間が、最初の幕では船に見立てられていたり(想像しなければわかりませんが)、状況に応じて城とか部屋とかに見立てられます。
そして衣装は、色は黒と白、アクセントに赤(血の象徴のように)だけと、これもまたシック。

衣装もTシャツとか革ジャンまで見られて、ほとんど現代風。

ヒロインのデズデモーナ役の歌手は、ヨーロッパ人としては体が小柄なのに、声にボリュームがあって、なかなかのものでした。
ただね、スリップ一枚の姿になる場面、とくに最後の死の場面で、ちょっと太めの脚がどどんと出るので、ロマンチック感を損ないそうで、内心、心配になりました(私が心配しなくたっていいのだけれど)。
あと、注目したのは、ヴェネツィアからの使者ロドヴィーゴ役の中国人(らしき名前の)バス。小柄でほっそりした男性なのに、どこから出るの、この声?

昔の時代の衣装の華やかなオペラもいいけれど、こういうアレンジも面白いです。

ああ、オペラや観劇がやみつきになりそう。
毎月に一回ぐらいは、こういう機会がもてたらいいなあ。
大舞台は高いから、二ヶ月に一回にして、あとは小劇場とかでもいいかな。






Last updated  2011/04/17 08:01:11 PM
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