|
カテゴリ:オホーツクの夏
7月7日今日は七夕。
網走川の河口には、帽子岩と呼ばれる網走を象徴する岩があります。 高さが23mのこの岩は、シルクハットを海上に置いたように見えたことから「帽子岩」と呼ばれるようになったとか。 古くは渡良岩といわれていたそうです。 写真を撮った場所は網走の漁港から。 道の駅流氷街道網走から歩いてすぐ。 遠くには能取岬が見えます。 そして網走川の上流に目をやると、網走の町の灯りが見えます。 でも、なんでこんな時間に暗い中写真を撮りに来たかというと、この帽子岩が7月1日から8月31日までライトアップされているという情報を耳にしたからです。 午後7時半、点灯しました。 昨年試験点灯をして、今年はライトの数を増やしたとか。 カメラのモードをオートで撮ったのがこちら。 そして夜の撮影用のIS3200モードで撮ったのがこちら。 う~ん、やっぱり違いますね。 そしてさらにズームアップ! ところでこの帽子岩、古くは渡良岩(ワタライワ)と呼ばれていたと書きましたが、「ワタラ」とはアイヌ語で「岩」という意味だそうで、この岩が「網走」の地名の発祥の場だという説があります。 古くアイヌの人達は、この岩を「カムイワタラ(神の岩)」と呼んで、漁に出るときと漁から戻った時にこの岩に立ち寄り、漁の安全祈願と漁に対する感謝を表したのだそうです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[オホーツクの夏] カテゴリの最新記事
網走の地名はこの岩からきてたの?!!
(2010年07月11日 05時39分34秒)
政三さんへ
ここはまぎれもなく網走です。 そうなんですよ、この帽子岩から網走の地名がついたという説なんです。 網走という地名にはアイヌ語の解釈に四つの説があったということで、 1.チパ・シリ「幣場(祭場)」で帽子岩を指す。 2.チ・パ・シリ「我等・見つけた・土地」 3.アパ・シリ「入り口の・土地」 4.チパシリ・チパシリとなく鳥(民話) 網走市史では1番目の説をとっているようです。 (2010年07月11日 15時51分20秒)
丁寧なお答え、いたみいります。
地名のいわれて必ずいくつかあるよね。 (2010年07月14日 04時37分15秒)
政三さんへ
わたしも調べていて勉強になります。 網走はアイヌ語の「チパシリ」から来ているというのは知っていましたが、その意味までは知りませんでした。 (2010年07月14日 23時04分11秒) |