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カテゴリ:アナログ人のデジタル奮闘記
やぁ。 こんな時間になっちゃったけど、昨日の予告どおり、『永井大』君の著書にツッコミ。 悪口じゃないけど、ファンは読まないほうがいいかもね。 永井君の出版した、この本 (↓) (←これ) 俺はまだ読んでいません。 TVで本人が紹介していたトレーニング法や、その意義・意味なんかを聞いたうえでの ツッコミなので、出版内容に対するツッコミではない事が前提。 まずそこを勘違いしないでこれからの記述を読むように。 あと、『読んでいないのに、おかしいだろ!』と言う俺への突っ込みも、ナンセンス。 俺は本人の言葉をTVを通じて聞いているから。 さて。 まず、この本を読んでダイエットが出来るとおもっている方は、今のうちに 諦めておいた方が、無駄な労力を支払わなくて済むから、止めておきなさい。 けれど、コレはこの本が悪いという訳ではない。 では、どういうことか? その為には、まず『ラクトレ』と言う表題を解析していこう。 『ラクトレ』=『楽』+『トレーニング』 コレは誰でも、判るはずだ。 けれど、考えなくてはいけないのは、『楽』の意味だ。 『楽な』であろうか? 『楽な』トレーニングなど、俺は聞いたことがない。 実際、トレーニングである以上、肉体に負担をかけることは大前提であり、 肉体に負担がかかっていて『楽な』状態は、ありえない。 例題をあげつらっても仕方ないので答えを出してしまうが、これは 『楽に始められる』 である。 が、コレが実は厄介なほど微妙な言葉なのだ。 永井君の言葉を借りれば、 『ジムに行く必要もないし、誰でも簡単に始められるんですよ』 その通り。 手元にある買い物袋や、自分の腰掛けているイスなどを使ったエクササイズなのだから、 誰でも簡単に始められるのだ。 だから、『楽に始められる』となる。 けれど、ここが大きな落とし穴である。 永井君の人生経験の浅さが出てしまうところなのだ。 日本国内のみならず、『ダイエット関連書籍』がコレだけ出回っているにも拘らず なぜ、未だに永井君が『ラクトレ』と言う本を出版する余地があるのか。 ダイエットに成功する人間が少ないからだ。 かと言って、それぞれの出版物の質が悪い訳ではない。 となれば、読む側の質に問題があると言えるはずだ。 タレントのダイエット書物を考えてみよう。 大抵が30kg以上のダイエットに成功しているタレントが、出版をしているはずだ。 それ以下なら、インパクトも薄いし、売れないからね。 では、その本を出版しているタレントの『その後』はどうだろう? 90%以上がリバウンドしている。 本を出し、他人様に紹介できるほどの効果を自分が証明している筈なのに、 なぜ、また太ってしまうのか? それは、ダイエット施行者の多くが陥る『目標』を設定してしまうためである。 しかし、必要なのは、『目標』を設定することではなく、『領域』に入ることなのだ。 どういう事か? 登山に例えれば、 『富士山の山頂に登る』ことを目指すのではなく、 『富士山の山頂に住む』ことを目指すのだ。 コレだけで、思考の根本が違うことが判るはずだ。 山頂にたどり着き、『いい景色だね~』と満足するのではなく、そこで一生過ごすために 何が必要か真剣に考える。 それが出来るかどうかが、ダイエットの成否の鍵となる。 渡辺絵美さんや「ピンクの電話」の都子ちゃんなど、リバウンドしてしまった人は、 体重減やウエストサイズダウンを目標にしてしまったため、無理に食事制限や 運動を自らに課し、挫折した。 逆に、渡辺徹さんなどは、体型を維持し続けている。 この違いが、『領域に入った』人との違いだ。 渡辺徹さんは、以前TV出演時に語っている。 『いや、無理に運動をしても続きません。 適切な食事に切り替えただけです』 健康を維持するためには、適切な食事をするのが『当たり前』を言う『領域』にいるのだ。 この『当たり前』と考えられるかどうかが、『領域』に入る条件だ。 ここで、永井君の本に戻ろう。 永井君に突っ込みを入れてはいるが、俺と永井君は、同じ『領域』に入っている、 同質の人間だ。 他には、ジャッキー・チェンやジェット・リー、コスギ親子やバリー・ボンズなどを あげておこう。 この『領域』とは、健康・体型・体力などの維持・増進を目指すことが『当たり前』で、 その為にトレーニングをすることが『当たり前』と考える人間の質のことである。 永井君の『ラクトレ』に対する発想はこうだ。 運動がしたい。 ↓ ジムに行きたい。 ↓ 時間が無い。 ↓ でも運動がしたい。 ↓ ジムに行かないで、運動は出来ないか? こうして、『ラクトレ』にたどり着くのだ。 つまり、『ラクトレ』に対する『楽』の意味するところは、 『ジムに行く手間を省く』 と言うたった1点のみであり、時間があればちゃんとジムに行く人間の発想なのだ。 たまたま、ジムに行く時間がないために考え出されたトレーニング方法でしかない。 初めから運動をサボりたがっているあなたに、出来ますか? ダイエットのために、『食事制限をしなきゃいけない』、と考えるのではなく、 ダイエットのためなのだから、食事管理をするのは『当たり前』と考えるのだ。 それまでの食生活が消費カロリーと摂取カロリーのバランスが悪いものであるから、 太っているのだ。 やせたいと考えれば、それを改善するのが、『当たり前』なのだ。 『食事制限』と考えている時点で、失敗は確定している。 TBSに入社すれば、TBSの仕事をするのが当然だ。 TOYOTAに入社すれば、TOYOTAの仕事をするのが当然だ。 そういうことである。 この『領域』と言う観念が判り辛いというのであれば、一つ課題を出そう。 1日5回、腕立て伏せをしなさい。 たった5回です。 それを毎日やるだけで結構。 出来るもんならな。 このたった5回の腕立て伏せが毎日出来るかどうか。 何日連続でサボらずに出来るかどうか。 たった5回だよ。 やってみなさい。 永井君は、まだ若いからがんばればなんとでもなると考えられる。 純粋なんだけど、それが出来るくらいなら、今更ダイエット本など出版される必要はない と言うことに気付いていない。 まぁ、『ラクトレ』はダイエット本じゃないけどね。 という事で、判っただろうか? 一つのきっかけになり得るものではあるし、これを手段として成功する人もいるだろう。 だから、否定はしない。 今日の表題はアレだが、視点はちょっと甘いよ、と言うちょっとしたツッコミでしかない。 ので、永井君のファンは、4ヵ月後に 「何言っとんじゃ、ボケェ!!ちゃんと成功したわ!!」 と言うツッコミを俺にすればよろしい。 その上で、その体型を10年間維持しなさい。 おれは、どんな事でも10年続け(か)ないものを絶対に評価しないからね。 サテ、もう一つの話題で、ギター。 昨日の時点でこうなっていたものを、今日は直し。 細かく見れば、まだ粗が目立つんだけど、そのほうが手作り間があって良いかなぁ? まぁ、もうちょっと手を加えるけど、穴を広げておいた。 まだ道のりは遠いけどね。 がんばんべ~や~~。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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