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カテゴリ:CD-邦楽
by BEAT CRUSADERS
軽快なテンポでグイグイ駆け抜けていく、疾走感が気持ちいい作品です。 重すぎず軽すぎない、聴きやすいギターロックだと思います。 「ISOLATIONS」は溜めるとこは溜め、出すとこはグッと放出するさじ加減が良いです。 厚みがあり、流れていくようなサウンドが心地良いです。 「HIT IN THE USA」はシンプルで爽快なリフが気持ち良いです。 高音で鳴り出すサウンドや、手拍子のようなパーカッションが、ポップで軽やかな雰囲気を一層盛り上げているように思います。 キャッチーで解りやすい唄も、そのサウンドにぴたりと溶け込み、気持ち良く仕上がっています。 「LOVE POTION #9」はサビの突き抜けるような高揚感が良いです。 唄、ギター、電子音が、ひらひらと降りてくるようにバランス良くなっています。 「CLOWN FOR THE DAY」は軽快に踊るような弦楽器隊が良いです。 全体でポップな雰囲気を出しつつ、個々の楽器が少しずつ良い味付けをしている気がします。 「JAPANESE GIRL」はメリハリのついた進行が良いです。 グッと止まる所は止まりながら、グイグイ行く時は軽快に、締まりのある曲になっています。 「BLOCK BASTARD」はゴリゴリのギターロックの上で、うねるように鳴る電子音が良いです。 柔らかく語りかけるように唄う部分と、遠くまで響かせるように唄う部分とのバランス加減も良い感じです。 「S×E×X×I×S×T」はグイグイと進んでいく疾走感が気持ち良いです。 ライブでの盛り上がるような要素を把握した上で、それを上手く取り入れているように思います。 シンプルで解りやすい、一貫したギターロックです。 逆に言えば、似た曲ようなもある印象も受けますが、その中で少しずつ味付けを変え、バランス良く溶け込んでいるように思います。 ポップで爽快なロックが、存分に堪能出来る一枚です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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