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2014年04月16日
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カテゴリ:構音障害

ディサースリア臨床研究のVol.3 No.1 2013.12 文献「言語病理学的疾患を有する患者における舌圧と発話および非発話機能との関係性に関する検討」西尾正輝 他を読みました。

勉強になったことや気になったことは、
(以下は、文献の表現と一部異なります)


 


◆舌圧測定には、JMS社製の舌圧測定器を使用。

◆「会話明瞭度1」、「会話明瞭度1.5~2」、「会話明瞭度2.5~3」の舌圧を比較すると、明瞭度の低下に比例して、舌圧値は低下する傾向を認めたが、3群間に有意差を認めなかった。

◆舌圧と会話明瞭度の関係性について(過去の文献検索)
相関を認めなかった文献が3件、相関を認めた文献が1件

→考察として、舌の筋力はある程度会話明瞭度との関係があるものの著明な関係があるとはいえないことを示している。(中略)舌以外の器官の機能も関与しており、舌の筋力がこれらのなかで際だって明瞭度に影響を与えると解釈するのは控えるべきであることが示唆された。」


臨床でも、舌圧は十分保たれていても、構音に歪みがある症例を時折体験します。
この文献を読んで、納得できる部分も多かったです。


軽度構音障害で、少しでも舌の筋力低下があれば、舌の抵抗運動(筋トレ)を中心に考えていましたが、舌の巧緻性を中心に考えることも必要だと考えさせられました。



日本ディサースリア臨床研究会

上記文献の要旨

 






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最終更新日  2014年04月16日 23時27分45秒
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