地域の気管切開カニューレの勉強会に参加してきました。
高研(コーケン)の方が講師でした。
簡単に学んだことをまとめておきます。(私としては、ほとんど知っている知識でした)
<学んだこと>
- 「コーケンマイスターブレス」は、カフ圧インジケータ付きで、シリンジでカフ圧が調整可能。(カニューレに簡易なカフ圧計がついれいる)
- カフは、必要に応じて1日1~2回5分程度のカフのエアーをほんの少し抜くことにより、粘膜の血流阻害を軽減させることができます。(カタログより)
- 適正カフ圧は一般的に20mmHg前後がよいとされている。
- カフは気管への固定を目的としていません。
- 外径 OD:Outer diameter 内径 ID:Inside diameter
<その他Q&A>
- コーケンネオブレススピーチタイプの内筒が2~3年前に比べて、ロックが甘く、抜けやすくなった印象だが?➡形状や規格などは変わっていないとのこと。
- コーケンネオブレススピーチタイプのワンウェイバルブの取り付け時に、きついことがある印象だが?➡形状や規格などは変わっていないとのこと。
- カニューレ抜去のプロトコルが書かれている文献はありますか?➡わかりませんとのことでした。
標準化されたカニューレ抜去の手順はないですが、「ビジュアルでわかる早期経口摂取 実践ガイド」には、数ページに渡って、その病院でのカニューレ抜去+嚥下訓練の流れが掲載されており、私も参考にしています。
ビジュアルでわかる早期経口摂取 実践ガイド