テーマ:猫のいる生活(136694)
カテゴリ:『猫のいる生活』
昨夜は午前4時過ぎまでパソコンで遊んでしまいました。
午前9時半に「猫神」に叩き起こされます。 今日は「猫神」と一緒に「病院」に行く日です。 タバコで強引に眠気を覚まし、午前10時過ぎに「猫神」と一緒に車に乗り込みます。 約束の時間の10分前に病院に到着します。 通院患者のアンケートが張り出されていたらしく、野次猫の「猫神」は、その掲示板の前から離れません。 「猫神」からの報告によると、「ソファーが汚い」「予約制なのに随分待たされる。後の人が気になって、自分の言いたい事が全部言えない」などが書かれていたそうです。 駅の風雨に晒されたベンチに平気で座る「杉の花粉」は、「ソファーが汚い」と思ったことはありません。 内科や眼科など『病原菌』が充満している待合室は少し気になりますが、この病院にそのような『病原菌』がいるようには思えません。 また、「予約制なのに随分待たされる。後の人が気になって、自分の言いたい事が全部言えない」という回答は、『うつ』患者特有のもののようです。 『自分が待たされて腹を立てる』のではなく、『自分より後の患者』が気になって、『言いたい事が全部言えない』。 『自分より、他の人を気にして』います。 常に自分を主張するのが流行の現代ですので、世の中に「うつ」が蔓延すれば、少しはマシな世界になるのかも知れません。 『活気』は全く失われるでしょうが・・・。 そんな事を考えていると名前を呼ばれて「猫神」と一緒に診療室に入室します。 何時もの通り「猫神」からカウンセリングが始まります。 「実家に帰ることが楽しくて仕方がない。それが影響したのか何かしたくてウズウズしています。」と「猫神」が話し始めます。 「以前は、行きたくなかった『実家』が楽しくなったのは非常に良いことです。」 「一つでも楽しみを見つけると色んなことに波及していくようです。」 「でも、それを『しなくてはいけない』と考えるのは禁物です。」 「楽しんで生活してください」と主治医からアドバイスを受けます。 「猫神」は嬉しそうに聞いていました。 続いて「杉の花粉」に交代です。 「『うつ』は『虚構の病気』だと、先週の月曜日に先生から言われてから非常に楽になりました。」 「それまでは、『頭痛』があれば『うつ』なのか、身体がだるければ『うつ』なのか、と言う具合に全てを『うつ』に関連付けて考えてしまっていたようです。」 「『風邪』でも『頭痛』はしますし、疲れていれば『身体』もだるい。」 「そのことに気が付いたら非常に楽になりました。」 と話始めます。 「『風邪』でも『頭痛』はします。でも『風邪』は、薬を飲んで3日も休めば治ります。」 「『うつ』の『頭痛』などの症状は、『脳』の疲労が原因です。何も考えずに『脳』を休めなければなりません。」 「同じような症状ですが、『如何したら良い』のかは全く異なります。」 「貴方は、未だ『うつ』か如何か『自覚』できていなかったようですから、『常に自分の身体と相談して』下さい。」 「また、奥さんなど周りの人は、本人より『うつ』の症状がハッキリ見えます。」 「廻りの人の意見に耳を傾けるようにした方が良いですよ。」 とアドバイスを受けます。 隣の席では「猫神」が何度も頷いていました。 今日も二人ともニコニコしながらお礼を言って退出します。 特に「猫神」は症状が好転しているので、非常に嬉しそうです。 精算して二人で車に乗り込み、何時もの『喫茶店』を目指します。 「猫神」が『アゴ出汁のスープ』が大いに気に入って『タップリスープ入りヌードル』と評する『ラーメン(アゴだし)』が食べたいと繰り返します。 「杉の花粉」は『ハンバーグ定食』、「猫神」は『ラーメン(アゴだし)』の昼食です。 「猫神」はウットリしながら大のお気に入りの『ラーメン』に酔いしれます。 『病気で何も食べられなかった後に、滋養タップリのスープを飲むような快感』だと喜んでいました。 「猫神」は食べ物にうるさいですが、『高い食べ物』の拘るわけではないので、我が家の家計は安定しています。 次に『糖尿病治療』のため、何時もの『内科医』を目指します。 『採血検査』をして、『風邪薬』の処方箋を貰い、隣の『薬局』で二つの病院・医院の『薬』を処方してもらいます。 『診察』は『病院・医院』で、『薬』は『薬局』でという『医薬分業』のお陰で無駄な待ち時間がなくなりました。 非常に有難いシステムです。 昨日は、何故か『縫い物』に凝っていて1時間しか寝ていない「猫神」と、「パソコン」で遊んでいて6時間しか寝ていない「杉の花粉」は帰宅すると其々の部屋に向かいます。 部屋のドアを開けると我が部屋猫〈かふん〉が飛び込んできます。 「猫餌」を食べると、ベッドに座ってタバコを吸う「杉の花粉」の足を、後ろ足で踏んで行きます。 少し甘えたいようです。 抱き上げてお腹の上に載せ、頭を撫で回すと嬉しそうに眼を細めます。 何時ものように暫らくそうしていて、今日は座椅子の上で丸くなります。 「杉の花粉」も何時しか眠ってしまったようです。 途中「猫神」が「野菜タップリお弁当」を食べていたような、そして勝手に部屋から『食べ物』を持っていったような気がしますが、ハッキリとは覚えていません。 午前1時過ぎに眼が覚めると大好きな保護色毛布の上で〈かふん〉が丸まってスヤスヤ寝息を立てており、その隣で「杉の花粉」は眠っていました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2006年06月15日 03時13分44秒
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