[正子公也表紙コレクション]の記事一覧

★「宇喜多直家」発売！

正子公也が表紙を描いた、高橋直樹著『宇喜多直家』が学陽書房より発売になりました。興味のある方はぜひ書店でご覧ください。「苛烈な戦国の掟の中で伸し上がる宇喜多家再興のためであれば我は鬼となる！」　　　宇喜多直家著者：高橋直樹出版社：学陽書房価格：840円 (税込 882 円)サイズ：文庫ページ数： 381p「ＳＵＩＫＯ１０８ＮＥＷ」は、９月１５日をもちまして楽天ブログからエキサイトブログへ引越しいたします。このところ、ブログ内の広告表示が増えていますが、利用者による非表示選択不可ということですので、たいへん名残惜しいのですが、広告表示の無い「エキサイトブログ」へ引っ越すことになりました。楽天ブログのコメント欄やBBSは書き込みができなくなります。コメントはエキサイトブログへお願い致します。エキサイトブログはこちら！→http://suiko108.exblog.jp/

2008年09月10日

★「嶋左近」発売！

正子公也が表紙を描いた、山元泰生著『嶋左近』が学陽書房より発売になりました。興味のある方はぜひ書店でご覧ください。己の信念に忠実に生きた武人の激闘の生涯！！　　　　嶋左近　著者：山元泰生出版社：学陽書房価格：840円 (税込 882 円)サイズ：文庫ページ数： 347p※ＳＵＩＫＯ１０８ＮＥＷは、楽天ブログからエキサイトブログへ引越し準備中です。このところ、ブログ内の広告表示が増えていますが、利用者による非表示選択不可ということですので、たいへん名残惜しいのですが、広告表示の無い「エキサイトブログ」へ引っ越すことになりました。エキサイトブログもどうぞ宜しくお願いいたします！→http://suiko108.exblog.jp/

2008年08月18日

★『幕末剣豪秘伝』発売

正子公也が表紙を担当した『幕末剣豪秘伝』（ＫＫベストセラーズ）が発売になりました。正子作品の中では珍しい幕末の志士──表紙は“隻腕の美剣士”伊庭八郎（いばはちろう）です。動乱の幕末。ひたすらに剣技を磨き、一刀をもって時代を変えようとした男たち。今なお語り継がれる伝説のサムライたちを一挙に紹介。江戸の三大道場とうたわれた玄式館の千葉周作、最後の剣客伊庭八郎、壬生狼近藤勇、天下の素浪人坂本龍馬など、剣に生きた人々の様々なエピソードや、剣豪として生き抜く術、諸流派の華麗な技の数々を豊富なイラストで解説する。監　修：津本　陽定　価：\720（税込）判　型：文庫　　　　　　　　幕末剣豪秘伝正子公也サイン会のお知らせ

2008年07月23日

歴史群像新書「異戦　信長記2」

正子公也が表紙を担当した中里融司氏著『異戦信長記』の第二巻が、学習研究社より発売になりました。朝倉・浅井同盟、上杉・武田同盟という強大な相手に、劣勢に追い込まれた信長と、家臣随一の地位に引き上げられた秀吉が、本願寺という爆弾と手を結び、東西の強豪大名連合と対決し、混迷の中を戦い抜く仮想戦国軍記。新シリーズ完結編！　　　　　　　　　　　異戦信長記（2）

2008年07月08日

「劇薬の日本史」発売！

正子公也の「細川ガラシャ」が表紙の「歴史ミステリー劇薬の日本史」が笠倉出版社より発売になりました。興味のある方はぜひ書店でご覧ください。「あなたが教科書で学んだ歴史は本当に真実なのか? (SAKURA・MOOK 72 謎ロマンシリーズ) (大型本) 」テレビ東京「歴史のミステリー」（毎週火曜日午後８時）という番組で、この本のCMが放映されています。表紙を飾った「細川ガラシャ」と「斎藤道三」も出演（？）していますよ。価格：￥ 560 （税込）大型本: 66ページ出版社: 笠倉出版社　　　劇薬の日本史

2008年07月06日

『興亡三国志（５）』

赤壁で大敗を喫した曹操だが、漢中を平定し「魏王」となる。一方劉備は蜀漢の王に、孫権は呉の皇帝となり、孔明の「天下三分の計」が実現。だが、曹操亡き後、再び混乱が…。壮大な叙事詩が終に完結！益州を領有し、劉備は孔明の“天下三分の計”を実現。いよいよ魏・呉・蜀の三国鼎立の時代を迎えた。だが、蜀随一の勇将・関羽が呉の呂蒙に討たれ、張飛は部下に殺され、さらに劉備も白帝城に散った。幾多の英傑たちが志なかばに斃れる中、乱世の英雄・曹操も病死した…。劉備に蜀の後事を託された孔明は、曹操の遺した魏を取るべく北へ侵攻。運命の地・五丈原に立った。（本書解説より引用しました）２０００年４月に集英社より発売された文庫、三好徹著『興亡三国志』第５巻の表紙です。絵柄は「諸葛亮」。興亡三国志（5）　　　　百花三国志

2008年06月06日

『興亡三国志（４）』

袁紹を破り河北を平定した曹操は、次の標的を江東の孫権に定めた。孔明のはからいで孫権と劉備は連合軍を結成、武将・周瑜を総大将として、長江に曹操の大軍を迎え撃つ。河北を平定し、荊州をも制した曹操は、勢いに乗じて怒濤の南進を続ける。目指すは長江下流域江東。その覇者孫権に対し曹操は降伏を迫った。だが天才軍師孔明の計らいで孫権・劉備連合軍が結成され徹底抗戦の構えとなった。長江狭しと押し寄せる曹軍の大船団! 水上戦を得意とする孫権軍の大都督周瑜は、必勝の策を胸に秘め、赤壁の江上にて乾坤一擲の決戦に挑む。（本書解説より引用しました）２０００年３月に集英社より発売された文庫、三好徹著『興亡三国志』第４巻の表紙です。絵柄は「孫権」。このイラストの全図は、後の画集『百花三国志』（魁星出版）に収録されています。興亡三国志（4）　　　　百花三国志

2008年06月05日

『興亡三国志（３）』

曹操暗殺計画に加担した劉備を討つべく、曹操は徐州を攻略、関羽をも降伏させる。そして曹操は河北の雄、袁紹と雌雄を決する軍を起こす。一方、劉備は天才軍師・孔明を迎える。“曹操暗殺計画”に加担した劉備を討つため、曹操は徐州を攻略。関羽は降伏するが、劉備の無事を知ると曹操の下を去った。中原への進出を目論む江東の小覇王・孫策の病死により後顧の憂いがなくなった曹操は、河北の雄・袁紹と雌雄を決するべく出陣。決戦の地、官渡へ向かう! 一方、新野に雌伏する劉備は、稀代の天才軍師・孔明を幕下に迎え、勇躍の時を待つ…。（本書解説より引用しました）２０００年２月に集英社より発売された文庫、三好徹著『興亡三国志』第３巻の表紙です。絵柄は「関羽」。このイラストの全図は、後の画集『百花三国志』（魁星出版）に収録されています。興亡三国志（3）　　　　百花三国志

2008年06月04日

『興亡三国志（２）』

権力を握る曹操に対して、その打倒を旗印に英雄たちが集まった。曹操は、自分と劉備が当代の英雄だと言うが…。献帝を擁する曹操は、他の群雄から一歩抜きんでた。暴君董卓が誅殺され、長安を脱出して洛陽に還幸した献帝を迎えたのは、十万の精兵を率いる曹操だった。ここで曹操は他の群雄から一歩抜きん出た。帝を擁し、為政者として絶大な権力を握ったのだ。愈々天下を狙い中原の制覇を目ざす秋が来た。しかし、もう一人の英雄劉備が、雄飛の時を待っていた。終生の宿敵となる両雄の戦いは、いま静かに始まろうとしている。（本書解説より引用しました）２０００年１月に集英社より発売された文庫、三好徹著『興亡三国志』第２巻の表紙です。絵柄は「劉備」。このイラストの全図は、後の画集『百花三国志』（魁星出版）に収録されています。興亡三国志（2）　　　　百花三国志

2008年06月03日

『興亡三国志（１）』

人々に愛されてきた「三国志」。その中で梟雄とされる曹操は、人の才能を愛し、書物を愛し、詩才に長けた人物でもあった。曹操を中心に、今までにない面白さで描く中国乱世物語！後漢末、霊帝の時代。宦官達は帝を恣に操り、天下は麻の如く乱れていた。疲弊した民衆の一部は黄巾賊となって全国に蜂起。大軍を率い首都洛陽に入った董卓が軍政の覇権を握ると、忽ち暴政の嵐が吹く。「乱世がくるぞ」若き曹操は身ぶるいしながら思った。この“乱世の英雄”曹操を中心に群雄たちが繰り広げる壮大な歴史ロマン「三好三国志」。全五巻、刊行開始。（本書解説より引用しました）２０００年１月に集英社より発売された文庫、三好徹著『興亡三国志』第１巻の表紙です。絵柄は「曹操」。このイラストの全図は、後の画集『百花三国志』（魁星出版）に収録されています。興亡三国志（1）　　　　百花三国志

2008年06月02日

『絵巻三國志』

多くの『三国志』ファンを魅了した気鋭の絵巻作家正子公也の画集、ついに登場。桃園の誓いから三顧の礼、赤壁の戦いから五丈原まで、波瀾万丈の三国乱世に翔け抜けた漢たちの姿を熱く描く。１９９７年５月、光栄（現コーエー）より発行された第二画集です。三国志の物語の展開順に構成されており、“絵巻”として物語を追うことができます。正子公也と森下翠の初の共著で、後の『絵巻水滸伝』の原点ともいえる作品かもしれません。こちらも残念ながら絶版となっていますが、多くの作品が２００６年１月、魁星出版から発行された『百花三国志』に収録されています。百花三国志

2008年05月31日

『龍闘野～三国志群雄伝』

野望と浪漫が男達を戦場へと駆り立てる―─劉備、曹操、諸葛亮、項羽、劉邦等、戦乱に明け暮れる中国とその英雄群像を正子公也が壮大で明澄な幻視力で描き切る歴史スペクタル。１９９４年４月、トレヴィルより刊行された、正子公也の記念すべき第一画集です。内容は、“三国志演義”と“楚漢春秋”の二本立て。作品はまだパソコンは導入されておらず、すべてエアブラシによって描かれています。また中に収録されている文章も、正子公也自身が手掛けています。本自体はすでに絶版となっていますが、三国志作品の何点かは、加筆修正されて後の画集に収録されています。百花三国志

2008年05月30日

★「竹中半兵衛」発売！

正子公也が表紙を描いた、三宅孝太郎著『竹中半兵衛』が学陽書房より発売になりました。興味のある方はぜひ書店でご覧ください。　　　竹中半兵衛著者：三宅孝太郎価格：880円 (税込 924 円)文庫: 432ページ出版社: 学陽書房

2008年05月17日

★『戦国風流前田慶次郎』新装発売

正子公也が表紙を描いた、村上元三著『戦国風流前田慶次郎』が学陽書房より新装発売になりました。興味のある方はぜひ書店でご覧ください。おのれの信ずるまま、自由に生きて、出世も望まず、権力を持とうとも思わなかった武将がいた！群雄割拠の戦国の世に前田利家の甥として生まれながら、特定の主君に仕えることを嫌い、生涯をかけて自分だけの生き方と哲学を求め続けた硬骨漢・前田慶次郎。その風流にして波瀾の生涯を描き出す傑作長編小説。著者：村上元三価格：本体 800円 +税文庫: 345ページ出版社: 学陽書房

2008年04月30日

★『蒲生氏郷』発売

正子公也が表紙を描いた、童門冬二著『蒲生氏郷』上下巻が学陽書房より発売になりました。こちらが下巻のカバーイラストです。興味のある方はぜひ書店でご覧ください。「近江商人魂」（人物文庫１９９６年刊）の改題です。「信用」「情報」「忍耐」「才覚」「倹約」をモットーに一世を風靡した近江商人の「商いの原点」と天秤棒精神。天下取りの苛烈な時代を背景に、“信用”第一の着実な歩みが生み出す世界を切り開いていった男と、目まぐるしい闘争が繰り返される権力の世界に生きた男の生涯を通して、現代の日本人の生き方、経営のあり方を問うた雄渾の長編小説。蒲生氏郷（下）価格：￥ 819 （税込）文庫: 391ページ出版社: 学陽書房 (2008/04)

2008年04月13日

★『蒲生氏郷』発売

正子公也が表紙を描いた、童門冬二著『蒲生氏郷』上下巻が学陽書房より発売になりました。こちらが上巻のカバーイラストです。興味のある方はぜひ書店でご覧ください。「近江商人魂」（人物文庫１９９６年刊）の改題です。信長の上洛により近江観音寺城は落城。これによって運命の第一歩を踏み出した二人の男がいた。人質に入った信長の元で薫陶を受け、大きく成長する戦国武将蒲生氏郷と、天秤棒一つを手にさまざまな苦難の中から商いの正道を切り開いて行く近江商人西野仁右衛門。現代に似た混迷の戦国末期を背景にそれぞれの戦いの生涯を描く。蒲生氏郷（上）価格：￥ 819 （税込）文庫: 393ページ出版社: 学陽書房

2008年04月12日

歴史群像新書「異戦　信長記１」

正子公也が表紙を担当した中里融司氏著『異戦信長記』の第一巻が、学習研究社より発売になりました。朝倉・浅井同盟、上杉・武田同盟という強大な相手に、劣勢に追い込まれた信長と、家臣随一の地位に引き上げられた秀吉が、本願寺という爆弾と手を結び、東西の強豪大名連合と対決し、混迷の中を戦い抜く仮想戦国軍記。新シリーズ第一巻！　　　　　　　　　　　異戦信長記（1）

2008年03月26日

「真説水滸伝～最強の豪傑は誰だ」発売！

近頃話題のコンビニ売りのムック本として、「真説水滸伝～最強の豪傑は誰だ」が発売になりました。内容は原典準拠の好漢１０８人+αの人物紹介をメインに、コラムや当ブログでも紹介した水滸伝スポットの写真、もちろん「絵巻水滸伝」のイラストも満載です。原典読者はもちろん、絵巻ファンにも楽しめる内容となっています。全国コンビニエンスストアで販売中ですので、ぜひ手に取ってご覧下さい。249ページ定価５００円

2008年03月09日

ベトナム版「三国志」

　こちらは、ベトナム版「水滸伝」と同じ出版社から刊行されている「三国志」の第2巻です。桜井りょうさんが、「水滸伝」と一緒に届けてくださいました。　右上の諸葛亮は正子公也の絵ではありませんが、左下にいるのは……「絵巻水滸伝」の“金槍手徐寧”ですね。三国志になぜ、徐寧が？　今回、入手していただいたのは2巻だけですが、他の巻も気になりますね。　桜井りょうさん、ありがとうございました！「Nha Xuat Ban Van Hoa Sai Gon（サイゴン文化出版社）」価格：99.000ベトナムドン

2008年02月25日

ベトナム版「水滸伝」下巻

昨日に引き続き、こちらはベトナム版「水滸伝」（絵巻水滸伝ではありません！）の下巻です。下巻の表紙を飾るのは“両頭蛇”解珍。あなたも旅行先で、思わぬ場所で、絵巻水滸伝の好漢たちに出会ったら、ぜひ写真を撮って送ってくださいね。桜井りょうさん、ほんとうにありがとうございました。「Nha Xuat Ban Van Hoa Sai Gon（サイゴン文化出版社）」価格：93.000ベトナムドン（約800円）

2008年02月24日

ベトナム版「水滸伝」上巻

以前、みなさんにご紹介しましたベトナムで発行されている「水滸伝」の本です。上巻の表紙は、正子公也が描いた“活閻羅”阮小七。（無断使用ですが…）ベトナム旅行に行かれたファンの方が見つけてくださったのですが、先日、ご丁寧に正子のもとへ届けてくださいました。桜井りょうさん、貴重な本を、ありがとうございました！内容は「絵巻水滸伝」ではなく「水滸伝」の訳本（上下巻）です。桜井さんの情報によりますと、おそらく１９６０年に出版されたものを、別の出版社が分冊して再版したもののようです。ハードカバーでしっかりとした作りの本です。大きさは、高さ245mm幅165mmで、上巻684ページ、下巻712ページ。本文は（当然ですが）ベトナム語。挿絵が各巻3～4点掲載されています。「Nha Xuat Ban Van Hoa Sai Gon（サイゴン文化出版社）」価格：93.000ベトナムドン（約800円）

2008年02月23日

★「書剣恩仇録〈四〉」

引き続き、小説「書剣恩仇録」文庫版第四巻（金庸（きんよう）著、岡崎由美訳、徳間書店）の表紙を飾ったイラストです。「金庸先生とはご縁があり、ご一緒に会食したことがあります。金庸先生は僕の描いた“東邪”をいたく気に入ってくださり、その折直接、絵をご所望され、プリントアウトしたものをお渡しいたしました。金庸作品のキャラクターは「碧血剣」の“金蛇郎君”夏雪宜の他に、“神チョウ（周+鳥）侠”楊過、小龍女、“東邪”黄薬師、“西毒”欧陽鋒など、未発表作品も数点存在するのですが、権利関係が複雑で、なかなか発表する機会がありません」（正子談）書剣恩仇録（4）

2007年12月15日

★「書剣恩仇録〈三〉」

昨日に引き続き、小説「書剣恩仇録」文庫版第三巻（金庸（きんよう）著、岡崎由美訳、徳間書店）の表紙を飾ったイラストです。この小説は金庸先生の処女作。一躍、人気作家となり、以後次々と長編12作品を発表、その総てが幾度も映像化されています。ちなみにこの作品の登場人物のなかで正子のお気に入りは、“千手如来”趙半山だとか。書剣恩仇録（3）

2007年12月14日

★「書剣恩仇録〈二〉」

昨日に引き続き、小説「書剣恩仇録」文庫版第二巻（金庸（きんよう）著、岡崎由美訳、徳間書店）の表紙を飾ったイラストです。一巻では、主人公の陳家洛（ちんからく）率いる紅花会を象徴して、紅の夕日に紅い花びらを、第二巻では舞台となった西湖をイメージして、魚をデザインした大斧を描いています。　書剣恩仇録（2）

2007年12月13日

★「書剣恩仇録〈一〉」

これは金庸（きんよう）著、小説「書剣恩仇録」文庫版（徳間書店）の表紙を飾ったイラストです。人物ではなく、武器を──という編集部からの要望があり、偃月刀の画になりました。清代を舞台にした、いわゆる武侠小説ですが、金庸作品の中でも特に水滸伝との共通点の多い作品です。興味のある方は、これを機会に、お読みになってみてはいかがでしょうか。訳は岡崎由美先生です。　書剣恩仇録（1）

2007年12月12日

『公主帰還』

正子公也が表紙を担当した井上祐美子さんの短編集『公主帰還』が中央公論社より発売中です。宋代に題材とった珠玉の短編集。興味のある方は、ぜひ手に取ってご覧ください。南宋の時代、金国に連れ去られたはずの公主が臨安に帰ってきた。彼女は果たして、本物なのか？表紙イラストは南宋の都であった臨安（現在の杭州）をイメージしています。群れから離れ、一羽の雁が都に帰ってくるのを、黒猫が眺めています。公主を雁に喩え、物語を象徴的に描いてみました。作品にも登場する黒猫は、物語の重要な鍵を握っています。　　　　　　　　　公主帰還

2007年10月07日

★金庸先生来日記念！「碧血剣（三）」

中国が誇る武侠小説の大家、金庸氏が京都の東映太秦映画村で行われる「太秦戦国祭り」（９月２９、３０日）内のイベント、“国際クロスメディアシンポジウム”のために来日されます。それを記念して、かつて正子公也が担当した金庸小説の表紙をご紹介します。なお、「太秦戦国祭り」では、正子公也の「戦国絵巻」武将画展も行われています。魁星出版による書籍の販売も行われますので、興味のある方はぜひいらしてくださいね。「碧血剣（三）」これは小説「碧血剣」の三巻の表紙です。人物は金蛇郎君です。一巻から三巻を並べて見ると…。物語の中で彼の正体が徐々に明らかになっていく様が、絵で表現されているんですね。碧血剣（3）

2007年09月30日

★金庸先生来日記念！「碧血剣（二）」

中国が誇る武侠小説の大家、金庸氏が京都の東映太秦映画村で行われる「太秦戦国祭り」（９月２９、３０日）内のイベント、“国際クロスメディアシンポジウム”のために来日されます。それを記念して、かつて正子公也が担当した金庸小説の表紙をご紹介します。なお、「太秦戦国祭り」では、正子公也の「戦国絵巻」武将画展も行われています。魁星出版による書籍の販売も行われますので、興味のある方はぜひいらしてくださいね。「碧血剣（二）」これは小説「碧血剣」の二巻の表紙です。人物は金蛇郎君。ちなみに彼が手にする金蛇剣のデザインは、後に映画「PROMISE ＜無極＞」の中で『鬼狼（クイラン）』の剣にアレンジされて登場します。碧血剣（2）

2007年09月29日

★金庸先生来日記念！「碧血剣（一）」

中国が誇る武侠小説の大家、金庸氏が京都の東映太秦映画村で行われる「太秦戦国祭り」（９月２９、３０日）内のイベント、“国際クロスメディアシンポジウム”のために来日されます。それを記念して、かつて正子公也が担当した金庸小説の表紙をご紹介します。なお、「太秦戦国祭り」では、正子公也の「戦国絵巻」武将画展も行われています。魁星出版による書籍の販売も行われますので、興味のある方はぜひいらしてくださいね。★このブログを見て、会場の戦国絵巻武将画展示会に来て下さった方、先着１０名様に、「絵巻水滸伝特製カレンダー」をプレゼントいたします。会場にいる書籍販売担当者に合言葉を伝えてくださいね！合言葉は「酒、酒、肉」（ｂｙ魯智深）です※正子公也およびＳＵＩＫＯ１０８もイベント参加のため京都へ向かいました。戻るまで、ブログの管理はＳＵＩＫＯ１０７が行いますので、みなさん、どうぞ宜しくお願いいたします。「碧血剣（一）」これは小説「碧血剣」の表紙を飾ったイラストです。人物は金蛇郎君です。彼は全３巻のなかで劇的な変化を遂げます。どんなふうに変化するのか……２巻、３巻の表紙をお楽しみに。碧血剣（1）

2007年09月28日

★「胡蝶桃源記」

これは三国志に題材を採った短編集『麒麟よ、風雲を翔けよ』に収められた、森下翠の短編「胡蝶桃源記」の表紙です。人物は呉国の美しい姉妹“二喬”です。中表紙のためモノクロになっていますが、カラーバージョンは画集『百花三国志』（魁星出版刊）にて見ることができます。※この表紙と「鴻鵠は暁の雨に啼く」の表紙は正子公也がデザインも担当しています。２００５年６月発行／コーエー刊

2007年09月23日

★「麒麟は蒼天の月を踏む」

これは三国志に題材を採った短編集『龍よ、蒼天に舞え』に収められた、森下翠の短編「麒麟は蒼天の月を踏む」の表紙です。人物は“天水の麒麟児”と呼ばれた姜維です。中表紙のためモノクロになっていますが、カラーは画集『百花三国志』（魁星出版刊）にて見ることができます。２００５年３月発行／コーエー刊

2007年09月21日

★「鴻鵠は暁の雨に啼く」

これは三国志に題材を採った短編集『黄土の獅子たち』に収められた、森下翠の短編「鴻鵠は暁の雨に啼く」の表紙です。中表紙のためモノクロになっていますが、正子公也にはたいへん珍しい人物のない作品ですまるで日本画のような品格がありますね。ちなみに、この二羽の鷹は、物語の主人公である夏侯惇と曹操を表現しています。２００５年４月発行／コーエー刊

2007年09月19日

★『元宋興亡史』

これは森下翠の単行本、『元宋興亡史』の表紙です。内容は南宋の滅亡と元の興隆を、史実をもとに描いています。向かって左側の人物が、南宋末の歴史を彩る悲劇の宰相、文天祥。右側の人物がモンゴルから漢地に入り、元朝の初代皇帝となるフビライです。２００２年３月発行／学研Ｍ文庫

2007年09月09日

★『黄土の虹』より「天鵝」

祥伝社刊の中国歴史短編集、『黄土の虹』に収録された森下翠の「天鵝」の中表紙です。“天鵝”（てんが）とは中国語で白鳥のこと。物語は春秋時代の悲劇の美女、西施を描いています。この表紙イラストはカラーで描かれた作品をモノクロに直して発表されました（カラーバージョンは未発表）。ページ全体のデザインも正子が担当しています。２０００年２月／祥伝社刊黄土の虹

2007年09月04日

★『三国志の不思議な話』

森下翠の幻のデビュー作、「月の娘」が掲載されている短編集です。６人の作家による、三国志を題材にしたファンタジー風の作品が収められています。表紙はそれらの作品の中から、正子公也が自ら選んだ森下翠の作品のイメージイラストです。正子・森下コンビの初の合作なわけですが、この時点では面識はありませんでした。目にした人はかなり少ないはずですが、『絵巻水滸伝』誕生のきっかけともなった表紙だと云えるかもしれませんね。イラストの全図は第二画集『絵巻三國志』（１９９７年光栄刊）に収められています。１９９４年１２月発行／株式会社　光栄刊

2007年08月31日

★『絵巻水滸伝～梁山豪傑壱百零八』

これはすでに絶版となっているグラフィック社刊行の『絵巻水滸伝～梁山豪傑壱百零八』の表紙です。魁星出版より再刊されたものとは、だいぶ雰囲気が違いますね。魁星版では『絵巻水滸伝』に合わせて、右開きから左開きに変更し、収録された絵も約30点が加筆修正され、挿入されている文章や巻末の人物紹介に英訳が併記されています。また折り込みポスターもグラフィック社版にはついていません。その他にも、細かなところで変わっている部分が色々とあるのですが……両方お持ちの方は、探してみてくださいね。また印刷方法の違いから、グラフィック社版は鮮やかな色彩、魁星版は落ち着いた色合いになっていますので、同じ絵を比べてみるのも面白いですよ。 ★魁星版『絵巻水滸伝梁山豪傑壱百零八』★

2007年08月28日

★『呉・三国志』

表紙ではありませんが、正子公也のレアグッズをご紹介します。これは２００３年に発売された『呉三国志』（伴野朗著・集英社）の宣伝用ＰＯＰです。イラストは江東の雄・孫堅。書店に飾られたはずなのですが、ご覧になった方はいるでしょうか？三国の攻防を呉を中心に大胆な新解釈を加えて描いた『呉三国志』は、正子公也が文庫判（全10巻）の表紙を手掛けています。（ＰＯＰ、表紙を飾ったイラストは共に画集『百花三国志』に収録されています）呉・三国志（1（孫堅の巻））　　百花三国志

2007年07月10日

★網路三国

台湾で発売されたインターネットゲーム「網路三国」の攻略本です（２０００年発行）。イラストは劉備、関羽、張飛の桃園三兄弟。このゲームのパッケージ用に描き下ろされたものです。背景付きバージョンは『百花三国志』（魁星出版）にも収録されています。このゲーム自体のキャラクターデザインには、正子公也は関わっていません。１６８ニュータイワンドル（約７００円）。百花三国志

2007年07月09日

★ベトナムの水滸伝（下）

こちらは下巻です。弟をさしおいて“両頭蛇”解珍もベトナムデビューです。それにしても、なぜ阮小七と解珍なのでしょう。船と弓でいい感じだったのか、二人がベトナム人好みなのか……。日本を出た好漢たちは、中国、台湾を経て、ついにベトナムまで到達しました（水滸後伝みたいですね。タイでの発見が待たれます）。彼らはいつか地球の裏側まで旅していくかもしれません。あなたも旅行先で、思わぬ場所で、絵巻水滸伝の好漢たちに出会ったら、ぜひ写真を撮って送ってくださいね。

2007年07月02日

★ベトナムの水滸伝（上）

“活閻羅”阮小七、ベトナムデビュー!?これはベトナムで発行されている「水滸伝」の本です。ベトナム旅行に行かれたファンの方が画像を送ってくださいました（桜井りょうさん、珍しい貴重な画像をありがとうございます！）。内容は「絵巻水滸伝」ではなく「水滸伝」の訳本（上下巻）です。桜井さんの情報によりますと、おそらく１９６０年に出版されたものを、別の出版社が分冊して再版したもののようです。「Nha Xuat Ban Van Hoa Sai Gon（サイゴン文化出版社）」価格：93.000ベトナムドン（約800円） ※関係者の方、ご覧になりましたら是非ご連絡を！

2007年07月01日

「Director's　MAGAZINE　2000年1月号」

刊行:クリーク・アンド・リバー社これは日本で発行されている雑誌ですが、業界誌のため一般の方の目に触れることは殆どなかったのではないでしょうか。表紙は、この雑誌（２０００年１月号）のために描き下ろされたイラストです。辰年にちなんで描いたということですが、妖精と龍という、正子公也には珍しいファンタジックな作品になっています。

2007年06月23日

『看電影』

日本のファンの皆さんには見る機会のなかった、中国で刊行された正子公也の表紙を中心にご紹介しています。これは中国で発行されている映画雑誌です（２００５年１２月１５日号）。表紙は２００５年に公開された陳凱歌監督の大作『無極』（邦題「PROMISE」２００６年日本公開）のポスター用に書き下ろされた「大将軍　光明（こうみょう）」です。この号には内容が同じで別表紙のバージョンのものもあり（青い表紙の「無歓（むかん）」、黄色い表紙の「鬼狼（きろう）」）、当時『無極』が中国でいかに話題になったかを窺い知ることができます。ちなみに陳凱歌監督の次の作品は、中国が誇る伝説的な京劇俳優・梅蘭芳をテーマにした作品に決まったとのこと。楽しみですね。

2007年06月22日

『辺城浪子〈四〉』

古龍 (著), 岡崎由美 (翻訳) 出版社: 小学館 (1999/8)すでに絶版となっている小学館文庫『辺城浪子』シリーズの表紙です。こちらも『今古伝奇・単月号』の表紙を飾ることの無かったイラストです。古龍の作品は、現在、陸小鳳（りくしょうほう）シリーズが早稲田出版から刊行中です。興味のある方は、これを機会に、お読みになってみてはいかがでしょうか。　　　　　　　　　　　　金鵬王朝

2007年06月12日

『辺城浪子〈三〉』

古龍 (著), 岡崎由美 (翻訳) 出版社: 小学館 (1999/8)すでに絶版となっている小学館文庫『辺城浪子』シリーズの表紙です。こちらも『今古伝奇・単月号』の表紙を飾ることの無かったイラストです。

2007年06月11日

『楚留香　蝙蝠伝奇（下）』

古龍 (著), 土屋文子 (翻訳) 出版社: 小学館 (1998/12)これはすでに絶版となっている小学館文庫『楚留香』シリーズの表紙です。『今古伝奇・単月号』の表紙を飾ることの無かったイラスト。

2007年06月10日

『今古伝奇・単月号』裏表紙

日本のファンの皆さんには見る機会のなかった、中国で刊行された正子公也の表紙を中心にご紹介しています。今回は『今古伝奇・単月号』の裏表紙。『今古伝奇』社が発行する四種の雑誌（故事版、単月版、双月版、武侠版）の広告が載っており、そのうち二種（故事版、単月版）が正子公也の表紙、武侠版は中国の画家と正子の共作？です。下段には『三国志』桃園三兄弟と諸葛孔明（……合成）も登場し、『今古伝奇』を熱烈絶賛しています。

2007年06月09日

『辺城浪子〈一〉』

古龍 (著), 岡崎由美 (翻訳) 出版社: 小学館 (1999/06)これはすでに絶版となっている小学館文庫『辺城浪子』シリーズの表紙です。『今古伝奇・単月号』第四期（６月6日掲載）の表紙を飾ったのと同じイラストが元になっています。どこが変わっているか、比較してみてください。この絵にも小学館版や今古伝奇版とは異なる、オリジナルバージョンが存在します。

2007年06月07日

『今古伝奇・単月号』第四期

日本のファンの皆さんには見る機会のなかった、中国で刊行された正子公也の表紙を中心にご紹介しています。『今古伝奇・単月号』は、このコーナーでお馴染みとなった『今古伝奇』の姉妹版で、『今古伝奇』創刊二十周年を記念して刊行されました。ちなみに「単月号」とは「奇数月号」という意味です。今回の表紙の題材は、中国武侠小説を代表する古龍（こりゅう）の作品から「辺城浪子」です。『今古伝奇』ほどではないで目立ちませんが、実は色や背景など中国のデザイナーの手によって大分アレンジされています。

2007年06月06日

『楚留香　蝙蝠伝奇（中）』

古龍 (著), 土屋文子 (翻訳) 出版社: 小学館 (1998/12)これはすでに絶版となっている小学館文庫『楚留香』シリーズの表紙です。『今古伝奇・単月号』（６月３日掲載）の表紙を飾ったのと同じイラストが元になっています。どこが変わっているか、比較してみてください。

2007年06月05日

『今古伝奇・単月号』第三期

日本のファンの皆さんには見る機会のなかった、中国で刊行された正子公也の表紙を中心にご紹介しています。『今古伝奇・単月号』は、このコーナーでお馴染みとなった『今古伝奇』の姉妹版で、『今古伝奇』創刊二十周年を記念して刊行されました。ちなみに「単月号」とは「奇数月号」という意味です。三号の巻頭小説は「袁延蛟の命ごい」……どんな物語なんでしょう。今回の表紙の題材は、中国武侠小説を代表する古龍（こりゅう）の作品から「楚留香」です。（今回も生足が……）

2007年06月03日