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テーマ:徒然日記(22895)
カテゴリ:その日の出来事
今晩は。独酌です。
昨日は「七夕」でしたが皆さんは何か願い事をされましたか? 東京は生憎の天気で星は見えませんでしたが、近所の商店街は七夕飾り?というのでしょうか、火消しの【纏】を思い切り派手にしたような吹流しを吊るしてました。その割には笹や竹は飾られてませんでしたね。 ウチでは笹の変わりに睡蓮やらヒルギ(通称マングローブ)やらを飾ってたわけですが空を見上げて祈りましたよ、独酌は。 「雨止んでくれ!」 この日、東京は朝5時頃から激しい雷雨に見舞われ睡蓮鉢やプラスチックの池の水位がみるみる上がり溢れ始めました。 メダカみたいに小さい魚は水と一緒に流される事があるので傘を差し掛けたりして見守っていましたがどうやら無事の様子。 小さいなりにも大人なので流されないように底の方でじっとしてました。 これが稚魚だったら流されて下水に引越す羽目になるか、悪くすると煮干になるところです。 一番心配だった洗面器に入れたメダカも何とか流されずに頑張ってたし・・・何で洗面器なんかに入っているかと言うと、アクシデントがあって日曜日の夕方に睡蓮鉢がヒトツ割れてしまったからです。 日曜の昼にいつもの小料理屋でYさんと待ち合わせです。 「はい、お土産」 期待通りの形状の箱を頂きました。 ただ、心持ち小さい。 4合瓶より一回り小さいサイズの箱です。 まあ、こういうお洒落な酒もあるだろう・・・箱を開けてみると「お酢」でした。 【かぼす酢】というもので果汁と米酢を割ったものだそうです。 お酒じゃなかったけど独酌はお酢も大好きなので、これもアリです。 試しに舐めてみるとゴクゴク飲めるくらい美味しい。 店の女将が出してくれたイサキとイカの刺身をこのお酢と塩で食べてみます。 「うめぇー!」 二人揃って声を上げます。酒が進みますね。 結局2人でビール1本、4合瓶2本と枡酒2杯も飲んでしまった。昼間っから。 Yさんは夕方から娘さんのところへお土産を持って泊まりに行くというので、残ったお酢を貰って家に帰ります。 ベランダにディレクターチェアを出して、魚を眺めながらワインを飲んでいたらムスコが剣道の昇段試験から帰ってきました。 どうやら合格したようです。後輩を連れて来て、腹が減ってるというので軽くバーベキューをする事に。 七輪ヒトツだけではムスコが肉を食うスピードに追いつかない(要は他の人の口に入る程の肉を焼けない)のでバーベキューセットを買ったのですが、足が付いてるから食べてる最中の姿勢が楽だし炭の扱いも七輪より全然簡単。 何より焼く面積が七輪の3倍はあるので、ゆっくりと落ち着いて食べられます。 バーベキューといっても串に刺したりといった手間はかけずに肉屋で買った肉と魚屋で買ってきたエビとホタテを焼くだけ。 これじゃ只の焼肉だな・・・簡単で良いけどね。 「来年は2段の試験だぁ!・・・これに合格したらオヤジより強いって事だよねぇ?」 「はぁ?」 「だって『3倍段』て言うじゃない」 ムスコの戯言を解説すると、俗に「剣道3倍段」と言って剣道の有段者が刀を持つと自分の段数の3倍の他の武道の有段者と互角になると言われている事を指してるのだが、刀と素手じゃ「3倍」とかの次元じゃなくて普通は勝負にならないので、あくまで「木刀や竹刀」を持った場合の話である。ムスコの頭の図式としては 【剣道2段X3=6段の自分>空手4段の独酌】となるらしい。 「お前さぁ、竹刀で俺に勝てると思うのか? 竹刀じゃ人は殺せないぞ」 「んなの解ってるよ、木刀で勝負だ!」 「それじゃ俺も木刀で勝負してやるよ、銃や刀じゃなくて」 「えぇー! 何でだよ卑怯者!」 「・・・」 対等の条件で勝負する事のどの辺が卑怯なんだ? 「剣道3倍段」には空手や合気道の有段者が刀を持つと自分の段数の3倍に匹敵する能力になる事を指すのだという場合もある。 「俺が喧嘩の時に素手じゃなくて木刀持ってたらどうなると思う?」 「・・・そりゃぁ、相手に迷惑な話だねぇ・・・」 夕方6時前にムスコの後輩が帰ったので、本格的に飲み始めようとしたらハハから電話が。 「今、サウナから出たのでこれから向かう」との事。何でもビンゴゲームで「ステーキ」が当ったらしい。 ここのサウナは日曜日毎にビンゴ大会をやっていて、ビンゴになった人から順番に好きな賞品を貰える仕組みなんだそうだ。 この日は14型の薄型テレビ、自転車と来て3番目に独酌ハハ・・・残った賞品の中で一番良さそうなのが「ステーキ肉」だったらしい。 丁度ヨメも帰ってきたのでチチ・ハハの来訪を伝えると「肉しかないから魚買って来て」というので近所のスーパーへ向かう。 何故、魚屋じゃなくてスーパーに行くのかと言えば、チチは車なのでビールが飲めない。最初から泊まる気であれば薬も持参してるのだが今日は想定外。どうせハハは飲む気でいるのだから一人だけ飲めないのは不憫だから「ノンアルコールビール」を買っていってやろうと思ったからである。キリン・サッポロ・アサヒと各社から出ているので2本づつ買ってみる。 刺身・豆腐・水ナスの浅漬けなど、年寄りが口にしそうなものを買い込んで帰ってみると・・・ハハだけムスコとソファーに座ってテレビを見てた。「オヤジは?」と訊ねると「じいちゃんビール飲みたいから帰る!っておばあちゃん置いて帰ったよ」とムスコの弁。 何でも昼からサウナに入っていたので頭の中が「サウナから出たらビール!」になっていたらしい。 こうなると、飲まずに我慢出来ないから「お前は電車かタクシーで帰って来い」とハハを置いて帰ったモヨウ。 チェッ! 重い思いをして買ってきたノンアルコール・ビールがムダになった。それにしても家に帰って喰うものあるのだろうか? そう口にしたら「何かしらつまんでるわよ」とハハの弁。 そのハハは心置きなく飲んで食って帰っていった。 食後の酒をバーボンに替えて再びベランダへ出る。 独酌はベランダへ出る時は大抵は下駄である。 特に夏場は素足に下駄が気持ち良い。 もう暗かったので魚は見えそうもなかったが睡蓮鉢の方へプラプラと歩く。 案の定、よく見えないので部屋へ戻ろうとした時に下駄が脱げて、足から離れた。 コン! 軽やかな音の後にスッパリ割れました。 懐中電灯で照らしながら何とか魚を回収してとりあえず洗面器へ。 他の場所へ入れてしまうと、選別が面倒。 草などが生えてる容器から小さなメダカを選んで掬うのはケッコウ大変なのである。 そのまま放置すれば雑種が出来てしまう事は必定なので緊急処置として洗面器。 次の休みに買いに行くか、ネットの通販かと考えてる最中です。 やはりお酒は「楽しく適量を」が宜しいようで。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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